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幸せなクリエイターになりましょう

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何を『幸せ』と感じるかは、人それぞれです。
なので、『幸せになる方法』というのは、各自が自分なりに見つけるしかなかったりします。

一方、『不幸せになる方法』は割とハッキリしていて、例外になる人もほとんどいません。
それは『違い』へのフォーカスです。
くだいて言えば、「あなたとわたしは違うんだ」と思い込むこと。
その想念に取りかれると、もれなく孤独になり、恨みや嫉妬といった悪感情が起こりやすくなります。

結果として、心は晴れず、体調も崩れていきがちです。
負のスパイラルですね。


ただし、その原因は、個人の資質や性格よりも、もう少し大きな力によっています。
というのも、昔(端的には、昭和ですね)は多くの人が、それを「正しい」と思っていたから 😊
何ごとにつけ、『負けないように!』と言われていました。

つまるところ、わざわざ自分からまわりを敵ばかりにしてたんですね。
中島みゆきさんの『泣いてもいいんだよ』という曲の歌詞が、そのあたりのモヤモヤを見事に言い表してくれています。


『個性』は尊重されるべきですが、尊重されようと思って『個性的』であろうとすると、奇妙なひずみが生まれます。
気をつけた方がいいのは、むしろその落とし穴なんですね。

中でも、クリエイティブな活動は、その落とし穴が掘られやすい土壌です。
自分が信じること、好きなことをやっているはずなのに、人の評価が気になり出すと、つい『比較』を始めてしまうから。
それが、落とし穴の最初の一掘りです。

ちなみに、クリエイティブな活動というのは、何も絵を描いたり、音楽を作曲したりする芸術活動だけを指しません。
料理をしたり、予定を立てる日常的な活動も、立派にクリエイティブ。
さらに言えば、『自分の人生を自分でつくる』という意味では、誰もがクリエイターと言えます。
だからこそ、他の人と比較を始めると、不幸せになりやすいのです。


自分が『いい』と思ってやっていることが、「それって、おかしいよ」と言われるのは、むしろわかりやすいんですね。
素で『個性的』なわけですから。

むしろ、問題は『ありきたり』と言われたり、思われたりすることへの負い目に似た感情と言えるでしょう。
『自分なりの特性』がなければ、埋もれて消えていってしまう・・・と。

しかし、その強迫観念は個性神話の罠です。
すべてのことがらが100%同じ人なんていないのですから、似ていることを恐れる必要はありません。

もし、特定のジャンルで、似たようなことをやっている人や同じ興味を持つ人がいたら、『同時代性』を喜びましょう 😊
それは、同じテンポでリズムを刻める、バンドメンバーとの出会いに似ています。
そうした出会いは、むしろ幸せなことではないでしょうか?


早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊




最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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世の中に、笑顔のあふれる人を増やしたい、と思っています。

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