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逮捕された新卒OLの罪(2,666文字)

割引あり

<前回までのあらすじ>
再逮捕されて検察へ送致された佳穂。
同じ牢屋で拘束されている韓国人女性のパクと一緒に連行される。
パクとは手錠のキツさを愚痴をこぼしたり、今後のことについて話あうことで、同志のように感じられた。

この小説は2,666文字で約10分で読むことができます。

第27章 再逮捕後、2回目地裁

いつも通り6時には担当さんの「起床ーーーー!」の叫び声でわたしも起きる。

20日も過ぎれば、必然とこの生活も慣れるものだ。
ぐっすり寝れる。

今日は、裁判所へ行くためにバスで護送される。
勾留期間が決まるが、また20日間延長だろうと諦めの気持ちもあった。

または、手錠を嵌めらたまま長時間の耐久レースをしなければならないことが憂鬱なのだが、、、

検察からの勾留請求がある以上わたしは裁判所へ行かないといけない。
いつも通り、牢屋から出て護送の準備をする。

留置所の出入り口に集められると、移送される全員をボディチェックを行う。

毎度のことだが、厳重だ。
推定犯罪者を外へ出す以上、厳しい拘束とボディチェックは必須なのだ。

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