【デザインニュース】vol.21 「“真剣に遊ぶ”を持続させる」異色のカルチャーコミュニティ|『未来の生物のための文化研究会』
🔳 今週のピックアップ【未来の生物のための文化研究会】
UIデザイナー須田によるデザインコーナーvol.21。
今週の須田的ベストデザインは「未来の生物のための文化研究会」。
須田(UID):
今回は、「未来の生物のための文化研究会」というカルチャーコミュニティサイトを紹介します。
(画面が真っ黒だけど・・・?)
須田(UID):
カルチャーコミュニティLAMMのNFTアートのブランドサイトみたいです。
長津(COO):
最初の真っ暗なページに浮かび上がってくる文言に強いメッセージ性を感じますね。
須田(UID):
このサイト自体は『株式会社LAMM(ラム)』さんが制作していて、LAMMさんのコーポレートサイトも同じようなテイストでした。
須田(UID):
LAMMさんのデザインテイストやプロフィールを見てみると、おそらく若い方が多く集まっている会社のようですね。
長津(COO):
Jill Lammさんが代表で、もはやハンドルネームで会社を運営していらっしゃるんだね
須田(UID):
会社として在りながらも、どちらかというとコミュニティの雰囲気に近いのかなと思いました!
長津(COO):
弊社と似ているね。
須田(UID):
この辺りからりNFTプロジェクトの話がでてきますね。
長津(COO):
80年代90年代ぐらいのアニメ調のデザインじゃない?
ハローキティとかマチルダとかあるね。
須田(UID):
そうですね。レトロデザインが流行っていますしね。
前、長津さんと一緒に参加したNFTイベントでもレトロデザインが多かったですよね。
長津(COO):
コーポレートサイト見たい!
須田(UID):
Lammさんのところに集まったクリエイターたちがこういうサイトやプロジェクトを立ち上げている感じがしますね。
須田(UID):
めちゃくちゃ尖ったカラーリング・アニメーション・あしらいではあるんですけど、細かいアニメーション技術や可読性をしっかり担保しているところ、そして重すぎない工夫を含めて、すごい丁寧に作られているなという印象です。
あとカラーリングで明朝体を使ってるのはやっぱり尖っていていいですね(笑)
長津(COO):
明朝体たしかに!
横尾忠則さんとかスタジオボイスっぽいね。
竹田(Dir):
スタジオボイス感ありますね~
長津(COO):
俺らがキッズの頃に憧れていた、少し読みづらさはありながらもかっこよさが上回る感じがいいいね!
竹田(Dir):
ですね!
飯野(Dir):
サイトが丁寧に作られていて、デザイン感があるフォントにも触れられるんですよね。
フォントのデータもしっかり読み込んでつくられているのもいいですね!
長津(COO):
いいね~、しかもNFT買うだけじゃLAMMさんには入れないんですね。
須田(UID):
そうですね、イベント参加者からの招待制ですね。
長津(COO):
カドベヤもこういう秘密結社にしたいよね〜。
須田(UID):
いまカドベヤで進めている自社のコーポレートサイトのリニューアルも結構似た方向性ですもんね。
長津(COO):
そうだね。これまでは会社は営利目的で活動する組織であったけど、今後は自分の知的好奇心を突き詰めていくバーチャルな組織が更に増えてくるんだろうね。
すでにクリプトの世界だと結構進んでいるしね。
須田(UID):
比較的若い人にも刺さるんだろうね。
長津(COO):
おもしろいな~!俺はなんとなくAIが人の仕事を奪っていく世界観がどれだけくるか分からないけど、AIが仕事を生み出していく世界・ベーシックインカムみたいな世界ではLAMMさんのようなコミュニティの在り方が当たり前になっていくんだろうな。
LAMMさんは先取りしている感じだね。
須田(UID):
AIの話を聞いて、改めてこのサイトのタイトル「未来の生物のための文化研究会」がいい味だしているな~と思いました(笑)
長津(COO):
深いな!カドベヤも組織・コミュニティとしての在り方の参考にさせていただきたいですね。
じゃあ今日はここまで。アディオス!
〆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?