見出し画像

クラロワ | 2017年3月17日は、アサシンユーノが登場した日。ピピピの一発!

おつかれさまです、kabutomです。

「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえるシリーズ企画「 #クラロワ今日は何の日 」。今回は、3月17日です。

更新履歴
2024/03 カードの歴史、使用デッキを更新



【2017年3月17日】アサシンユーノが登場した日。ピピピランド来ました。

2017年3月17日は、アサシンユーノが登場した日です。

2017年3月13日のアップデートで新カードの登場が予告され、3月17日に始まったチャレンジで先行入手できるようになりました。正式なリリース日は、3月24日です。


アサシン ユーノ(Bandit)とは?

アサシン ユーノ(Bandit)
コスト:3 レア度:UR タイプ:ユニット
-------------------------------------------
アサシン ユーノは目標に向けてダッシュし、大きなダメージを与えます! ダッシュ中は誰からも攻撃を受けません。仮面は彼女のプライバシーを守るだけでなく、かっこよさもアップさせます!

実はアサシンユーノというのは日本だけの名前で、英語名ではBandit(盗賊)と言います。職業の凶悪性が増しているのは永遠の謎。

ユーノは単体攻撃・近接キャラの1人で、カタログスペックだけ見れば3コスト相応で可もなく不可もなくでしょう。しかし、ダッシュというユニークな能力が彼女を有能たらしめています。

ユーノは、敵に狙いを定めるとダッシュ一気に距離を縮めます。他の近接キャラのようにトコトコと接近する間、相手の攻撃を受け続けるマヌケではない訳です。このダッシュ攻撃は通常の2倍の威力を誇ります。

しかも、ダッシュ中は無敵になるオマケ機能までついてきます。これを活かせば、プリンスの突進やスパーキーの重い一撃をノーダメで受け止めることもできてしまうのです。シンプルに見えて奥が深い1枚!

彼女の弱点は、単体攻撃ゆえに群れ系を天敵とすることです。また、空ユニットからも一方的に攻撃を受けてしまいます。

初心者が適当に使うと、軽くいなされてエリアドを取られてしまうけれど、上級者になれば、相手の陸受けカード不足を読み切った”逆サイド橋前ユーノ”で一気にタワーへ大打撃を与えることも可能なカード。要するにユーノは、主人を選ぶタイプの、なかなかに気難しいアサシンなのです。


カードの歴史(2017年~2023年)

このカードの歴史を、バランス調整を中心に振り返ってみましょう。(クラロワ攻略メモ Wiki

  • 2017/03/17 チャレンジ

  • 2017/03/24 リリース

  • 2017/06/12 上方修正(ダッシュ開始までの時間を短縮)

  • 2017/10/09 バグ修正(ダッシュ距離が実際よりも短い不具合の修正)

  • 2018/02/12 下方修正(最小ダッシュ距離:4→3.5)

  • 2018/09/05 仕様変更(ダッシュした際に、標的から外れていた仕様をダメージを受けない仕様に変更しました。ダッシュ後もタワーの標的は切り替わりません)

  • 2019/04/01 下方修正(HP:4%減)

  • 2021/06/07 バグ修正(残り時間が0になった後もアサシン ユーノのダッシュが継続する問題を修正)

  • 2022/03/30 バグ修正(ダッシュの直前にユニットから見えなくなり、攻撃対象にすることができなくなる不具合を修正。ダッシュの終了時にダメージを受ける不具合を修正)

ユーノの歴史は、ほぼダッシュにまつわる調整とバグ修正の歴史と言ってよいでしょう。他にないユニークな能力とあってか、かなりの回数と時間をかけて手直しされてきました。おかげで、今はかなり安定しています。

ダッシュと言えば、2021年10月に登場したチャンピオンの1人「ゴールドナイト」も「パワーダッシュ」という同系統のアビリティ持ちです。こちらはチャンピオンスキルなので使用にコストが要りますし(コスト1)、連鎖的にダッシュできたり性能も上だったりします。こちらは未だにあやしい挙動を見せては界隈をにぎわせておりますが、ユーノの歴史をふりかえると、もう少し時間がかかってしまうんでしょうねえ。き、気を長く!


よく使われているデッキ(2023年3月)

現在このカードはどんなデッキで使われているのでしょう?(RoyaleAPI

copy1 / copy2

ユーノが一番多く採用されていたデッキはペッカ攻城でした。攻城・ゴースト・ユーノ・マジアチャと橋前からいきなり急襲を掛けられるカードが揃っていて、攻めて攻めて攻めまくるのが好きな人向きのデッキです。

copy

使用率3位は、エリポン三銃士デッキ。ユーノゴルナイ、ダッシュ系2枚入りがトレンドのようです。反対にアイゴレ採用は最近少ない模様。

copy1 / copy2

別系統のデッキでその下に来ていたのは、メガナイトWBでした。メガナイトにユーノを添えるだけで、簡単に相手にとって厄介な形が作れますし、緊急時の陸受けや逆サイドのケアなど防衛面の役割も多いです。


よく使われているデッキ(2024年3月)

