死せる晋三、生ける文雄を走らすという構図が形成された

2022年7月8日、我が国で最も長い期間、総理大臣を務めた安倍晋三元首相が銃弾に倒れた。
銃殺は多くの聴衆が見守る街頭演説の場で行われたため、実行犯と思われる人物は現行犯逮捕された。
実行犯による犯行動機について、連日報道され、如何にも日本のマスコミらしい理由付けがなされ、多くの日本人はそれにうなずいて満足している。
果たしてそうか。
今回、何故、安倍晋三元首相は殺されたのか、一体誰が何の目的で殺したのか、その背後でどのような権力争いがあったかについて、筆者の私見を述べたいと思う。
ただし、状況証拠のみで語るため、興味のある方のみ、読み進めていただければと思う。

ここから先は

4,101字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?