与田ゆかり(kabocya)

こちらは移動図書&研究自由(形)のアトリエです。「天宙都市」小説をはじめオリジ…

与田ゆかり(kabocya)

こちらは移動図書&研究自由(形)のアトリエです。「天宙都市」小説をはじめオリジナルタグ31品、約67,000回インプレッション。出逢ってくださり感謝です。自身のXはこちら→https://twitter.com/Kabocya8kabocyA

マガジン

  • 紅女(不定期な試運転です)

    紅をテーマにした、和風ファンタジー小説です。 試作段階の小説ですが、見守っていただけますと幸いです。

記事一覧

つま先をくすぐる
フレアーな
生地靡かせるは
朝顔のワンピース

長すぎた丈に背伸びして履いた
踵の熱に目を伏せて背中に伝う

とくんと水たまりに色落とせば
みなもに咲かせる花びら淡い夏

伸びるは
入道雲を駆ける人
まで

癖のついた足取り

絡れる袖を振る息

整える胸

からめたこゆび

まわ る 回 る ワルツを奏でる掌の 熱 名前か血筋か 鉄壁を仰ぐは 闇夜をまとう 素足のきぞく 小宵別れを告げ たるは 擦れた踵身分 を畳み 砂埃たて向かうは 愛し君の…

爛れた



雲間を潜る眼
うつしたるは

風光明媚

田畑に溢る

一粒の雨粒

川と成りて
恵みをとお


水を辿りて
海を駆ける
は波の声音

青いが還る

みずのなか


と地に
召されし
雫の歩み
染みる


鏡花水月に
滲み纏うは

泡沫の



みなもに
遊び



煌めく

南に薫る
夏の風

葉漏れ日を
ひとつ
漕いだ足裏


高らかに歌うは
弾ませる



茂る草に寝転

高声に褪せた
錆色の



朝焼けに滲む
夏鳥織りなす


残り香ゆれる

影の





※X同期

雨をこよるクチュリエル

今回は他の場所にて投稿をしました、淡い雨と関わり多い自身のpoem(詩)を幾つか載せてみようと思います。 想いだま 片頬に転がす 飴は 脆い 恋の味でした 傘越しに…

kabocya畑・飴恋

飴恋(雨)編 今回は他の場所にて投稿をしました、雨と関わり多い自身のpoem(詩)を幾つか載せてみようと思います。 "恵“ 打ちつける 飴 色吹き荒れる 金平糖の 粒…

マーブルな夜明け

・ ・ 最後に 交わした 木々の子守唄 に 梟は羽を 休ませて 夢に瞼を落とし みる 夏の暁 短し影は 空霞みゆく 春の 残り香 〆 ・ ・ 再生速度は標準 最後は寝言…

勝ち負け


なく

善悪も

ない

糸引き飴


時を忘れて

笑う味
した

想いの色を

透した
夕焼

あまいは

鼈甲の

薫り


#poem
#詩
#駄菓子
#飴

"糸引き飴"

反乱軍A +

poemサイド 月の光 指し示す 時 月の熱 道照らす 時 金鵄に八咫烏は 砕かれた 月に住まう 鵠(クグヒ)の羽根を 知る者よ 神使の羽根と 知る者よ これより先 進む…

反乱軍A

エピローグ(poem) 汚いは悪きこと に 正しさはあるか 美しきことは善 と 偽りはないのか まなこに映る天地の 姿 心に映る陰陽の面影 も 五感の背を比べることに 志 …

人間の野生化

poem・一行詩 イジメ界 悪口に影口は時にクラクションとして街には轟いて自然には霞んでいく警鐘の色 〆 あとがき… イジメ・影口・悪口は私達の国・都道府県・市区町…

kabocya畑・AI &人工知能

AI・人工知能編 今回は他の場所にて投稿をしました、AIに人工知能をテーマとした自身のpoem(詩)・一行詩を幾つか載せてみようと思います。 "作用" 不規則 かつ 不透明…

kabocya畑・雨

雨編 今回は他の場所にて投稿をしました、雨と関わり多い自身のpoem(詩)・一行詩を幾つか載せてみようと思います。 poem(詩) "傘" 胸のフィルム を 右に回す 夜 …

kabocya畑

心理編 今回は他の場所にて投稿をしました、心理描写が多い自身のpoem(詩)・一行詩を幾つか載せてみようと思います。 poem(詩) "手紙" したためる 筆 贈る文字は …

