#369 臆病者、

 こんにちは、鏑木澪です。


 今現在、特に何もないのだけど、少し思い出したことがあって、長々と前置きを書きます。

 だいぶ前にネットで読んだ話で、嘘か本当かも知らない上にうろ覚えです。
 ある絵描きの経験譚とされていました。


 同人で絵を描いていたその人は、それほどたくさんのファンがついていたわけではなかったけれど、熱心に追いかけてくれていると認識できている人が数名いました。

 その中でも特に印象的な人がいて、基本的に一方通行で作品を発表するだけだったのに、毎回、丁寧な感想を送ってくれて、特に反応も返さないのに、何年もその状態が続いていました。

 概ね肯定的な意見、何かしら良いところを見つけてコメントをくれるその人に、絵描きは励まされ、感謝していたそうです。

 しかし、ある日を境に「デッサンが狂っている」「パースが明らかにおかしい」といったことばかりコメントされるようになり、絵描きは初めて「あなたはそんなことを言う人ではなかった。なぜだ? 嫌いになったのなら、静かに去ってほしい」と返信。

「事実を述べているだけです。病院に行ったほうがいい」

 何年も心の拠り所と思っていた相手から向けられた言葉としては堪え難い、絵描きにとっては最悪の貶し文句にしか映らず、腹を立てた勢いで暴言を吐いた上、ブロックしたそうです。

 それから、数週間後。

 絵描きは職場で倒れました。
 運ばれた病院で処置を受け、一命を取り留めました。

 危険な状態だった、脳に問題があった、と。

 治療が終わってから、自分の描いた絵を見直すとあり得ないほどバランスが崩壊しているのがわかりました。

 しかし、当時の自分には全く正常であるかのように見えており、歪みには全く気がつかなかった。

 慌ててブロックを解除して連絡を、謝罪と感謝を伝えようとしたら、相手はアカウントを削除しており、その後、どれだけ呼びかけても再び姿を現してくれることはありませんでした。

 もし、これを読んでいたらーー


 というふうな書かれ方をしていたと記憶しています。

 これ……私が絵描きの立場だったとして、相手の人が急にアンチになってしまったのか、本当のことを言っているのかの区別ができる自信がないなと思いました。
(お互い言葉足らずだったのが原因だと思うけど、普段から無駄話を含めた積極的なやりとりをしていない相手と、急に饒舌に話すのは無理だよ)

 この話を読む前だったら「あぁ、アンチになってしまったよ」と思う確率が90%を超えるくらいには諦めているといったらいいのかな、良くも悪くも自分を信じる気持ちが強い人間でした、私は、おそらく。

 今は逆に、年単位の付き合いの(私がそう認識している)人に、そんな言葉をかけられたら、九分九厘「私に何か問題がある」と考えます。

 真実はどうあれ、そう思います。


 ……何が言いたいのかと申しますと、

 明らかな異常があると感じられた時は、遠慮なく教えてくださいね!


 前々から書こうと思っていたの。

 なんだか、たんに”へたっぴ(する能力がない)”なのか、”異常(通常ならできるはずのことができない)”なのか、私のしているレベルだと判断が難しくて、優しい人ほど、気づいたことがあっても声をかけにくいのではないかと想像しています。

 人任せでよろしくないかもしれないけれど、どちらにしろ「何だか様子がおかしいぞ」と思った時は、伝えてもらえると助かります。

 私、身体が悲鳴をあげていても気づけないところがあるらしいのでね。笑
(メンタルのほうは、すぐに「疲れた」と弱音を吐くので、逆に問題ない気がしている。接する人には申し訳ないけれど、何らかの形で外に出すことでバランスがとれていると思う、知らんけど、急に電源切れる時あるけど)

 んー、かまちょ発言すぎる、恥ずかしい。←

 あぁ゛、たんにそういう時期として流してほしいのですが……とっても、不安が大きくてね、「私って正常なんか?」と疑っております。笑

 漠然とした話で、全く意味のない。。。
(ちょっと壊れて歪んでるくらいが丁度いい←)

 対面で会える範囲に、自分より”正常”な人が周りにいなくてですね、今。
 病気とか、加齢とか、何とか……普通のことだし、悪いことではないのだけど、「何を基準に生活したらいいんだ?」ってな迷いが。笑

 田舎なもんで、恐怖の隣人とかもいてさ〜
(主人が不在の家に上がり込んで勝手にお茶飲んでる類のやつね)

 はァ、、、

 何を書いているんだ、私は。

 老いに対する恐怖って、そこまで感じていなかったのだけど、”壊れていく人間”みたいなのを見ていると、そうなる前に「早くおさらばしてぇ、長生きしたくねぇ」ってな気持ちが湧いてしまいます。

 他人がどんな状態で生きていようと、私が出せる口などないのだけど、私はその状態で生きていたいとは思わない……選べるならね。

 それでいうと、「生きていても大丈夫」と思える状態になる・保つために必死な毎日ですがね、、、
(価値がないぞ、価値がー!ッ←怖いよ、おだまりよ、)

 ダメだ、今日はたぶん記事を書いちゃいけない日だった。

 まぁ、こんな私もいますよ、と。

 黙っているのが正解かもしれないけど、もういいんだ。
 喋らないとやってられないぞ、すんまそん。
(あの、これは意図してふざけているので大丈夫です。真剣に心配してくれていた人がもしいらしたら、ごめんなさい。私にはふざける元気があります←雑な翻訳かいな)

 心配させたいわけではなくて、でもちょっと愚痴りたかったり、怖がりだったりしているところを外に出してしまいたかったの。

 ここまで付き合ってくださった方、ありがとうございます。

 また、明日から頑張るぞー!っ

 ではでは〜


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