かわばた

Finatextグループで保険事業をしています。広告&コンサル出身です。

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    Finatextグループのメンバーが書いたnoteまとめです! ▼社員インタビューだけのまとめ https://note.com/finatext/m/me3cc51aab116 ▼入社エントリーだけのまとめ https://note.com/finatext/m/m9e547807ad20

最近の記事

保険業界の Vertical SaaS『Inspire』のビジネスモデル

この記事はFinatextグループ10周年記念アドベントカレンダーの13日目の記事です。昨日は小林さんが「Finatextは僕を変えた 〜23卒エンジニアの入社エントリ〜」という記事を公開しています。 *** こんにちは。Finatextグループ 保険事業責任者の河端です。広告会社とコンサル会社を経て2019年にFinatextに入り、保険事業の立ち上げをリードした後、そのまま事業責任者を務めています。 Finatextの保険事業の成長をドライブするコアプロダクトが、『

    • Embedded Insurance2.0が押し広げる保険市場

      Finatextグループで保険事業を推進している河端です。 「Embedded Insurance(エンベデッドインシュアランス・組み込み型保険)」という概念が、インシュアテック(Insurtech=保険×テクノロジー)界隈で、最も盛り上がっているトレンドの一つになっています。「Embedded Insurance」とは、保険をサービスに組み込んで、消費・行動文脈の中で提供していくことで、サービス自体の顧客体験を良くしたり、利用を促進したり、保険の契約促進を図ったりしていく

      • 2023年の国内保険DX・Insurtechにおける注目トレンド

        Finatextグループで保険事業を推進している河端です。 私はこの2年弱、「国内外の保険DX・Insurtechに関して情報収集をし、1日1つ以上発信すること」を自分ルールにしています。いつもは気になったトピックを自由気ままにツイートしているだけなのですが、この年末年始の時間を利用して、最近のホットトピックを振り返りつつ、2023年に注目していきたいトレンドについて簡単に整理したので、Insurtechに少しでも興味がある方のご参考になればと思い、公開してみます。 ここ

        • Finatextグループの保険事業について ~SaaSによる保険DXへの挑戦~

          Finatextグループ保険事業責任者の河端です。 ここでは、Finatextグループへの入社を少しでも考えてくださっている方向けに、弊社保険事業の概観について、ご紹介したいと思います。 保険・金融領域未経験の方も大歓迎ですので、少しでもご関心お持ちいただけた方は、お気軽にご連絡をいただければと思います。 自己紹介新卒では広告代理店に入社し、その後コンサルティング会社を経て、2019年2月にFinatextに入社しました。 私自身もFinatextに入社するまでは、保険や金

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          2022年の国内保険DXにおける注目トピックス

          明けましておめでとうございます。 Finatextグループで保険事業を推進している河端です。 私は国内外の保険DX動向の情報収集を日課としているのですが、この年末年始を利用していつもより少しじっくりとインプットしていたところ、国内の業界トレンドと個人的に注目したい視点が見えてきました。 そこで、自分用メモとしてまとめたトピックスをnoteでも公開してみます。 各トピックは、以下2つの切り口で説明していきます。 そのトピックに注目する背景としての、現在の業界トレンド そ

          2022年の国内保険DXにおける注目トピックス

          スマートプラス少額短期保険が大事にしている「保険+(プラス)」という考え方

          スマートプラス少額短期保険(以下スマートプラス少短)には、「保険+(プラス)」という社内向けのスローガンのようなものがあります。 その内容はこちらです。 保険+(プラス) 失敗するかも。ケガするかも。ダメになるかも。迷惑かけるかも。 不安で立ち止まっていませんか? 保険があるから大丈夫、前に進もう。 不安から目を背けていませんか? 保険があるから怖くない、明日を描こう。 そんなあなたの暮らしにプラスになる保険をつくります。 これは、スマートプラス少短の方向性を議

