Kumiko Takahashi

KesT代表の髙橋久美子です。 12年間のCA生活を経て、「外国人と共に働く」「インバ…

Kumiko Takahashi

KesT代表の髙橋久美子です。 12年間のCA生活を経て、「外国人と共に働く」「インバウンドホスピタリティ」「若手人材育成」を専門に、研修やセミナーを行っています✨ KesT HP☞ https://k-es-t.com/ *仙台白百合女子大学講師(観光ホスピタリティ)

最近の記事

【コラム】マイノリティになった赤いランドセル

約20年前の映画、「プラダを着た悪魔」を初めて観た時から、アン・ハサウェイの可愛さに釘付けで、今でも彼女の作品をよく観ます。 「マイ・インターン」では、ロバート・デ・ニーロ演じるシニアインターンとの関わりから、仕事や友人、家族との人間関係を見つめなおす女性社長を 演じ、非常に気軽に、そしてコミカルに「多様性」を考えられる素晴らしい映画です。 そんなアン・ハサウェイが主演を演じる最新映画、「The idea of you(アイデア・オブ・ユー)」がAmazonプライムで公開

    • 【コラム】プロが教える!本当に快適な空の旅はこうだ!!(その2)

      前回の「【コラム】プロが教える!本当に快適な空の旅はこうだ!!(その1)」では、機内での体温管理のコツをお教えしました。 (前回の投稿はこちらからもご覧いただけます!) そこでのツッコミとしては、「荷物が多いなぁ」だったかと思います。 それでは、今日はそんな旅グッズも簡単に収納できる、CA御用達旅バッグ(機内持ち込みバッグ編)からお知らせします! ⚠️今回も筆者の独断と主観のみで書かれたものですので、決して「PR案件」ではございません。 ✳︎STATE OF ESCAP

      • 【コラム】プロが教える!本当に快適な空の旅はこうだ!!(その1)

        (ほぼ)毎日書き続けているコラムも、間も無く40回を迎えるので、 今日は無礼講!! いや…批判覚悟!!笑 プロが教える飛行機の過ごし方・選び方を、完全なる主観でお届けします!! ⚠️これから書く内容は、筆者の経験や主観のみで書くものですので、その点をご理解・ご承知の上ご覧くださいませ。 GWも終わり、次の長期連休は「夏季休暇」でしょうか? 今年はどこも賑わいそうですね!! 各航空会社の利用者数を見てみると、路線によってその復調具合が顕著に分かれています。 やはり、円安の

        • 【コラム】令和版CAの魅力

          2025年卒の大学生が選ぶ「就職したい企業ランキング」。 その1位を獲得したのは、総合商社の伊藤忠商事です。 しかも6年連続の偉業。 コロナ禍で世界中が揺れた期間が含まれた6年間。 その中でも1位を獲り続ける「最強企業」の力を感じます。 私が就職活動をしていた2008年当時。 その時の同ランキング1位が、全日本空輸(ANA)でした。 コロナショックにより、航空運送事業は大きな打撃を受け、人員削減や事業規模の縮小・変革を求められたことは、皆さんもご承知のとおりです。 その

        【コラム】マイノリティになった赤いランドセル

          【コラム】TOKYO旅の進化と変化

          私の第二の故郷、東京。 人生のちょうど半分を東京で過ごしました。 大学進学に伴い、東京へ上京。 お酒・遊び・仕事・学び・交友関係… 「大人の階段」のほとんどは、東京で登りました。 今でも東京が大好きで、祖父が生前「僧侶」としてお世話になった浅草のお寺さんで、大奥様とお茶を飲みながらゆったりと思い出話をするような、歴史を辿る時間を過ごしたり。 はたまた、最新エリアで人混みに混ざり、「今」の東京に触れる時間の過ごし方をしたり。 その両方とも私にとっては大切な「東京の過ごし方

          【コラム】TOKYO旅の進化と変化

          【コラム】「旅行=楽しい」だけではもう古い

          5月8日〜10日に東京ビックサイトで開催されていた、「観光EXPO」に参戦してきました! 出展数も多く、その業種もさまざまなことから、多様な情報を伺うことができました。 今回の大きなテーマにもなっていたのが、「ウェルネスツーリズム」。 「癒し」「健康」を旅行目的としたサービスに、全国のあらゆる都市、企業が挑戦し始めています。 それぞれのブースでお話を伺うと、やはりインバウンドのお客様も増えているとのこと。 「人間ドック」「湯治」「グランピング」「アーユルヴェーダ」など、

          【コラム】「旅行=楽しい」だけではもう古い

          【コラム】入社1ヶ月の退職ラッシュ

          GWが終わり、いつもの日常が戻りました。 長いと10連休だった方もいらっしゃる今年のGW。 当然それだけ休んでしまうと、「日常復帰」が気だるくなりますよね。 私もそんな経験が何度もあります。 長期連休に入る前は「休みまであと何日!」と指折り数え、その数日が永く感じるのに、連休後半になると時間の流れが加速したように感じ、あっという間に休みが終わってしまう。 同じ24時間のはずなのに…本当に不思議ですよね。笑 そんなGWを終えたこの数日、とあるサービスが大忙しな状況を迎えて

          【コラム】入社1ヶ月の退職ラッシュ

          【コラム】Hope~「なりたい」になればいい~

          大学での授業が開始されて、あっという間に1ヶ月が経ちました。 まさか私が大学の講師になる日が来るとは… 学生時代、特別優秀だったわけでもないのに、これまでの人生で選択してきた、そのひとつ一つを繋ぎ合わせた先に今があると思うと、ホント人生何が起きるか分からないものです。 今では珍しくないですが、中学時代に友人関係が原因で不登校になった経験があって、その時に抱いた大きな劣等感が、「私」のスタートな気がしています。 私が中学時代というのは2000年前後の話で、その当時は今のよ

