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6月15日発売予定の新刊を全文無料公開中!『14歳からのアンチワーク哲学 なぜ僕らは働きたくないのか?』
「労働は悪であり、撲滅可能である」
その確信を現実に変えていく営みこそが、アンチワーク哲学です。そして、アンチワーク哲学を中学生にもわかりやすい対話式小説に仕上げたのが『14歳からのアンチワーク哲学』です。
たくさんの人に読んで議論して欲しいので無料公開します。ちなみに著作権フリーです。海賊版の出版も大歓迎。
■本文&解説文(PDF版)
■本文(noteで1章ずつ読みたい方はこちら)
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太鼓持ち積極採用中! アットホームな職場です【雑記】
自分という人生の映画が上映されているような感覚の中、自分の一挙手一投足の滑稽さと的外れっぷりにイマジナリー観客たちが失笑している状況を想像して「おれなにやってんだろ・・・」と十分おきに自己嫌悪に陥る現象は、みなさんにも馴染み深い経験だと思う。
最近の僕はそんな感覚にずっと浸っていた。十分おきと言わず、常時浸っていた。そのせいでメンタル的に少しやられていた。とはいえ、ここ何日かは褒めてもらえること
革命の書をばら撒こう【出版社を作ろう】
※本はあと1900冊以上あります。
僕は本を読んでもらいたくて出版社を立ち上げて、本をつくった。しかし、お金を出して買ってもらうことはハードルが高い。金は貴重品であり、金を手放すのには一定の勇気がいるのだ。
しかし、僕は読んで欲しいのだ。金がある人にも、ない人にも読んで欲しいのだ。だから無料で公開した。
とはいえ、データは味気ない。できることなら紙の本で読んで欲しい。
そして、多くの人の中
ロボットとAIに労働を撲滅して欲しいのだけれど・・・【雑記】
僕は最近、ロボットやAI界隈の動向にほとんど注目していなかった。僕は「機械が労働を代替してくれる」という言説をおとぎ話だと考えているからだ。
とはいえ、本当に人間がやっている労働をすべてロボットやAIがこなしてくれるのであれば、それはそれでいいことだと思う。ロボットが勝手に野菜を育て、家を建て、中華料理をつくり、トラックを運転し、老人を介護してくれるなら、たしかにすごい。
だが、本当にそんなこ
雨と、風と、働きたくない人々【出版社をつくろう】
午前十時四十分。
僕は予報外れの雨に打たれながら、電動自転車を飛ばしていた。雨粒は車道で踊り、前かごの缶ビールはポンポンと飛び跳ねている。
昨晩まで、いや、数十分前まで安全神話をうそぶいていたヤフー天気予報は、すっかり手のひらを返していた。幸い、雨が本格的に降りだして、河川敷に敷いたシートがびしゃびしゃになる前に、僕は買い出しから帰ってこれた。十時五十分。約束の十分前だが、どうやらまだ誰も来て
段ボール50ケースが家に届いた経験はあるか?【出版社をつくろう】
僕はない。2000冊。合計約500キロ。
とはいえ、字面のインパクトの割には大したことがなかった。二階と地下室への運び込み作業は一時間もかからずに完了した。
実は、届くと分かって少し緊張していた。上手く運びこめるかわからなかったからだ。その心配は杞憂だった。
とはいえ、もう一つの心配事は残っていた。ちゃんと印刷されているかどうか?
本文の印刷は見本を確認することなく、ぶっつけ本番だ。そのた
労働撲滅界隈を盛り上げよう【アンチワーク哲学】
くみさんが発した労働撲滅界隈という言葉に現在、ツボっている。
ちなみに労働撲滅界隈の仲間とは僕のことである。
よくよく考えれば、労働を嫌悪人は多い。そのため連携し大きなムーブメントにしていきたい。
ただし、それぞれ微妙に主張の内容は異なるので注意が必要だ。僕は労働の完全なる廃絶を目指しているいわゆる「左派ニート」系の思想である。
※以下は、ニート研究者のゆるふわ無職氏の記事に基づく。
左
『14歳からのアンチワーク哲学』出版記念パーティ開催決定! ■6月2日(日)11時~
6月2日(日)で『14歳からのアンチワーク哲学』出版記念パーティやっちゃいます! パーティといっても、ホテルを貸し切ってやるようなブルジョアなことはしません。河川敷で、食べたいものと飲みたいものを持ち込んで、雑にやるパーティです(今後、定期イベントにしていく予定ですが記念すべき第一回)。
■場所
淀川河川公園枚方地区のどこか。当日、広報します。最寄り駅は京阪の枚方公園駅。駐車場もあります(たぶ
そこら中で証明されるアンチワーク哲学【アンチワーク哲学】
この前、不思議な飲み屋に入った。
扉を開けてすぐに視界に入ったテーブルでは、客がキャッキャっと小麦粉に塗れながら餃子の皮を作っている。カウンターでは、また別の客が餃子を包んでいる。客全員が協力しながら餃子をつくっているらしい。
席に案内されることもなく、好きなところに陣取る。そして、ビールを取り出してとりあえず乾杯した。ドリンクは冷蔵庫から勝手に取って飲むスタイルだ。
飲みながら僕は連れと雑
誰でもない人【雑記】
ああしろこうしろとしきたりを教え込まれて、バタバタと葬式にとりかかるのはいいことなのかもしれない。そうでないなら、悲しみに追い立てられながら、途方に暮れてしまうからだ。儀式を形作る役者の一人を演じれば、ほかのことは考えずに済む。
幸か不幸か、僕にはさほど役割は回ってこなかった。おじいちゃんの息子たちがあれこれと準備をしてくれたからだ。そのため僕にはほかのことを考える時間がたっぷりとあった。
僕
なんやかんやで生きていく【雑記】
ちょっぴり自分の中で整理をつけるために、暗い話を書かせてほしい。読んでも困るようなことを書くと思うので、ご了承いただきたい。
昨日、祖父が亡くなった。
二月ごろ、結核にかかって手術をして、その後、一度は退院したものの、薬の副作用でどんどん気力を失っていった。退院して電話したとき、「おぉ、元気やから心配いらんぞー」といつもの調子で話していたのが嘘のように、どんどん体調が悪くなって、寝たきり状態と
哲学チャンネルさんと動画を撮ったのだ。
https://youtu.be/pBQTC7dF1Q8?si=uCJu_uIj2sx4Fgr6
なんやかんや嫌いになれないこの世界【雑記】
労働なき世界を声高に叫ぶ僕ではあるものの、かといってこの世界が地獄であるとは思わない。いや、特定の人からすれば地獄かもしれないが、少なくとも蟹工船や女工哀史に描かれた人々に比べれば、まだマシだろう。小さな子どもが十四時間も労働させられるような状況は(少なくとも日本では)存在しないのだ。
生産も多少は自動化されてきている。非効率な労働慣行も見直されつつある。パワハラもセクハラも問題視されてきた。育
『14歳からのアンチワーク哲学』が刷り上がりそうなのはいいものの・・・【出版社を作ろう】
月末には本が刷り上がる。二千冊である。
が、販路はいまだに考え中である。ネットでは一応買えるようにしているが、それだけではさほど売れないだろう。そして、並べてくれる書店は見つけていない。見切り発車にもほどがある。やべぇよ。
とはいえ、僕は本を売りたいのであり、本を読んでもらいたいのである。
そのためになにをしようかと、考えているところである。いや、考えるのが遅すぎるが、ディスコ―ドのメンバー