黒澤明の「羅生門」を鑑賞した
例の武満徹の本で、音楽がラヴェルのボレロに似ていて問題になった、と書かれていたので、ネットフリックスで視聴してみました。
確かに、ボレロに似ている。けど、エッセンスや手法的なところだけで、そっくりというわけではない。
ざっとの確認ですが、映画で出てくる音楽は、ベースがGで、G、A♭、B♭、C、D♭、E♭、Fという音で構成されるスケール、つまりGロクリアンスケールで作られた旋律のようです。
このスケールは、緊迫感があり、非常にボレロっぽくなるのですね。
映画そのものは本