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【コラム】プロが教える!本当に快適な空の旅はこうだ!!(その1)

(ほぼ)毎日書き続けているコラムも、間も無く40回を迎えるので、
今日は無礼講!!
いや…批判覚悟!!笑
プロが教える飛行機の過ごし方・選び方を、完全なる主観でお届けします!!

⚠️これから書く内容は、筆者の経験や主観のみで書くものですので、その点をご理解・ご承知の上ご覧くださいませ。

GWも終わり、次の長期連休は「夏季休暇」でしょうか?
今年はどこも賑わいそうですね!!

各航空会社の利用者数を見てみると、路線によってその復調具合が顕著に分かれています。
やはり、円安の影響もあり、日本人が海外に出かけることには少しハードルが高い現状ですよね。

特に、人気観光地のハワイは、物価高も相まって、家族全員でハワイ旅行に行くとなると、非常に高額な予算が必要になります。

それでもANAさんは今年もA380(ホヌ)機材に力を入れているそうですよ✈️

ANA所有 A380(ホヌ)

私も数えきれない程、ホノルル線に乗務しました。
正直…ホノルルは仕事ではなく旅行で行くに限る。泣

A380という機材は、総二階建ての飛行機。
クラス編成は、ファースト・ビジネス・エコノミーの3クラスです。
1階席は全てエコノミークラス。(プレミアムエコノミーを含む)

2階席にファーストクラスとビジネスクラスがあります。

ビジネスクラス以上のシートはフルフラットシート。快適です。
ホヌの場合、ビジネスクラスから席の予約が埋まることが多く、出発時間帯を考えても出来るならビジネスクラスで行きたいですよね。
(基本的に各航空会社共通で、日本からホノルルに行くフライトは、日本時間の夜に出発)

「いやいや、ビジネスクラスだと料金が…」と思われるかもしれませんが、
割引になりづらいプレミアムエコノミークラスより、
「(航空会社名)のビジネスクラスで行く!ホノルル6日間」のようなパッケージツアーで申し込むと、ビジネスクラスの方がお得に利用できることもあるので、
機会がある際はぜひビジネスクラスを利用していただきたいですね。

というのも…やはりエコノミークラスでの長距離移動は、身体のしんどさが切り離せないのです。
到着地で思いっきり楽しむためにも、まずは機内で少しでも体を休ませることが大切。

では、ここからはそんな機内でも快適に過ごすコツをお知らせします!

《ホノルル便の鉄則!!》

ホノルル線はその路線の特徴から、楽しい気持ちでご利用になるお客様が非常に多いので、飛行機のあれもこれも楽しもう!と、機内が終始賑わっています。

がしかし!!!
ホノルル線で最も重要なことは…「寝ること」です。
いかに機内で寝られるか。

ホノルル線は、どこの航空会社も出発時間が夕方(早くても17時台くらいかな)から夜にかけて設定されています。
日本とホノルルの時差は19時間。
現地に到着するのは朝7時~11時頃。
季節にもよりますが、片道8時間程度で着くので…
日本時間にすると真夜中~早朝です。

到着して楽しめるか否かは、いかに機内で寝たかで勝敗が決まります。笑
これが到着後の楽しさを増す最大のポイントです。

好きな香りを纏わせたマスクやホットアイマスクを着用して、まずはゆっくりと寝る環境を整えましょう!

マスク用スプレー(ミニサイズ)
ホットアイマスク

《機内での体調管理の鉄則!!》

ホノルル線に限らず、機内で体調不良になられる方の大半がエコノミークラスのお客様です。(ご利用人数の母数が違いますが…)

原因は、エコノミークラス症候群や水分不足、アルコール、寝不足、体温管理といったところでしょうか。

基本的に、ご旅行で長距離路線をご利用になる方は、「目的地」の気候に合わせてお召し物を選ばれるので、薄着すぎたり、厚着すぎたり…

リゾート地に向かう路線で多い服装

全く「機内」に則した温度管理ができていない方が多いのです。

最近、SNSなどにも韓国芸能人の「空港ファッション」がよく載っていますが、あれを真似してしまうと本当に痛い目に遭いますので注意してくださいね!笑

韓国芸能人の空港ファッション

航空会社によってもその設定基準は異なりますが、基本的に国際線の機内温度は22~24℃に設定されます。
外資系航空会社だと、もっと低いでしょうね。

加えて、機内の湿度は低く、気圧も0.8気圧程度なので、普段よりも体温調整を衣服にて調整する必要があります。

豆知識!
実は…お食事のサービスが終わるとCAは機内温度を下げ、到着前のサービスを開始する前に温度を上げます。

それは…
人は「寒い」環境で眠気が増し、「暑い」環境では目が覚めるからです。

ビジネスクラスやファーストクラスでは、そのような温度管理も徹底。
逆にいうと、「機内温度を下げる=寝てください〜」「機内温度をあげる=起きてください〜」と、誘導されているのです。

プチ鉄則!
機内の毛布には限りがあります。
かつ、CAに温度操作されているので、脱ぎ着できるアウターやストールを持ち込むことは絶対!

私は、着圧ソックス&モコモコソックスの重ね履きもマストにしていて、デニムのような生地に伸縮性のないものもNG!

もちろん寒すぎる状況は対応が必要ですが、基本的に「寒い」よりも「暑い」方が体調不良になりやすいので、機内温度を上げてもらえることは、
さほど期待できないと心得ておくと良いでしょう!

このように書くと、「機内に持っていく荷物が多いな〜」と思われますよね。
お伝えしたいことが多すぎて、(その1)も長くなってしまったので、
次回「【コラム】プロが教える!本当に快適な空の旅はこうだ!!(その2)」にて、実際に私も愛用していた、そして現役CA御用達の「旅バッグ」のご紹介&「機内美容の鉄則」をお話ししたいと思います。

ぜひ次回のコラムもお読みいただけたら嬉しいです!
(その2)はこちらからご覧いただけます。


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