記事一覧
ビジネスシステムにおける概念モデルの重要性
市場のグローバル化と各個人の価値判断が多様化したことにより、市場はドラスティックに変化を続けています。経験と勘による従来型の経営ではなく、リアルなデータに基づいた経営判断の重要性が高まっています。
IT技術が進化した今、データを収集・活用してビジネスを継続し、発展させるためには、そのビジネスに適したITシステムが必要であるのは言うまでもないでしょう。
データは、ビジネスで扱うモノや人、役割、出
88. Entity Framework
前回の記事
はじめに今回から、Entity Framework の記事を始めます。
Entity Framework は、データベースを使うシステムにおいて、データモデルと実装をつなぐテクノロジーセットです。
え?IoT に関係する?なんて声が聞こえてきそうですが、IoT デバイスで収集したデータ、更に、IoT ビジネスに関係するデータ群の管理にはデータベースが必須なのは言うまでもないので、En
86. Android Studio を Windows for Linux で使ってみる
前回の記事
はじめに今回は、前回まで書いてきた Matter の開発環境のセットアップの過程で、試してみた、Windows for Linux に Android Studio をインストールする方法を紹介します。ちなみに、Android Studio は Windows でも動くのですが、Matter 側の CHIP-TOOL というツールのビルドが Windows 上ではできないようなので、
85. Matter を実デバイスで動かす
前回の記事
はじめに全体の開発環境の準備が終わったので、サンプルアプリケーションを実デバイスで動かすことを試みます。
使用するデバイス今回は、ESP32 系のデバイスを使うこととします。
実デバイス用開発環境のセットアップ
実デバイスを使うには、その実デバイス向けの開発環境が新たに必要です。ESP32 系デバイスの開発のとっかかりとして、
Working with the CHIP Too
84. Matter の開発環境を整える ~ 続き
前回の記事 次回の記事
はじめに今回も引き続き、Matter の開発環境のセットアップを試すことにします。
何故かって?
Building Matter — Matter documentation (project-chip.github.io)
このページを読むと、Docker を使わない方法もあるって書いてあるから
Azure VM Ubun
83. Matter の開発環境を整える
前回の記事 次回の記事
はじめに今回は、Matter の開発環境を整えます。
この記事をすべて読むと、生半可な気持ちでは Matter の開発環境は整えられないことがわかると思いますが、困っている方、是非ご一読を
Windows for Linux と Visual Studio Code で開発を行うまずは、Windows for Linux(U
82. Matter ってなんぞ?
前回の記事 次回の記事
はじめに最近参加した OpenEL の会合で、Matter というプロトコルを耳にしました。
スマートホーム系で既にデファクトということで、調べてみることにします。
…そういえば、この定期購読マガジンのタイトルは、「Azure の最新機能で IoT を改めてやってみる」でした。Matter は全く関係ない(笑)けどまぁいいか、
81. Device Streams を試す
前回の記事 次回の記事
はじめにAzure IoT Operations 、そろそろ試そうかなぁ、でもまだプレビューだしぃ…等と思いつつ、今回は、Azure IoT Hub の一機能として公開されて永らくずっとプレビュー状態の Device Streams を試してみることにします。
この機能、俺好きだぜって感じの機能で、正式公開になったらこの定期購
11. ”世界は存在しない”が”意味の場”は多数存在する ~ 概念モデリング基礎付けの最後のピースを埋める
はじめに前回の予告通り、今回は、マルクス・ガブリエルの”新実存主義”の論考をベースにした、概念モデリングの”ドメイン”に関する考察を紹介します。
参考にした書籍今回の記事で参考にした書籍は以下の通り。どんな書籍か簡単な紹介を加えて紹介しますね。
新実存主義 マルクス・ガブリエル 岩波新書
新実存主義に関して、最初にマルクス・ガブリエルの論考があり、そのあとの3章で、チャールズ・テイラー、ジョ
番外コラム ~ Multi-platform って難しい…
はじめにそろそろ桜も散ったころかな…
今日は 4/1 です。折角なのでちょっと脱線しての番外コラムです。しかし嘘はなしでいきますね。
前回投稿の記事で、.NET MAUI というテクノロジーセットを試してみました。これ、同じコードセットで、Windows だけでなく、iOS、Mac、Android で動く GUI 付きアプリケーションができるよっていう、いわゆる、”Multi-platform”
80. Raspberry Pi を Wi-Fi Spot 化する
前回の記事 次回の記事
はじめに75回の記事から続けてきた、
という構成に関する記事の最後の投稿です。今回は、Raspberry Pi の Wi-Fi Spot 化を試します。
やることRaspberry Pi の Wi-Fi Spot 化は、オープンソースで公開されている hostapd を使います。また、スマートフォン等が、この Wi-Fi
79. .NET Multi-platform App UI を使ってみる
前回の記事 次回の記事
はじめにこれまで、IoT 機器(on Raspberry Pi)側の Web API による接続情報設定、サービス側(with Azure IoT Hub)の新規機器登録のコードを試してきました。今回は、現場の IoT 機器にアクセスしながらサービス側にアクセスして IoT 機器の接続設定を行う、スマートフォン上のアプリケーショ
78. デバイス登録 Web アプリ作成 ~ Azure Functions 編
前回の記事 次回の記事
はじめに今回は、前回の最後に書いた通り、前回記事で試した、ASP.NET Core Web API 版を Azure Functions で試してみることにします。前回と今回の記事を見比べると、ASP.NET Core Web API と Azure Functions の違いが判るでしょう。
Azure Functions
77. デバイス登録 Web アプリ作成
前回の記事 次回の記事
はじめに前回までで、IoT 機器側のデバイス接続設定用アプリケーション作成と電源オン時の自動起動が出来たので、今回は、Azure IoT Hub を使ってデバイス登録用の接続情報を供給する Web アプリケーションを作成します。
想定している構成このシリーズのコンテキストにおいて、想定している構成を説明しておきます。今回のパー