見出し画像

さよなら人類

「塞王の楯」という本が人気みたいですね。
「塞王」ってなんだろうと調べたら「塞翁」がヒット。
今日は連想ゲームで始まりです。


「人間万事塞翁が馬」という諺、有名ですよね。

この言葉の意味するところは「人生は、良いことも悪い事も予測できない。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ」なのだそうです。どうやら、コロナ禍でこの諺を引用する人が増えているみたいです。海外では"ケセラセラ"なのでしょうか?

ところで、ここで"人間"ってどう読みますか?にんげん?じんかん?・・後者かと思っていましたが、どちらも正解だそうです。

そして、"人間"という言葉、"人"という意味ではなく"世の中"という意味があるとのこと。・・つまり、"人"と"人間"って、実は異なる言葉なんじゃないのか?・・って、どうにも気になってきたので、Google先生に聞いてみました。


"人間"は「human」
種としての"ヒト"を指す。

"人"は「person」
個人としての"ヒト"を指す。


つまり、種としての"ヒト"は、個人という存在に限定せず、世の中、世間、という意味を持つ、ということ。2つの言葉、全然違いますね。

"ヒト"をどちらに定義するかで、その範囲は異なる。"ヒト"の力を発揮するには"person"ではなく"human"という見方で捉えていかないといけないのかもしれません。

"ヒト"に焦点を当てた「個別最適」のビジネス。"ヒト"の生活や都合に焦点を当てた「働き方改革」の流れ。これらも"human"で捉えないと、取り返しのつかない大きなしっぺ返しを食らうのではないか?と考えるこの頃です。


[2022.03.16投稿]いいね:34


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?