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時間はつくるもの

自分の会社をやめて、もう一度経営の勉強をしようと考えた6年半前、長女は生まれて3ヵ月目であった。

社長をやめて、新会社に入社し成功するか失敗するかわからない焼肉ライクという事業の立ち上げに奔走する中、できるだけ娘との時間を大切にしようと考えた。

もちろん事業を生半可な気持ちで取り組んでうまくいかないことも経験則でわかっている。

しかし、事業は一生をかけてやっていくもの。娘の幼少期は二度と戻ってこない。

大きくなった時に、事業だけしかやらなければ、「あの時家族との時間を大切にすればよかった。」と後悔することもわかっていた。


平日は焼肉ライク事業に集中し、また1号店目の立上げの数カ月は休みなく働いたが、土日は家族の時間とし色々なところにでかけ、平日でもほぼ毎日娘の幼稚園のお見送りができた。

もちろん、焼肉ライクは社員の、家庭では妻の献身的な働きがあって実現できたことである。大変感謝している。


時間というのは有限だ。


何に時間を使い、何を削っていくのか。

私で言うと、焼肉ライク時代は友達付き合いをほぼなくし、飲みに行く時間をなくした。


そして、11月に独立して外食のコンサル会社を立ち上げた。

働くスタイルは独立してからも変えていない。いや、満員電車に乗らなくなったり、事務所に行ったり行かなかったり、以前と比べてより時間が自由になった。

私に支払う給与設定は焼肉ライク時代と変えていないが(個人会社なので自由に設定できる)、

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飲食のこと、経営のこと中心に有村壮央がすべらない切り口で書きます。 外食企業分析や新業態のアイデアなど通常のSNSではかけない事も書いてい…

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