          スマートプラス少額短期保険が大事にしている「保険+(プラス)」という考え方

          「母子保険はぐ」のブランドづくりにかける思い

          こんにちは、Finatextグループで保険事業を推進している河端です。 先日、弊社グループのスマートプラス少額短期保険(スマートプラスSSI)でお客様対応や保険金請求業務を行う若手メンバーと1on1をしていて、こんな相談をされました。 他のメンバーが担当している顧客獲得業務がスマートプラスSSIのビジネス成長に貢献しているのはわかるんですが、正直、既契約者向けである自分の業務が会社の成長に貢献できている実感が持ちにくいんです。お客様にとっての保険の価値って「保険金の支払い

          「母子保険はぐ」のブランドづくりにかける思い

          次世代型保険業務オペレーション構築に向けて -スマートプラス少額短期保険のチャレンジ

          Finatextグループで保険事業を推進している河端です。 Finatextグループの保険事業では、所謂「Insurtech」と言われている領域にチャレンジしており、テクノロジーを活用することで保険の顧客体験をよりよいものにしていこうとしています。 今回は、我々グループのスマートプラス少額短期保険を例に、良質な顧客体験を届けるためにどのような業務オペレーションを運用しているかについて、ご紹介したいと思います。 保険のDXやデジタル活用を自ら進めて行こうとしている方や、保

          次世代型保険業務オペレーション構築に向けて -スマートプラス少額短期保険のチャレンジ

          Embedded Insuranceが可能にするもの ~保険サービスによる顧客体験の進化と保険ビジネスにおけるDX~

          こんにちは、Finatextグループで保険事業を推進している河端です。 昨今の金融業界・保険業界では、「Embedded Finance(エンベデッド・ファイナンス)」「Embedded Insurance(エンベデッド・インシュランス)」が大きな次世代トレンドの一つになっています。 そこでこのnoteでは、保険ビジネスのDXと切り離せない「Embedded Insurance」の意義や「Embedded Insurance」を保険DXに活かすためのアプローチについて、そ

          Embedded Insuranceが可能にするもの ~保険サービスによる顧客体験の進化と保険ビジネスにおけるDX~

          テクノロジーの力で、暮らしにとけ込む新たな保険体験を- Finatextグループ保険事業の取り組み

          8月24日に、Finatextグループ子会社のスマートプラス少額短期保険から 産前・産後ママ向け医療保険「母子保険はぐ」をリリースしました。 (リリースはこちら) 私自身、「事業を通じて、人々の生活をちょっとよくしていくことに、貢献していきたい」という思いでFinatextに入社し、 そこから約1年半、イチから仕込んできた事業がやっとスタートラインに立てました。 (備考:私がFinatextに入社した理由はこちらの記事にまとめています) そこで今回は、Finatextグル

          テクノロジーの力で、暮らしにとけ込む新たな保険体験を- Finatextグループ保険事業の取り組み

          金融にほとんど関心のなかった私がFintechベンチャーに入ったわけ

          Finatextグループで保険事業の開発を推進している河端です。 前回、いきなりやや踏み込んだテーマでnoteをはじめてしまったので、 改めて自己紹介がてら、自身の略歴と「なんで今Finatextにいるのか」について書いてみたいと思います。 (ご参考:前回記事 金融機関のDX課題について) まずは簡単に経歴から新卒では広告会社へ 千葉県の公立の小中高から、東大経済学部を卒業しました。 元々、大学時代からスタートアップや起業自体に興味はありましたが、その動機はやや不純でし

          金融にほとんど関心のなかった私がFintechベンチャーに入ったわけ

          Fintechベンチャー事業開発担当から見た、金融機関のDX課題

          日本の金融業界では、多くの会社が「DX」(注1)への取り組みを検討・推進しています。 その一方で「その取り組みがなかなか前に進まない・うまくいかない」という状況も耳にします。(おそらく金融業界に限った話ではないが) DX推進の定石としては「経営戦略として方向性を定めよ」「レガシーシステムの課題を解消せよ」といったことが言われますが、果たしてこれらは正しいのでしょうか? もしくはこれらが正しいとしても、実際問題としてどのようにすればこれを推し進められるのでしょうか? このよう

          Fintechベンチャー事業開発担当から見た、金融機関のDX課題