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抽象と具体を意識していきたい

読書日記も兼ねて読んだ本について書いていきたい。
今回読んだ本は細谷 功さんの「具体⇆抽象トレーニング」。


自分がこの本を読んで今後意識していきたいことを書くと、

①認識には「抽象」と「具体」というものがあるということ
人には生まれ・育ち・現在の環境などいろいろな要素が違っているため、同じことを話していそうであってもその認識にはズレが発生してしまう恐れがある。
それは「抽象」で切り取ったものが人によって違ってしまうため。
一方、「具体」は具体的に姿・形をつけて詳細情報に落とし込んだもの。

この「抽象」と「具体」というものがあるということ、またこの「抽象」と「具体」を行き来することが重要であると今後意識していきたいと思う。

②「抽象」と「具体」の三角形のどこの位置にいるのかを意識すること
この本にはたびたび「抽象」と「具体」の三角形の図が出てくる。抽象を三角形の頂点において、底辺に具体を置いている絵だ。
自分が三角形のどこで物事を考えているのか、人と会話しているときはお互いが三角形のどこにいるのかといったように三角形のどこの位置にいるのかを今後意識していきたいと思う。


この本は読んで良かったと思う。
考えのモヤモヤの原因の解決につながりそうだし、人とのコミュニケーションの擦れ違いの原因にも気づけそうな気がした。
ちなみにこの本を読んだときに漫画の「鉄コン筋クリート」で出てきた「ソコカラナニガミエル」の単語を思い出した。
自分は以前よりこの単語に興味があって人によって同じ景色を見ていても違うように感じたり、同じ人であっても時と場合によって違うように見えたり、「ソコカラナニガミエル」という観点は大事にしたいと思っていたので、今回の本にも通じるものがあるように感じた。

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