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いつかは絶対来ない!だからマリーナベイサンズに行こう!⑬:起立性調節障害の息子のその後編

こんにちは。カブトムシの母です。

ゴールデンウィークも終わり、早くも夏休みの計画を立て始めようと思い始めました。
今、一番行きたい場所は富士山です。
日本人なら一生に一度は登ってみたい富士山。
低い山しか登ったことはありませんが、これから年をとって衰えていく一方だと思うと、やはり「いつかは絶対来ない!」と思えて「他の山でトレーニングを積んでから」と、悠長なことを言っていられない気がします。

前回の記事はこちら ↓

学校に行けるのか?


シンガポール旅行から帰って次の日が中学校の始業式でした。
(我ながら、すごい日程で旅行に行ったものです。)

起立性調節障害の息子を悩みながらもシンガポール連れて行き、
結果、一度も体調が悪くなることもなく、それどころか、まさかの日の出まで一緒に見ることができました。

しかし、これは旅行という非日常だからであって、
旅の疲れで始業式からいきなり不登校状態になってしまったらどうしよう…と、それだけが気がかりでした。

もしもこれで息子が学校に行けなくなってしまったら私のせい。
そうしたら、楽しかった旅行に行ったこと自体後悔しなければならない。
そんなの悲しすぎる!

息子は「2年生になったら一日も休まず学校に行く」と決意表明をしていましたが、気合だけでどうにかなるものではありません。

始業式の朝はハラハラドキドキでした。

が、結果から言うと、息子は遅刻もせずに学校に行けました!

次の日もその次の日も。

息子が朝7時に目を覚まし、朝食を食べ登校するということがこんなに幸せなことなんて、元気な子を持った親には想像もできないでしょう。

もしかして、シンガポール旅行がいい刺激となって、自律神経がいいようにリセットされたのでは?
なんて、都合のいいように思ったりもしました。

しかし、人生、そんなに甘くはありませんでした。

また学校に行けなくなる


新学期が始まって2週間目の月曜日の朝
「頭が痛い、無理」
と、また起立性調節障害の症状が出始めました。

先週1週間はいわゆる「新学期ハイ」だったのかもしれません。

それでも1週間学校に行けたことで、「シンガポール旅行のせいで学校に行けなくなった」と思わずに済んだのでほっとしました。

息子の症状は波があり、その後も1時間目から行ける日もあれば、2,3時間目から遅刻して行ったり、途中で具合が悪くなって早退したり、欠席したり…。

それでも昨年よりは登校できる日数も増え、症状はよくなってきたように思います。

週末は調子が悪い日はほとんどなく、一日元気で遊びにも行けるので、
やはりメンタルの影響が大きいと思います。
週末の様子を見ていると、本当に起立性調節障害なのかなと疑いたくもなりますが、好きなことをするためなら起きられるというのも、起立性調節障害の症状らしいです。

ただ、今日などは「遅れて行く」と言いながら、結局、一日中起き上がることができず、昼ご飯も晩ご飯も食べず、ひたすら眠り続けたので、順調に回復しているわけではなさそう。

最悪の状態は脱したようですが、「回復期」に入ってから、「完治」まではまだまだ遠い道のりのようです。

こうして見ると、たぶん、シンガポール旅行に行っても行かなくても、起立性調節障害の状況は変わらなかったと思うので、それなら連れて行ってよかったと思います。

シンガポールでの3日間が何か息子にいい影響を与えていてくれたらいいなと思います。

読んでいただき、ありがとうございました。

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