新規事業がうまくいかない理由~PMFしていないのに営業・マーケティング投資を始めてしまう ~
今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「新規事業がうまくいかない理由」を読みました。
●学んだこと
新規事業がうまくいかない理由④:
PMFしていないのに営業・マーケティング投資を始めてしまう
PMFしていない事業でWebサイトや広告運用を改善しても、問い合わせ数は伸びず、受注にも繋がらないそうです。
一方でPMFが強い商品であれば、サイトが未完成であっても、広告運用の設計に多少の穴があっても問い合わせは獲得でき、受注に繋がるといいます。
筆者の会社では、営業・マーケティング投資の前にPMFをすることを、バケツの穴をふさぐと表現するそうです。
バケツの穴がある状態だと、いくら資金を注いでもお金が溶けていき、逆に穴がなければ、投資した分お金が増えるということだといいます。
穴の切り口としては、Webサイトや営業資料をわかりやすいものにする、商品を使う顧客の満足度を上げるなどがあげられるそうです。
●考えたこと
まさにバケツの穴をふさぐためのユーザーインタビューや改修を自社サービスで行っている真っ最中なので、非常にわかりやすい内容でした。
最近は穴が少しずつ埋まってきたため、営業やマーケティングを工夫して伸ばしていこうとしており、その動き方も間違っていないのかなと感じました。
しかし、新規ユーザー向けの資料はまだまだ改善の余地があるような気がしているので、営業・マーケティングを進めながらも、まずはPMFだという考えは常に持っておきたいです。
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