ゴンザレス井上

通信制の高2✩ミ

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小話「スターダスト・トロイメライ」

1。 僕は旅をしている。 みんなみんな気持ちが悪いから。僕の世界を僕が創るために宇宙を旅している。 りゆうなんて、あってないようなもので、お父さんとお母さんは反抗期なんだって言っていた。 先生からは大人の準備をしなさいって言われた。 なんなんだろう、このモヤモヤは。映画も漫画も小説も誰も味方してくれなかった。友達なんていないさ。周りの大人は聞いての通り。 だから旅に出た。本当の目的なんて見つからないまま。 僕は色んな惑星に降りて、色んな宇宙人と話した。 初めはピンクの液体で

    • 希望とは人を待つことをいいます。

      全部嫌だなーと思う。 原因がわからない。だからさらにめんどくさい。宿題が難しいからかなのか恋愛で悩んでるからなのか、色々わからない。 明日はコレをやろーて前日になんとなく計画を立てるけど身体が思うように動かなくて、ゲームしてご飯食べて、ドラマをみて、なうです。 夜はとても静か。 だれも本当は動いていない。 ひっそりと星がぺかーっと、ぼーっとしてるのを夜の住民は実は知っている。眠いけど寝れない。動悸が止まらない。 楽しかった思い出より悲しかった出来事の方が脳みその領域を支配

      • ライブという現実

        身長がそんなに高くないわたしは、人の海に溺れてた。 この海は相当きもちいい。 なんとか光掴みたくて手を伸ばしてたら目が合った。音楽の神様と目が合った。 きっと、対角線上に飛んでる照明で、私の目がチカチカしてたから見つけてくれたんだ。 腕と歌を差し出してくれたのは私みたいな人と友達になるためだったと思う。 イヤモニがピカピカして宝石みたいで、これ以上何にも考えられなくなった。アイドルってすごいよな。 でも、たまには外して私たちの声をしっかり聞いてほしい。聞いてくれる君だけが

        • QOL異常で爆笑

          このまえ、自殺しに行こうとしました。 お父さんが押さえ付けてくれて、家族以外には迷惑をかけることはなかったです。19時くらいだったので、電車に轢かれてこよーとしました。無理でした。駅までの道で頭が冷えるだろうと分かっていたので本気で死ぬつもりはなかったんですが、パニック状態が続いてて泣きながら唸ることしかできず、苦しすぎたからとりあえず外に出たかったんです。 わたしは命を軽々しくみていません。 死にたいって言う人は本気で死にたいとは思ってないからとよく言うけど、本気で死にたい

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        小話「スターダスト・トロイメライ」

          小話「あたりまえにおはよって言って」

          夜に起こった物語です。 世界を壊そうと思った。 真っ黒な心臓とこの部屋は唯一の味方だと思っていたのに、もう戻りたくない。前を向きたくないんだ。 涙が枯れるのを待つ余裕はなくて、結局のこったのは、眠剤とノイズ音。耳元で何かがゴーンキラキラキュイーンと鳴っている。 ヘッドホンから音漏れしているあの頃の主題歌はもう、小さすぎて何を言っているか聞き取れない。 私に月光が刺す。 ああ。お月様。あなたのところまで連れていってほしいの。私は光に照らされたことがないのよ。光に当たると熱く

          小話「あたりまえにおはよって言って」

          夢でしか会えない

          好きっていう言葉。 恋愛感情だったり、本能からか自然と愛らしく思ったり、共感して思わず出た言葉だったり、自分を騙すために付く嘘だったり、相手を信頼してこれからも一緒居たいから借りた言葉だったり。色んな場面や感情の時に使うと思う。 言葉って人間でいうと身体で、感情は魂。 感情は普通見えないから言葉を借りて実際に見えるようにしてる。だから言葉にして相手に伝えると自分が思っていた100%は伝わらない。嘘をついているみたいに感じて、魂のまま閉じ込めたくなっちゃう。 こんなの寂しいし

          夢でしか会えない

          自分の耳を削ぐ夢をみた

          アルバイト、また❗️❗️1日で辞めてしまいました。2回目です。 たぶん、適応障害というやつだと思います。動悸や気持ち悪さ、焦燥感でその場から一刻も早く逃げ出したくなるのです。 しにたい、バイト終わったら絶対ホームに飛び込んでやる。そんなことばっか考えながら泣くのを我慢してました。少し出てました。メモなんかとる精神状態じゃないし、皮肉だけど死んでやるからなって思うことでその空気を吸えてた。いざ、駅のホームに行くと、予想通り飛び込む勇気なんてある訳もなくただただ泣くことしかできま

          自分の耳を削ぐ夢をみた

          閉じ込めながら生きて今を

          生きている、頑張っている、という実感を忘れてしまうこの頃。幽体離脱しているようで、青い目の熱だけが私を私と認識させる。 そんな私は音楽に支えられて毎日をなんとか、ギリギリですが繋げられています。 なんにも考えられなくて、薬を投げて、泣き叫んでいても誰も助けに来てくれなかった悲しい夜に読み返したくて、私が今まで救われてきた、 大好きなSEKAI NO OWARIの歌詞を綴って置こうとおもいます。 悲しみ苦しみは消費できる。エネルギーになる。私しか作れない新しいなにかを産む力があ

