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続・あれもこれもの時代へ

<944文字>

昨夜の夕食は、塩焼きそばでした。
以前も書きましたが、生協でよく注文をするので、わが家の『焼きそば率』は非常に高め・・・
あまりに高いので、かえって掲載をひかえている感じです 😊


ところで昨日は、「二者択一のストレスが徐々に薄れてきている」という記事を書きました。


今日は、その記事からさらに連想したことをつづってみます。


昔から、ものごとの両面を見る人はいました。
何かを選択する際に、つい、もう1つの可能性や逆の立場に肩入れしてしまう人・・・

そうした傾向は、よく言えば「多視点的」ですが、多くの場合「優柔不断」揶揄やゆされたものです。
あるいは、コウモリ的。

『どっちつかず』ということで、あまり好ましく思われませんでした。
かくいうわたしも、特定の立場を強く主張することが苦手な、バットマンです。


たとえば、わたしは広島県出身なので、小さい頃から「放射能の恐ろしさ」をことあるごとに聞かされました。

また、祖父の弟は原爆で亡くなっています。
わたしの実家は広島から1時間ほど離れた呉という町ですが、その日はたまたま広島に遊びにいったんですね。
家族が八方手を尽くして探した逸話も叔母から聞いています。


なので、原子力発電に対しては怖れが先立ち、基本的には反対なのですが、それでも映画『Fukushima 50』のあるシーンには胸を打たれました。
それは、主人公が子供の頃、父親が発電所の工事を見ながら話す場面です。

「あれができたら、出稼ぎにいかなくてもよくなる」

というセリフ・・・
家族が一緒に暮らせる希望と喜びがそこには込められていたんだなぁ、と。


声高に相手を否定することは、一時的には仕方のない場面もありますが、時代は「あれかこれか」の選択よりも「あれもこれも」を尊ぶ風潮に変わりつつあります。

そのことを、わたしは『希望』だと感じています


早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊




最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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