          【コラム】Hope~「なりたい」になればいい~

          【コラム】宗教文化に対応した食事

          今日は大学の授業の日。 私は現在、仙台白百合女子大学のグローバルスタディーズ学科(国際教養)で、2科目の授業を持っています。 それは「トラベル実務」と「観光ホスピタリティ」です。 「トラベル実務」では、海外旅行の添乗員業務についての授業が中心で、 その中には空港業務や機内業務も含まれているので、前職時代の話も織り交ぜながら「実務」に特化した話をしています。 もう一方の「観光ホスピタリティ」では、インバウンド旅行者に向けた観光ホスピタリティを教えていて、これはまさに私の専

          【コラム】宗教文化に対応した食事

          【コラム】「ネガティブ」は大きな原動力

          悔しい・悲しい・怒り・恥ずかしい… 色々な「ネガティブ」が感情には存在しますが、これらの感情は何かに立ち向かう時の「爆発的」な原動力になると実感します。 しかし…ネガティブをエネルギーにした原動力は、意外と「持続性」に乏しいことも。 「親の仇!!!」のような怒りは別として、その他のネガティブは、感情が薄れていくもの。 人の脳や感情って本当によくできてますよね。 もちろん、嬉しい・楽しい・幸せ・アガる…のようなポジティブが多ければいいですが、毎日そればかりではないのは私も

          【コラム】「ネガティブ」は大きな原動力

          【コラム】「女性活躍」を阻むSNSモラル

          髙橋久美子。 宮城県仙台市出身。 38歳の女性。 未婚・子供はいません。 小中高大まで進学し、その後は国内大手航空会社に入社。 2021年に退職したのちは、独立起業してKesT(ケイエスト)設立。 同時に仙台市内の研修会社とパートナー契約を結び、研修講師としても活動。 加えて、専門学校講師を経て、大学講師に着任。 今に至ります。 働くことは私にとって「当たり前」のひとつ。 専業主婦の母を見て育ちましたが、幼い頃から「専業主婦になる」は 私の選択肢にありませんでした。 中

          【コラム】「女性活躍」を阻むSNSモラル

          【コラム】過熱する「外国人価格(二重価格)」論争

          最近、メディアでも取り上げられる機会が増えている、インバウンド旅行者向けの二重価格について。 通称「外国人価格」。 日本ではこれまで、外国人に向けた価格を分ける施設はあまり聞いたことがありませんでした。 「おもてなし」優先型の日本では、相手が外国人でも、日本人と同じサービスを同じ価格で提供していたところがほとんどで、ある意味それが一つの「日本名物」になっていたところもあります。 「どのような人にも平等な対応を」 私もCA時代、耳にタコが出来るほど聞いた&伝えていた言葉で

          【コラム】過熱する「外国人価格(二重価格)」論争

          【コラム】地方にこそ外国人の求めるものがある

          GW後半に入り、お天気にも恵まれ、非常に多くの方がお出かけを楽しんでいる様子です。 GWは日本特有の長期連休ということもあり、外国人旅行者というよりかは、日本人観光客で賑わっているという体感です。 私が現在住む宮城県仙台市。 アフターコロナになり、秋保地域を中心に誘客の工夫が加速しています。 最近で最もホットな話題と言ったら、星野リゾートが運営する「界」が、 4月25日にオープンしたことです。 先日、大学の授業でも扱いましたが、星野リゾートのブランディングは本当に素晴

          【コラム】地方にこそ外国人の求めるものがある

          【コラム】世界のドリンクサイズ事情

          STANLEY®のタンブラーが世界中で大ヒットしています! STANLEY®の商品の中でも、特にこのスリムクエンチャーシリーズが大人気で、少し前には、アメリカの学生たちの「マストハブタンブラー」として、親が買いに走ったことでも話題になりました。 サイズを多種展開しているのもポイントで、日本では「大きすぎない?」と感じるような、1リットル超えのサイズが人気です。 そして、このトレンドにいち早く乗ったのが、スターバックス!! さすがとしか言いようがない!!笑 日本だけではな

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          【コラム】私の好きが詰まっている韓国文化

          K-popや韓国ドラマ、韓国料理に韓国焼酎、韓国コスメと韓国美容… 最近では、日本中でも「韓国」が溢れています。 皆さんは好きな「韓国〇〇」はありますか? 私の日常でも、韓国ドラマ・韓国料理・韓国焼酎・韓国コスメは浸透していて、生活の「当たり前」になっています。 興味を持ったのは、高校1年生の冬。 時は2002年。 日本でも「冬のソナタ」が大流行した頃、日韓(韓日)共同制作ドラマの「フレンズ」というものが放送されました。 深田恭子さんと、韓国人俳優のウォンビンさんのW

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          【コラム】ビジネスメールのあれこれ

          メッセージアプリが主流の近年、企業内での連絡のやり取りでも、LINEやSlackなどのアプリを使う企業が多い現状です。 流石にお客様とのやり取りではメールを使うかも知れませんが、そもそもの「ビジネスメール」の知識を持たず、何となく見様見真似でメールを作成している方が多いのではないでしょうか。 私も、CA時代は「ビジネスメール」までのスキルを必要とせず、直属の上司やメーリングリストに簡単なメールを送る程度で、何となくの知識で対応できていました。 しかし、一歩外に出てみると

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