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衝撃

漫画家・芦原妃名子さんが死亡 「セクシー田中さん」など連載|日テレNEWS NNN

「鬼と天狗」の次話(西の変事)の構想を練っている最中に、Xに飛び込んできたニュースでした。
芦原先生の作品は、女性の繊細さがよく描かれており、私が好きな漫画家のお一人だったのです。

そして、「我が子をおもちゃにされた」悔しさが、よくわかるんですよね。
私もnoteで「二次利用」を巡って、同じような目に遭っていますから。もちろん芦原先生の場合は、私とは比較にならない位追い詰められたのでしょうけれど……。

私の場合は、問題の作品をnoteから「封印」しました。そのうち、一部はカクヨムで名義を変えて、ひっそりと出した次第です。

ですが、問題の構造は私のときとよく似ていると思います。要は、「二次利用者」側に「使ってやっている」という驕りがあるんですよ。
芦原先生の場合は、あれだけ繊細な作品を描かれていた先生です。メッセージなどの文章も、丁寧な人柄を感じさせるものでしたし、強くは出られなかったのでしょう。相手が大手テレビ局であるならば、尚更です。

「脚本家が責められることのないように」と投稿されていた方もいらっしゃいますが、原作をおもちゃにされ、「自分のものであるが如く」扱われた悔しさは、やられた人でないとわからないのかもしれません。

本当に、「原作者」って何なのでしょうね。
同時に、「自分の作品は最後まで守り抜け」。そんな覚悟を決めさせた事件でもありました。

素晴らしい作品を送り出して下さった芦原先生には、感謝あるのみ。心から、ご冥福をお祈りします。

#著作権
#原作者の権利
#二次利用
#この経験に学べ
#芦原妃名子

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