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デッドボールの光と影

昨日、ゆーみんさんのこの記事を読んで、深く感じ入りました。


ノーラン・ライアン選手に憧れた栗山英樹さんがインタビューをした際、
「メジャーリーガーは、子どもたちに尊敬されるような行動を心掛けなければいけないし、そのために自分を律する必要もある」
と言われたのだとか。
その考えが栗山さんを通して大谷翔平さんに伝わり、まさにメジャーリーグで『お手本』のようになっていることは、素敵な往復書簡を思わせます 😊

わたしが特に好きなエピソードは、大谷選手がデッドボールを出してしまった際、試合後、ロッカールームにまで行ってその選手に謝罪するだけでなく、相手チームの監督にまで詫びる話です。
監督にしてみれば、大切な選手が戦力外になってしまったかもしれない、大変な心労。
その気持ちにまで配慮することで、誰もが気持ちよく球場を後にできます。


一方、たまたまですが、昨日「わざとデッドボールを指示している」話題で盛り上がっている、バラエティー番組の動画を見ました ▼▼▼


ただし、ここで「日本野球とメジャーリーグの違いは・・・」とか「だから◯◯さんは・・・」といった批判をするつもりはありません。
メジャーリーグにしたって、デッドボールを出した選手が相手に謝る習慣はありません(でした)から。
そして、上記の動画は15年くらい前の番組なので、時代性もあります。

ともあれ、どちらが魅力的かと言えば、やはり大谷さんの正々堂々さだと思います。
まっすぐ歩く人は強いですね 😊
怪我をしている足を狙うように指示する敵役の先生と、その狡さを跳ね返す主人公の対比が際立つ『ベストキッド』のクライマックスシーンが思い出されました。


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