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0円でバイリンガルになった国産バイリンガルな長女の自己紹介

うちには4歳と1歳の女の子がいます。

次女はまだ始めたばかりなので、現在は長女だけ、バイリンガルです。

彼女は家では9割くらい、英語で話しています。

言いたいこともほぼ英語で言うことができます。

では、0歳の頃から、かけ流しをしたり、語りかけを親が一生懸命にしていたのかというと、そうでもなくて、長女が本格的におうち英語を始めたのは2歳後半からです。

娘の教育のためにテレビなし育児に挑戦していたのですが、私の場合は本などにでてくる教育ママのように、上手くはいきませんでした。

次女を妊娠し、私がワンオペな中つわりでダウンしてしまい、当時2歳だった長女のイヤイヤ期が重なり、つわりで床に這いつくばっている私に長女が「お馬さんしてよ~~お馬さん!お馬さん!」と馬乗りになりながら号泣したとき、私の中で何かがプッツンと切れました。

このとき、「ああ、もうこれはダメだ。諦めよう!」と辛くて仕方がなかったテレビなし育児を、この時放棄しました。

その際、「youtubeも日本語じゃなくて英語でみせたら、ちゃんと教育になるか。」と、自分に言い聞かせ、仕方なく英語youtube動画を見せたのが娘がおうち英語を始めたきっかけです。

最初は、娘が楽しめそうな動画を選び、特に何も考えずに見せていました。

そうすると、数週間すると、画面を指さしながら、「moon」「sun」などの単語を言うようになったのです。

元々、応用言語学の分野である第二言語習得を研究していた私は、言語習得は「理解可能なインプット」によって可能になると耳にタコができるくらい聞かされていましたので、この時、「ああ、本当に覚えるんだ!」と思いました。

そして、このまま言語習得理論にのっとってインプットを続けることで、どこまで上達できるのか、観察してみようと思いました。

youtubeからのインプットが「理解可能」なレベルになるようコントロールしながら、発話の様子を数年間記録していきました。

その結果、2年から3年ほどかけて、長女は一度も海外へ出ることなく、バイリンガルと言えるようになるレベルまで英語を話せるようになりました。

ちなみに両親ともに日本語で会話していますし、英語を教える事もしていません。

インターナショナルスクール、インター幼稚園、英会話スクール、各種英語教材、アプリなどすべて課金していません。

本当に、0円でバイリンガルを育成することに成功したのです。

今後の記事では、どんな理論に基づいて、どんな動画を、どうやって、どれくらい見せるようにしてきたのか?

そういったことについてシェアしていきたいと思います。

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