現在このカードはどんなデッキで使われているでしょう?(RoyaleAPI

copy

ユーノの使用率1位デッキは、ゴブドリでした。進化ボンバー進化スケという低コストなのに凶悪な2枚を活かした流行りの高回転デッキです。

copy / copy

使用率2位と3位は、メガナイトWBデッキ。1年前とはサブユニットなどがだいぶ入れ替わりましたね。

copy

昨年ダントツ1位だったペッカ攻城デッキは、使用率5位。様々な型を合算すればもっと上に行くはずですが。進化カード2枚編成が定石となりつつある環境にあって、進化ゼロで闘えているのはデッキが強いのか、それとも使っている人のPSが高いのか……

本日はこのあたりで。

それでは、また次の「 #クラロワ今日は何の日 」でお会いしましょう!■


◆ ◆ ◆ ◆ ◆

+ 関連:岸語録「ピピピの一発!」「ピピピランド!」

「ピピピの一発」「ピピピランド」は、クラロワリーグの公式実況を担当した岸大河氏の名言(迷言?)の1つです。CRL Asia 2019 シーズン1の開幕戦で飛び出しました。

ユーノが無敵ダッシュをチャージする際の効果音を的確に、しかもカワイク表現したのがウケて、瞬く間にクラロワ界へと定着したのでした。ユーノと言えばピピピ

▽岸さんCRL名実況フレーズ集


+ 関連:実は英語名と日本語名がかなり違っているクラロワのカードたち、15選

クラロワには、アサシンユーノ(英語名:Bandit)のように、実は英語名と日本語名がかなーり違っているカードが複数存在します。カタカナだから英語名かなと思って「kurarowa Yuno」で検索したところで、外国産のいいデッキを見つけることはできないんですよね。やりがち。

そんなカードをざっくり15選、一緒に見てみましょう!

  • ネクロマンサー(Witch:魔女)

  • ダークネクロ(Night Witch:夜魔女)

  • マザーネクロマンサー(Mother Witch:母魔女)

まずは、ネクロファミリーの3枚。

英語では「Witch」なので「魔女」なんですが、スケルトンを生成する能力から「ネクロマンサー」と名付けられました。確かにこの方が説明不要で分かりやすい!

『クラクラ』が初出で、『クラロワ』にそのまま輸入されたクチです。

  • ガーゴイル(Minions:子分)

  • 穴掘り師ディガー(Miner:炭坑作業員)

  • アウトロー(Rascals:悪党、わんぱく小僧)

次は、そのままだと誤解されそうなので、思い切って変えたパターン3枚。

Minions」を「ガーゴイル」と訳したのはたぶん『クラクラ』の日本担当の方で、おそらく『ドラクエ』のファンでしょう。「Miner」をカタカナ化すると別の意味の「Minor:小さい、少ない」と誤解する人が多かったでしょうから、「穴掘り師」にしたのもやむなし。「Rascals」も日本ではあらいぐまキャラの色が強すぎて、採用は無理ですよね。女の子がいるから「わんぱく小僧」って訳にもいかないし。

  • 盾の戦士(Guards:衛兵)

  • ローリングウッド(The Log:丸太)

  • スケルトンラッシュ(Graveyard:墓地)

  • 60式 ムート(Cannon Cart:移動砲台)

  • ホバリング砲(Flying Machine:飛行機械)

  • ロケット砲士(Firecracker:爆竹)

英語だと意味が広い言葉なので、和訳で意味を絞ったパターンから6枚。

Guards:衛兵」は「盾の戦士」に。盾持ってますからね! 「The Log:丸太」はそのまま丸太でよかった気もしますが、それだと呪文っぽさに欠けるかも。「Graveyard:墓地」もそのままだと何のことやらです。

Cannon Cart:移動砲台」は、『クラクラ』と『クラロワ』で名前が異なる珍しいカード。ムートは実在の兵器由来と思われ。「Flying Machine:飛行機械」よりも「ホバリング砲」の方が圧倒的にピンときますよね。「Firecracker:爆竹」を「ロケット砲士」としたのは、”ロケット砲士なのにロケット撃ってないやんけ!”と整合性の面で突っ込みの余地を残してしまったのがすこし残念。

  • 執行人ファルチェ(Executioner:死刑執行人)

  • アサシン ユーノ(Bandit:盗賊)

  • 漁師トリトン(Fisherman:漁師)

最後は、キャラの個人名をつけちゃった系の3枚。『クラクラ』も『クラロワ』もネーミングの基本が種族名職業名なので、これはかなり異例!

「執行人・アサシン・漁師」ではなく、「ファルチェ・ユーノ・トリトン」の方で親しまれている現状を鑑みるに、日本語訳を担当した方の判断は当たっていたと思います。でも、セオリーに反したこの命名を本国に認めてもらうまで、実は表では語られぬ苦労譚があったのやもしれません。いつかどこかで聞いてみたいですね。


+ 関連:当時の紹介動画

▽ドズル

▽きおきお


◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

+「#クラロワ今日は何の日」とは?

#クラロワ今日は何の日 」とは、「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえるシリーズ企画です。筆者kabutomの2023年を通した年間企画で、noteTwitterInstagramで展開しています。

応援してもらえるとうれしいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。 
noteではログインなしで、ハートマークから「スキ」できます。
あなたの1つの「スキ」が筆者の背中を押してくれます!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!(kabutom)

Good Game👍


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?