見出し画像

【コラム】世界のドリンクサイズ事情

STANLEY®のタンブラーが世界中で大ヒットしています!

STANLEY® QUENCHERシリーズ

STANLEY®の商品の中でも、特にこのスリムクエンチャーシリーズが大人気で、少し前には、アメリカの学生たちの「マストハブタンブラー」として、親が買いに走ったことでも話題になりました。

サイズを多種展開しているのもポイントで、日本では「大きすぎない?」と感じるような、1リットル超えのサイズが人気です。

そして、このトレンドにいち早く乗ったのが、スターバックス!!
さすがとしか言いようがない!!笑
日本だけではなく、世界中のスターバックスがこのSTANLEY®とコラボしたタンブラーを販売。

日本のスターバックスでは、このSTANLEY®コラボのタンブラーだけが毎回即売れの完売ということも、珍しくありません。

2024SAKURAシリーズでのSTANLEY®コラボタンブラー

ミーハー代表を自負する高橋も、もちろんのSTANLEY®ユーザーです。笑

ステンレスタンブラーになっているので、温冷の保温が長いのもありがたいポイントなのと、全てのアタッチメントを取り外して洗うことが出来るので、タンブラー特有の洗い残りが最小限に防げるのも嬉しい。

サイズは、「グランデサイズ(473ml)」が入る容量。
デイリーユーズはもちろんですが、飲み切れる量としても重宝しています。

皆さんは、スターバックスなどのコーヒーチェーン店に行く際、どのサイズをオーダーすることが多いですか?

スターバックスやタリーズコーヒーなどで採用しているサイズ展開だと…
・ショートサイズ(240ml)
・トールサイズ(354ml)
・グランデサイズ(473ml)
・(スタバのみ)ヴェンティサイズ(591ml)
の4種類(タリーズは3種類)。

もちろん、サイズが大きくなれば値段も上がりますが、1mlあたりの値段は大きいサイズの方がお得なのは、言うまでもありません。

日本のスターバックスだと、この4種類のサイズ展開が基本ですが、
アメリカやカナダのスターバックスには、ヴェンティサイズよりも大きい「Trenta(トレンタ)」というサイズもあります。

アメリカスターバックスでのサイズ各種

「900mlオーバー??ウソでしょ!?」と
驚かれるかも知れませんが、「リフレッシャーズ」と呼ばれる、フルーツベースの清涼飲料がメニューにあるアメリカやカナダでは、ヴェンティやトレンタサイズでオーダーする人も多く見かけます。

リフレッシャーズ

一方、寒くても「ア・ア(アイスアメリカーノ)」を愛する韓国でも、トレンタサイズの登場を宣伝する広告が出たりと、世界では「トレンタ」が普及している様子。
※韓国スタバの「トレンタ」は、期間限定の可能性もあるので、利用される際はご確認くださいね!

「トレンタサイズをお楽しみください!」と宣伝する韓国のスタバ

普段から「トレンタサイズ」のような大容量サイズを選んでいる方にとっては、日本のドリンクサイズは物足りなく感じるかも知れませんね!

スターバックスでは、「サイズの種類」が日本と海外で異なりましたが、
「サイズの容量」が異なることで有名なのが、ファーストフード店です。

その代表格…マクドナルド🍔

日本とアメリカのマクドナルドで、ドリンクのサイズを調べてみると、
両国ともサイズ展開は「S・M・L」の3種類で同じです。
しかし、それぞれの内容量を見てみると、大きな違いがそこにはあります。
・Sサイズ(日本)275ml (アメリカ)473ml
・Mサイズ(日本)425ml (アメリカ)621ml
・Lサイズ(日本)540ml (アメリカ)946ml

ちなみに…
インバウンド旅行客の国籍別でも非常に多い人数が訪日している台湾。
台湾のマクドナルドでも…
・S(小杯)サイズ(台湾)466ml
・M(中杯)サイズ(台湾)618ml
・L(大杯)サイズ(台湾)927ml
ほとんどアメリカと同じ容量で提供されています。

加えて、アメリカのファーストフード店やフードコートでよく見るこのシステム。

空のカップが渡されて、お客さんは自由に好きな飲み物を好きなだけ飲むことができるサービス。(何度でもおかわりOK)
渡されるカップも、日本でいう「Lサイズ」以上の容量が入るであろうカップが渡されます。

これが分かると、インバウンド旅行者の反応が予測出来るのではないでしょうか?
例えば…簡単に朝食を済ませたくて、馴染みがある世界的チェーン店のカフェやファーストフード店に行った時。

自国の感覚でドリンクを注文したら、
「ん?小さい?サイズ間違えちゃったかな???」
「おかわりはどうやってするのかな?」
と困惑する外国人もいることでしょう。

同じサービスを導入するということではなく、他国との異文化を理解した上で、分かりやすく日本のスタイルを周知する工夫が大切です。

その為には、まずは相手を知らなければ、その「違い」が分かりませんよね!
「異文化理解」という言葉を使うと、ハードルの高さや、他人事のような気持ちになりやすいですが、我々の身近にある「当たり前」にも多くの異文化が潜んでいます!

サービスを提供する側も、受ける側も。
お互いの文化を知った上で、その国特有の文化に馴染み、旅行や観光を楽しめる環境が整うと良いですね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?