ココにあの人が、やってくる。
私にとって驚くべき事が起こった。
私のnoteの読者であれば、いかに私がCoCo壱番屋を愛しているかを
ご存知だろうし、
いかに私がその創業者の宗次さんにリスペクトの念をいだいているかは
ご存知だろう。
好きが高じて、こんなnoteを書いたら1記事591円という私の有料記事の中では最も高価な設定にも関わらず、200人近い方に購入いただけた。
正直、記事がそこそこ売れた事はうれしい。
しかし、私の中ではまだ釈然としていない部分があった。
私は記事の中で、CoCo壱番屋の素晴らしさ、そしてその成功要因を主に
創業者である宗次氏の功績によるものだとして書いた。
それは例えば、宗次氏が毎日1000通以上のはがきアンケートに目を通し、その日のうちに改善点を各店にFAXで指示をだすことにより、築き上げられたオペレーションの高さであったり、お客様の声を聞いてできあがった12億通りのメニューバリエーションの豊富さであったり。
そして、不躾ながらCoCo壱番屋を倒すのであればここを攻めよう、というところまで書かせてもらった。詳しくは記事を読んで欲しい。
しかし、悲しい宿命かな、
所詮は1コンサルタントの妄想である。
1代で1000店舗以上の巨大チェーンを築き上げた宗次氏の前では
その声はあまりにも弱い。というか話にならない。
私はこの記事をこのまま終わらせるわけにはいかなかった。
私はこの記事のゴールを、読者の中から
CoCo壱番屋を本気で脅かすカレーチェーンをつくる人間が出てくること、
あるいは、日本を代表する外食企業家を輩出することに置いている。
だからもっとリアリティを出すために、
HPで調べ、CoCo壱番屋の創業者の宗次さんの窓口の方に連絡を取ってみた。
「その経営哲学をリアルで学べる講演会をしてもらえないだろうか。」
そうすると前向きに検討していただける返事をいただけた。
しかし、私には杞憂があった。
こんな一見、ふざけた記事を書いているように見える
人間のオファーだと宗次さんに知られたら断られるのではないか。
私は恐る恐る担当の方にこの記事をプレゼントし、こんな私ですが
大丈夫でしょうか、と返事を待った。
いつもレスの早い担当の方だったがこれを送った時だけは返信が遅れた。
ああ、やはりこんな記事をだしている人間が講演依頼するのは難しいか。
しかし、あきらめきれない私は、再度説明および打ち合わせをさせてください。と担当の方に連絡をとり、快諾いただけた。
そして、オンラインでの打ち合わせに入った時に驚愕した。
なんと、宗次さんが画面越しにいた。
流れる汗を悟られないように、私は今回の企画の意図を説明した。
うなずいてくれる宗次さん。やはりいい人だ。
肝心な事を聞かなければいけまい。
「正直失礼な記事を私は書いているんですがご存知ですか?」と聞いたら、
「知っていますよ。」
と笑顔で答えてくれた。
なんて、器の大きい人だ。それを知った上で講演を快諾してくれたのだ。
しかし、その記事に対してどう思っているかの感想は怖くて聞けなかったので講演当日にきいてみたい。
打ち合わせ自体は10分ほどで終わった。
●今回は少人数での講演会となること
●講演会、ディベート(私との)、参加者との質疑応答になること
とした。
最初、私が想定したのは200名の大規模な講演会であったが、
浅く広くよりも、
参加者のレベルをあげ、かつ宗次さんの息吹を感じられる距離でやった方が本当に意味のある会になるのではないか、と15名限定とした。
私のイメージは令和の松下村塾である。
その塾に皆さんの中から希望者を招待したい。
申込条件としては、
●「CoCo壱番屋の倒し方」のnote記事を購入し、読んでくれている方。(あるいは「有村壮央のすべらないマガジン」の購読者。)
日時は2月22日、東京神楽坂(飯田橋駅)付近で16時~17時30分開催です。
当選者には詳しい場所等、追って連絡します。
また、当日は予定で参加できない、あるいは残念ながら申込したけどはずれてしまった方でも、
後日「CoCo壱番屋の倒し方」の記事を更新し、購読者限定で見れる動画をあげる予定です。
今回、僕が顧問・コンサルで入っている飲食経営者も有志が参加する予定です。
その人数と、こちらの応募者5~10名あわせて最大15名で開催します。
参加者は必ずしも飲食経営者でなくてもかまいません。
この記事を読んでより深く経営を学びたい方、サービスマン、学生など様々な方からの応募をお待ちしています。
この人だったら科学反応がありそうだな、とか深く学んでくれるのではないかというのを独断と偏見で選ばせていただきます。
申込はこちらから 2月12日まで受け付けし、当選の発表は14日までにさせていただきます。
CoCo壱番屋創業者 宗次徳二氏 カチアリセミナー申込 - Google フォーム
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