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#54 十三夜と渡月橋

こんにちは。
Hoodieがちょうど良い季節だなと思ったら、半袖シャツがしっくりくる日もあり、寒暖差がきついなあと思う今日この頃です。

2022年10月8日の朝、前日に部活の同期みんなで飲んでいたので、アルコールが体内に残っていて、頭痛や気持ち悪さの残る中、起床した。
ひたすら水を飲んで、五苓散も飲んで、リポDも飲んで、とにかくアルコールを抜くことに必死な朝であった。笑
その後、急いで準備をして、家を飛び出した。

東京駅で新幹線に飛び乗って、一年以上ぶりに京都に向かった。
京都に近づくにつれて、アルコールも抜けてきて、ひとまず一安心。笑

京都駅に着いてから、待ち合わせまで時間ができたので、待ち合わせ場所の河原町まで歩いて向かうことにした。もう何度も言っている京都なので、Google Mapに頼らなくても、たどり着くことができた。着いてからも、少し時間があったので、先斗町を歩いたり、四条大橋で鴨川眺めてたり色々して、時間を過ごした。

待ち合わせしてからは、秋のスイーツを食べて、その後祇園・東山エリアを散策しました。八坂神社や八坂庚申堂、清水寺、安井金比羅宮など行きました。
いつも1人旅で行っていた京都を誰かと周るというのはとても新鮮で、1人ではなかなかいくことのないカフェで大好きなスイーツを食べられて、大満足でした。

その後は、嵐山に移動して、竹林を歩いたり、わらび餅食べたり、カフェで抹茶のフレンチトーストを食べたり。今までにない京都の楽しみ方をしてました。
デート中の先輩を見つけてしまって、僕が勝手に気まずくなったのはここだけの話。笑

カフェを出て、十三夜が綺麗だったので、何気なく月が綺麗だねと僕が言ったら、告白された?って返されて、受け身が取れなかった。笑
ハンマーで思いっきり頭をぶん殴られて、脳震盪になった気がした。笑

そんなことがあった後に、月と渡月橋の景色を見て、僕はようやく決心がついた。
今日、一緒に遊んでいてこの気持ちが変わらないんだったら、後悔のないようにしたいと思っていたから。

緊張していて、その時のことを鮮明に思い出すことはできないけれど、とりあえず伝えたいことは伝えられたと思う。
もちろん、その時の十三夜のお月様も、憎いくらい綺麗に輝いていた。

今思えば、あの時のあの会話ってふと思うことがある。
縁結び・縁切りで有名な神社で話した事やカフェで話したあんなことも。
そのどれも、僕にとっては十三夜の月と同じくらい輝いていた。

ここまで1人の女性に夢中になったのは、生まれて初めてだった。
最初は、恋心を抱くなんて思ってもいなかったけれども、そういう思いを抱くことがこんなに素敵なことだとは思わなかった。
これから、どんな関係性になっていったとしても、一生忘れることはないだろう。

あの日見た十三夜のお月様と渡月橋は、いつまでも記憶に残り続ける。






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