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夏休みの決算日記


明日から後期の講義が始まるので夏休みの決算としての日記を書く。

修論について

夏休み、修論のために関連論文を60本読むとゼミで豪語したが、結局数本しか読めなかった。時間が無かったというのは言い訳で、後回しにしてしまったという一言に尽きる。反省点である。

一方、自殺予防学会にオンラインで参加したり、ないしインタビュー予定の外部団体にコンタクトを取って調査許可を頂いたりと、それなりに動けてもいた。また現在修論にあたって、今月よりゼミ異動を行ったため、それに伴う発表資料を作成しているのだが、その資料作りの過程でも考えが進んでいる。進捗として、ゼロではないと言えるだろう。

修士論文についてだが、やはり自分としては、医療人類学的視点からの質的調査を行おうと考えている。クラインマン先生の「病いの語り」である。

精神医学モデル/コミュニティモデル、或いはCBT/精神分析とか、そういう専門家視点は一度傍に置いて、当事者本位のパラダイムがこれからの自殺予防に求められると思う。

就活について

公務員就職をする予定なのだが、七月まではメンタル的も体力的にも手一杯過ぎて試験勉強には満足に手をつけられていなかった。プラスして、公務員に本当になりたいのかもちょっと腹がくくりきれていなかった。

それで八月からやり始めたが、思った以上に大変で、でも(根拠なく)「頑張ったらいけるんじゃないか」感も覚えてしまった。これは恐らく、私が学部時代にちょっと公務員試験の勉強をかじっていたという事と、そして私が人間科学という試験区分で受ける事に起因していると思う。ここらへんについては、いつか別の記事で書きたい。

と言っても、ぶっちゃけ今(10/02)でも問題を解く時、一問に十分以上かけてしまったり、あと心理の専門科目について院試で覚えなかったものも多くあり、全然勉強が足りないのだが。

今のところ、年内に(数的処理と専門科目の)問題集を2周する事を目標にしている。その他の科目についてはまた後に考えていこうと思っている。

就活について②

これは大いなる幻想の可能性もあるのだが、公務員試験について一つだけ手応えを感じている事がある。

八月、学内の公務員講座で国家総合志望ゼミというのを受講して、全国の国総志望の受講生の方と政策についてちょっとしたレクをしあうという経験をした。小グループ(四人)に分かれて行ったのだが、その四人の中で自分は引けを取っていないと率直に感じた。

そしてついこの前(九月下旬)、大学生協主催の対面型公務員セミナーに参加した時に、現地で生協のスタッフさんに声をかけられたのだ。「〇〇さんですよね? この前国総ゼミに参加されてましたよね、見てて印象に残ってたんですよ」と。マジでビックリした。

これだけでもビックリしたのだが、同じイベントにて某心理職公務員のセミナーに参加し、職員の方から「覚えていますよ、前のワークショップに参加してましたよね? 鋭い質問してましたね」と言われたのだ。ビックリし過ぎて、鼻の穴がヒクヒクしたのを覚えている。

手ごたえ……というか、常に「自分は大したことない人間だ」と思い続けてきたので、身に余るような感じの言葉を頂いたことに率直にビビっている。ビビるのと同時に、あくまで謙虚に、そして"自分の良さ"を伸ばしたいなと感じた。良さというか。うーん。何て言えば良いんだろう……、良いところもあるんだと自覚して、そこを大事にするというか……。

臨床について

特段何も進んでいないのだが、トレーニングを三回やってみて、あと受付実習では実際に電話をかけてきた方の対応をしたりした。でも正直何も始まってないので何とも言えない。。。

年内に一ケース持ちたいなとは思っているが、今のままだと持たないまま終わりそうで怖い。ビビり過ぎず飛び込んでいきたいが……何しろ就活との二足の草鞋でもあるからねえ……修論も入れたら三足やしね……。同期はぽつぽつとケースを持ち始めているようなので、ちょっぴり焦る感じではある。

その他

夏休みという事もあり、推し活も出来た(Suicaのペンギン)。

野又穣の展覧会

後半はコロナにかかり二週間近くダウンするなど大変な事もあったが、一応実りある休暇となったのではないかと思う。個人的には、試験勉強のリズムを作れたことが大きい。今でもかなり試行錯誤ではあるが……。

それではまた次の記事で会いましょう。