          閉じ込めながら生きて今を

          ぼかぁ、がんばるんだ

          死にたいしか考えられないです。立ってられません助けてください。 新しい環境が始まりました。これからやっていけるか不安です。人の顔と名前が一致しないし、社会の常識みたいなものを押し付けてきて、自我が強いと自負してたのに着々と洗脳されてきている感覚があります。社会なんだから当たり前だけど…。たくさんの人がそれぞれの新生活をスタートさせてドキドキやワクワク、不安や寂しい思い、でもなんだか足が浮くような…と、色んな感情を背負って同じ地面に立っていると考えると、少し楽になります。 きっ

          ぼかぁ、がんばるんだ

          いずれ消えるんでしょ、とクソキモイ私

          好きな人をスキ、とはっきり思う私が気持ち悪いです。"好きな人"というのはアイドルの方で、"推し"と書いた方が伝わりやすいと思うけど私の彼への気持ちの解像度的に、"推し"という表現だとガビガビで何も見えない伝わらないと思うので、"好きな人"と書こうと思います。 好きを確認する行為、例えば動画・テレビを見るとかグッズを買うとかSNSをチェックするとか写真を見るだとか色々ありますが どれをしてもそれをしている自分が本当に気持ち悪いです。 彼のことは大好きです。カッコイイし誰よりも

          いずれ消えるんでしょ、とクソキモイ私

          「家出のすすめ」

          この日記を書いているのは3月28日の午前3時頃。 寺山修司の「家出のすすめ」を片手に、今生きている環境、即ち、私の感覚・感性を通して見える世界を心で見つめていました。 今、 充電器のシュー、というモスキートーンのような音、車がコンクリートの上を走る、軽くて明るい音、自分の心臓の鼓動、心臓に付いた気持ち悪い虫がなく声、などがきこえてきます。 車が通る音はなんて心地よい。 私は都会と言いきれない、微妙な町に住んでいるのですが、この時間にも活動する人がいる事がとても嬉しいです。

          「家出のすすめ」

          青瞬 (せいしゅん)

          青い絵です。 私の今年の夏の全てを投影させました。 私は青が好きです。昔好きな人の色だったからです。 私はパンクロックが大好きです。あなたが聴いているからです。 私はこの夏、なんだかなぁ、と思わず言ってしまうような事をたくさんしました。 腕を何回も切ったこと。血の付いたティッシュで何回も黒い涙を吹いたこと。大きい正方形の絆創膏を何度も開けたこと。精神薬を用法容量以上のんでゲロを吐いたこと。睡眠薬が足りなくなったこと。夏休みの宿題をやらなかったこと。カミソリをぶっ壊したこと。夢

          青瞬 (せいしゅん)

          「幻に夢で逢えたら それは幻じゃない」

          「幻に夢で逢えたら それは幻じゃない」 SEKAI NO OWARIの"幻の命"という曲の一節だ。 小学生から高校生の今までこの曲を聴いてきたけれど、改めて歌詞を読んだ時、心から意味を飲み込めていないなと思った。 でも、 私が、嘘みたいに幻に会って、本当に夢でも逢った日から意味がわかった気がするんです。 私の好きなバンドのボーカルの方。 Aさんは私の幻です。 ライブハウスでしか彼が生きていることを感じられない。毎日、夢で逢えますように。と祈りながら眠る。 遠くて見えなくて冷

          「幻に夢で逢えたら それは幻じゃない」

          銀河の奥の赤い部分の話

          泣くしかないんです。ナウシカではありません。 銀河鉄道の夜―。 「眠れないときは、あなたのとなりで歌いましょう。 眠れないときは、広大な夜の空を見上げて見てください。 あなたと同じ傷を負った誰かも同じ空を見ているから。」 さむい夜です。こんばんは。 窓を開けてみました。『銀河鉄道の夜』のイントロが流れています。 あなたと同じ夜空を眺めてみました。 それはそれはちっちゃな星たちが、ちいさく、なんとも小さく息をして、たくさん輝いています。 本当にちいさくて悲しくもなったけど、

          銀河の奥の赤い部分の話

          わたしの音楽遍歴。ぽろりんぎゃんぎゃん!

          12歳の夏休み。蝉の声を外に閉じ込めて、私の部屋はエアコンの音と夏のダルさで青くなって、寂しくなった。 ベッドの上。とりあえずYouTubeを開く。 おすすめに流れてきたのは SEKAI NO OWARIのRPGだった。 ふと気になって、MVをみた。 第一印象は、世界。 他のアーティストよりも圧倒的に確立された世界。 そこに個性的でかわいらしい仮面を被った子供が踊っていて、戦争を彷彿とさせるような衣装を着たメンバーが歌っている。 こんな素敵な世界が存在している事実に興奮

          わたしの音楽遍歴。ぽろりんぎゃんぎゃん!

          ストーブの音は覚えている

          中3の時、担任の先生に恋をしていました。 初恋でした。 その先生は社会科の担当で、声が高く、マッシュヘアーで、平成ジャンプの知念侑李くんに雰囲気が似ている人でした。恋フィルターがんがん強めで、ですが! 先生とは少ないながらも、忘れられない思い出がいくつかあります。 中3は受験の年。 私は通信制を志望していたけど、面接くらいは準備しておかなきゃーという感じで。でも、当時、私は別室登校をしていてクラスの輪に入って面接対策を受けることが苦しかったので、先生とサシでやってもらうこと

          ストーブの音は覚えている