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透かし見る @リストラーズ

このG.W.中 お休みが取れたかたもいらっしゃると思う。
Xのカキコミにも 帰省や旅行 行楽など それぞれ日頃 満足いくほどは
できない家族サービスを含め お出かけ組が増えていたようだ。

その様子は 文字や画像であげられ 行ったことのない場所を 案内いただいているような気持ちになった。

その中で あるかたが撮影されていた写真を見て リストラーズを思った。


Yuko V様撮影   掲載のご許可いただきありがとうございます


これは 自然ゆたかな場所で撮られた幾枚かの写真で 美しい花や輝く新緑が写されていた中の一枚。

そこには
「(太陽光線に)透けた花びらを撮りたかった」との言葉が合わせて載っていた。
 
 
なぜ その画像が心に残ったのかを考えてみた。


筆者が 日々 追うように見つめているリストラーズは この逆光で透かし見る花びらの向こう側のように見えている。

この一文に合うのかどうか・・・ 歌詞の内容は合うような
一撃必殺バキュン! と ヲタ芸感 満載に 毎度やられてますが


逆光の花びらがだと?

スーツ姿のふつうのリーマンのおじさんに?というなかれ。
一見 普通にみせながら 彼らは普通ではないのだ。
 
もちろん 筆者がファンであり それもかなり強火と言われているらしいこと
には自覚がある。
が、今は それ以上にも 以下にも なれないのだから こういう書き方しかできない。

 
「逆光」で何かを見ようとすると 眩しくて 輪郭がハッキリしない。
さらに細かいところに注目しようとしても 光が強すぎて 目を閉じてしまう。
 
それでも見たいとき どうするか。

細目で見るとか サングラスをかけるとか そういう方法しか思い浮かばない。
彼らを知りたくて もっと近くで見たくて、歌や言葉を聴きたくて 全身を
耳にしてしまいたくなっても それは物理的に出来ない。
 
この狂おしいような気持ちを その写真を見て重ねていたのだ。
 

逆光であっても いや 逆光でなければ 「透けた花びら」は見えない。
花びらという 半透明な切子グラスを通して ようやく彼らが少し見える。
しかし それも 正しい形かどうかは ひとの目の限界がある。

 
ひとが何かに強く魅かれているとき 見えなくても見ようとし、 近づけない
なら 想像で補ってでも 近寄ろうとする。
どこかが間違っていたり まるごと違っていても その瞬間だけでも 分かったような気がして落ち着けるからなのかもしれない。

 
太陽光線を透かした花びらは半透明だが 向こう側が見えるほど すっきり
透明ではない。

「眩しくて見えないけど好き!」などとは 今どきなら思春期の少女でも
言わないだろう。
いったいどんな見方をしているのかと 我が身を疑う。

 
だが これでもできるだけ 冷静にと考えているのだ。
どうしてこれほど魅力があるのか。
繰り返し 見てしまうほどなのか。

これまで 好きだと思った映画や動画、あるいは書籍は数多くある。
だが 一冊の本を100回読んだ記憶はない。
リストラーズの動画は 軽く100回は見ている。
 
いったい何か仕掛けがあるのだろうか。

歌の実力は 疑うべくもない。

だがダンスは
わざとなさっているのかと思うほど、かっこカワイイ ばらばら感。

リサイタル動画や在宅動画、活動報告の小芝居は クスクス笑いの宝庫。

 
たとえば ちょっと笑える大人の芝居、表現の巧みさにとらわれた文楽などは 一時期 通って見ていた。
だが どれも一回ずつ。

音楽は聞くといっても ホールに出かけて聴く以外は、BGMのように流して その中で考え事をしたり 仕事をしたり、より集中するためにという目的で
聞く。

雑多な電波のようなものが飛び交う空間を 一定の揺れにキープしておくために聞いているようなものだ。
だから スピーカーの前で タクトを振るような聞き方はした覚えがない。

 
これまでには 経験したことのない何か。
あるいは これまでの経験の総合ということなのか。
 
もともと分析して 理性的に考えるより 直感で掴むような筆者だった。
分析や考察は あとから必要になってきて 少しずつ身につけていこうとしている。
 
何か、ある。
何かなければ これほど魅かれるはずはない。
 
そう思って もう七か月、幸せな繰り返しが止まらない。
半透明の花びらの向こう側を どうしても知りたい。
 
寄り添ってくれる歌、励ましてくれる声
沈んだ気持ちを立て直してくれる曲
できるよ!と応援を発信する笑顔。

 魅かれる理由は まだ分からない。
だが 今日も 花びらを透かし見て 眩しさの向こう側を追う。


<  追うのは楽しい 追われるよりも 
      追いつきたい気持ちと  追い続けたい気持ち どっち? >

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