千と千尋の神棚封じ・偏見的個人の仮説※ネタバレ(小)

はじめに こちらの投稿はあくまでも、私個人の仮説世界であり偏見的なただの推測です。 こちらを前提におきまして、綴らせていただけましたら幸いです。 それでは 以下…

星に願いが届くとき

・ 〜 poem サイド 〜 ・ 不確かな過去と 不透明な未来を 繋いだ今 つぎはぎで 曖昧な思い出を こよるとき 想い人を 胸に映しては 面影に触れ 記憶をなぞる いま…

つま先をくすぐる
フレアーな
生地靡かせるは
朝顔のワンピース

長すぎた丈に背伸びして履いた
踵の熱に目を伏せて背中に伝う

とくんと水たまりに色落とせば
みなもに咲かせる花びら淡い夏

伸びるは
入道雲を駆ける人
まで

癖のついた足取り

絡れる袖を振る息

整える胸

からめたこゆび

からめたこゆび

まわ





ワルツを奏でる掌の


名前か血筋か
鉄壁を仰ぐは
闇夜をまとう
素足のきぞく

小宵別れを告げ
たるは
擦れた踵身分
を畳み

砂埃たて向かうは
愛し君の薫りまで

人知れず
交わした小指

色静かな


頬当たる粒
色付くほど


焦がれたしらべを紡ぐ
音色かな

熱い雫に
不揃いの





見つけてくださり、ありがとうございます。
こちらにも載せてみようと思

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爛れた



雲間を潜る眼
うつしたるは

風光明媚

田畑に溢る

一粒の雨粒

川と成りて
恵みをとお


水を辿りて
海を駆ける
は波の声音

青いが還る

みずのなか


と地に
召されし
雫の歩み
染みる


鏡花水月に
滲み纏うは

泡沫の



みなもに
遊び



煌めく

南に薫る
夏の風

葉漏れ日を
ひとつ
漕いだ足裏


高らかに歌うは
弾ませる



茂る草に寝転

高声に褪せた
錆色の



朝焼けに滲む
夏鳥織りなす


残り香ゆれる

影の





※X同期

雨をこよるクチュリエル

雨をこよるクチュリエル

今回は他の場所にて投稿をしました、淡い雨と関わり多い自身のpoem(詩)を幾つか載せてみようと思います。

想いだま

片頬に転がす

飴は
脆い

恋の味でした

傘越しにみた
友達


隣の
想い人の
交差点

置いていかれた
傘はひとつ
首を垂らしてみない
ふりをした

恋に
色褪せた生地に
映る
片思いの雫を
払うように

咲いた想いを束ねて
一人雨宿りした

梅雨空の


頬の熱に

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kabocya畑・飴恋

kabocya畑・飴恋

飴恋(雨)編

今回は他の場所にて投稿をしました、雨と関わり多い自身のpoem(詩)を幾つか載せてみようと思います。

"恵“

打ちつける


色吹き荒れる

金平糖の
粒は
群れを
なし

みなもに
弾くとき

傘骨に
足跡伝う時

干魃はしる地脈まで
地層はしる龍脈まで

想いを宿した
音色は染まる

飴は甘い

苦いを濁し

ひび割れた

養花雨降れば

催花雨までの
通り道

滲む

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マーブルな夜明け

マーブルな夜明け




最後に
交わした

木々の子守唄


梟は羽を
休ませて

夢に瞼を落とし
みる

夏の暁

短し影は
空霞みゆく

春の
残り香






再生速度は標準
最後は寝言かもしれないと思うと、愛らしいです。

🦉
#poem
#フクロウ
#梟
#春
#夏
#夜
#朝
#Instagram

※自身のInstagramにて




以下サイトは自身のInst

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反乱軍A +

反乱軍A +


poemサイド

月の光
指し示す



月の熱
道照らす



金鵄に八咫烏は
砕かれた

月に住まう
鵠(クグヒ)の羽根を
知る者よ

神使の羽根と
知る者よ

これより先
進むべからず
この先
神使者禁猟区

何を願い

何を歌うか

イカロスの

声をもつ

旅人よ



…っくれる!

