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これからのジェンダーとマスキュリズム

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「マスキュリズムの思想まとめ」から、第4波フェミニズムの発生以降の問題について言及した記事を分離しました。
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記事一覧

風俗嬢にガチ恋するおっさんはなぜキモいのか

「頂き女子事件」“被害者”への、フェミやリベラルによる誹謗中傷は、未だに後を立ちません。…

我々は「一夫一婦制」が要請する「純潔貞節規範」を、反フェミニズムからついに排除で…

ダウンタウン松本人志氏に関する性被害告発、能登地震や大学入試における性暴力の喧伝など、こ…

人工卵子・人工子宮の早期実現のために、我々にできること

さて、今年も11月19日、国際男性デーを迎えました。詳しいことは最下段に譲りますが、私は問題…

「性の商品化害悪論」と密接に関わる、あるイデオロギーについて

例によってこれも古い話になってしまいましたが、「男の性欲」ないし「性の商品化」を敵視・害…

皆婚社会の再構築に反対します

4月初め、マスキュリズム左派にとって、とてつもなく衝撃的で残念な事件が発生しました。 お…

たとえ「そっちのほうがまとも」と思えなくても、ましなほうを選択せよ

今回はこの記事の、私なりの補論をやっていこうと思います。 この小山氏の記事の特色は、何と…

皆さん、「一応のタイムリミット」まであと2年です!

2015年に成立・施行された「女性活躍推進法」は、10年間の時限立法なのだそうです。つまり2年後の2025年には、(延長手続きが行われなければ)この法律は失効することになります。 これは1985年の「雇用機会均等法」、いやその前身である1972年の「勤労婦人福祉法」成立・施行以降53年間続いてきた法学・政治学的路線の抜本的転換を意味する可能性があります。 「女性活躍」の次にやってくる時代は…活躍法が制定された当時、日本政府は「2020年までに企業の女性管理職比率を30%に

対テロ戦争が「フェミニズム及び性役割の在り方」を変えた?!

国連の件がとうとうプレジデントに載ってしまいました。フェミ側論客からは「強者男性に求めて…

UNWomenの呼びかけと「欧米型男女平等主義」の終焉

少し前、UNWomen(国連女性機関)の呼びかけは男性に「新たな性役割」を押し付けるものだとして…

今こそ、「異質平等論」をおさらいしよう

突然ですが、皆さんは「男女平等」または「ジェンダー平等」という言葉について、どのように考…

フェミニズムは敗北した

私が社会に出た頃というのは、ちょうど「女性活躍推進法」が成立間近の時期でした。 これもこ…

https://note.com/dokuninjin7/n/n3bc93d56dc5f
伝統主義的批判だと、論点についての「明確な価値判断」も含むから、こういう記事は青識じゃないと書けないよね。
ただ「スキ」が彼の他の記事より伸びていないのは心配だ。やはり潜在的な反フェミもまだまだ伝統保守寄りなのだろうか…

本当に女は“解放”されるほど、伝統保守に回帰するのか?

「フェミニストは、本心ではその格差の是正を求めていないにもかかわらず、男女の地位格差を『…

フェミニズムの「ただしさ」を担保するもの

すでにこの記事で述べている通り、私は「フェミニズムは左翼的なポリコレリベラル(以降これを「政治的ただしさ」と呼称します)に立脚している」という言説を支持していません。 フェミニズムの「ただしさ」は、「政治的ただしさ」が担保しているのか?この記事によれば、現代の「左翼的なポリコレリベラル」もしくは「政治的ただしさ」はもともと黒人差別への反発から生まれたもので、女性運動もそれに乗っかるようになり、現代第4波フェミニズムの「被害者カルチャー」につながっていったことが示唆されていま