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「好きなこと」の分析

数ヶ月前から、『セカイノフシギ』というマンガ系のYouTubeチャンネルをよく見るようになりました。
どれも10分ちょっとの動画なので、倍速で見て6〜7分。
過去作品が膨大にありますし、毎日18時過ぎに1本づつ新作がアップされるので、夕方の息抜きという感じになっています。


実は、内容的には比較的パターン化されていて、最初はだいたい主人公が意地悪なキャラに嫌味を言われて凹むものの、最後はいろんな形で逆転するという流れ。
それは『水戸黄門』的な権力の快感にも通じるので、当初は軽く抵抗感があったのですが、何本か見るうちにだんだん慣れていきました。
YouTubeのオススメ、恐るべし 😊

そして、ある時、わたしが「なんとなく見てしまう」のは、最後の逆転場面にひかれるからではなく、むしろ前半の嫌味なキャラクターにある種のホメオスタシスを感じるからだと気づきました。
ホメオスタシスというのは、もともとは生物学の用語で『恒常性:生体の 内部や外部の環境因子の変化に関わ らず、生理機能が一定に保たれる性質』のことです。

自己啓発の分野では、その性質を『人間が成長の負担を嫌う』ことに重ねて、『現状に引き戻される力』といった意味あいで使います。
わたしの場合で言えば、両親(の中でも特に父親)が勝ち負けにこだわる嫌味をいう人だったので、そこに引き戻される感じです。
まぁ、親が勝ち気だったという以上に、昭和ってそういう時代性だったんですよね。
つまり、そこにはある種の『懐かしさ』があるわけです。


ともあれ、そうしたモヤモヤ感に耽溺するのは健全ではありません。
実際、『セカイノフシギ』の中でも、わたしは少し変化球気味のものが好きです。
懲らしめる快感の強い作品よりも、もう少し別のテーマが加わっているもの。
そんな動画を3本ほど貼っておきます 😊

GWの息抜きにどうぞ ❣️





3本目の作品はちょっと『やりこめ』感がありますが、わたしが好きなのは主人公の『人の推し』に対するまなざしです。
わたしも『誰かが何かを好きなこと』を見るのが、大好きなので 😍


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