うちの四駆ギリギリなんだ、そこ!
どいてくれるかな、悪いけど。





SS(ショート

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反乱軍A

反乱軍A

エピローグ(poem)

汚いは悪きこと

正しさはあるか

美しきことは善

偽りはないのか

まなこに映る天地の
姿

心に映る陰陽の面影


五感の背を比べることに

想いの丈を比べることは

猫もしゃくしも
空に有り

感受作用に表象作用まで

意思作用に認識作用まで

虚しき時も
また

空しき
とき







poem・SS
(ショートストーリー)

poemサイド

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人間の野生化

人間の野生化

poem・一行詩
イジメ界

悪口に影口は時にクラクションとして街には轟いて自然には霞んでいく警鐘の色



あとがき…

イジメ・影口・悪口は私達の国・都道府県・市区町村・社会・生活区間などにおいて、人類が発達に発展していくなかで、それぞれの傷跡や足枷として今もなお懸念されるべき事柄だと自身は捉えています。

今回は上記の自身の一行詩から派生しまして、イジメ・影口・悪口のメカニズムについて自身

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kabocya畑・AI &人工知能

kabocya畑・AI &人工知能

AI・人工知能編

今回は他の場所にて投稿をしました、AIに人工知能をテーマとした自身のpoem(詩)・一行詩を幾つか載せてみようと思います。

"作用"

不規則
かつ
不透明




道筋に矛先は
唯一無二なら

サーモグラフィ

AIにおいても

再現度はまばらで

即興形の自然の
色や
生命体の無限の
数も

不確か

だから

熱のない
モノに
色のない
モノは

恣意的で

音は

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kabocya畑・雨

kabocya畑・雨


雨編

今回は他の場所にて投稿をしました、雨と関わり多い自身のpoem(詩)・一行詩を幾つか載せてみようと思います。

poem(詩)

"傘"

胸のフィルム


右に回す


雨粒に溶ける

君の声が
淡い

二人の薫りが
マーブル色の
まま

僕達の歩幅は
チグハグ


届きそうな
距離は
空いたまま



もっと
近づきたい
もっと
知りたくて





置いてきた

雨宿り

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kabocya畑

kabocya畑

心理編

今回は他の場所にて投稿をしました、心理描写が多い自身のpoem(詩)・一行詩を幾つか載せてみようと思います。

poem(詩)

"手紙"

したためる


贈る文字は
人を映し

相手へと包む
言の葉に宿る


人の
想い

灯る墨


僅かな時


己を溶かし

灯す


掌囲うは

陽だまり






"心委員会"

大切なモノ


大事なもの


左手
過去

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千と千尋の神棚封じ・偏見的個人の仮説※ネタバレ(小)

千と千尋の神棚封じ・偏見的個人の仮説※ネタバレ(小)



はじめに

こちらの投稿はあくまでも、私個人の仮説世界であり偏見的なただの推測です。
こちらを前提におきまして、綴らせていただけましたら幸いです。

それでは
以下から個人的な仮説世界です。



仮説①
息を止めて橋を渡った理由は息をしている=生きている者によりゲームオーバー。
回避するためには息を止める必要があったのかと考えられます。

主人公の女の子一人は湯屋でおにぎり等を食べても仕事

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星に願いが届くとき

星に願いが届くとき



〜 poem サイド 〜



不確かな過去と
不透明な未来を

繋いだ今

つぎはぎで
曖昧な思い出を
こよるとき

想い人を
胸に映しては

面影に触れ
記憶をなぞる

いまを話せなくても
いまを歩めなくても

瞼を隔てた先に
出逢えると信じて

願いをひとつ

流星群にのせた

新月の





end

by kabocya

〜 SS(ショートストーリー) 〜



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