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ターメリックとジンジャーのお茶でポカポカ

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。

クリスマスが終わりまして、世の中はセールでございます。(笑) 今はワクチン接種記録と本人確認の身分証明書がないと店に入れませんが、人口の71%が接種しているので、多くの人が買い物を楽しんでいました。

ブースター接種を受けた人は完全接種者の半数を超えました。(37.3%)
クリスマスマーケットが撤収されたのは寂しいけれど人出があるのにホッとします。ノーモアハードロックダウン🙏

さて、今夜のフランクフルトは雪にならず雨でした。傘を忘れたので少し雨にかかってしまい…。

風邪をひきたくないのでティータイム。今日はよしおさんが買ってきてくれたターメリックとジンジャーのお茶にしました。

パッケージがなんとなくドイツっぽいと思えるのはBioの大きな文字と素材を全面に出しがちだからでしょうか。

ほーっ。温まります。生き返るなあ〜☺️

こちらのBünting Tee はオストフリースラントで200年以上の歴史を持つ家族経営企業です。

フリースラントはオランダとドイツの北海沿岸地域で沖合にあるフリースラント諸島を含む地方で、フリースラントには北、東、西と分けられ、北と東(オスト)がドイツ、西はオランダに属しています。

オストフリースラントは北ドイツにあり、ドイツには珍しい紅茶文化があることで有名です。そのオストフリースラントで最古の老舗ブランドがBünting になります。

創業は1806年、この頃はフランス統治下にありながら、オランダからの干渉を強く受けている時期でした。(結果一部がオランダに併合)政治的にも経済的にも混乱期、お茶とともに物資をイギリスに流す商いで財を成す商魂たくましい人たちもいたようです。ビュンティングファミリーがそういう商売をしていたとは言いたいのではなくて、お茶をはじめとしたスパイスの取引がオストフリースラント経済にとって非常に重要であったことを示すエピソードだと思ったのです。

このあとオストフリースラントはプロイセンに併合、次にハノーファー王国に併合、再びプロイセンに併合と続きます。

様々な政治リスクに直面しながらもビュンティングは上手にリスクマネジメントと才覚を発揮して200年続くブランドとして生き残ったのですからすごいです。

1806年創業と、創業者ヨハン・ビュンティングの署名がしっかり印刷。ヨハンは農家の息子で24才で起業。エライよヨハン…。

歴史の重みを感じながら、お茶🫖を飲ませていただきました。

オストフリースラントの紅茶文化にご興味のある方は是非こちらの記事をご覧くださいね。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

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