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20歳になっちゃったはなし――あやめの靴下事情――

〈注意‼:投稿前に必ず変更を加える。まだメモ段階・清書する!!〆切:3月13日〉


草稿

前略。


黒い靴下を、高校時代からずっと選んで履いています。


同じくらいの長さで、しかも黒だから、見分けがつかず、いよいよ超高難易度神経衰弱(もっとうまい言い回し考える)になっています。いや、靴下評論会とでも言いましょうか。靴下万博でしょうか(しつこい)。←変更を視野にいれて。


あっちとこっちは長さが違う。こっちとそっちは生地の厚みが違う。それとこれは黒と紺で色違い。


(ここになにかワンフレーズ;唐突感防止)読者の皆様いいですか、これが10代です(読者のあなたがいくつだろうが、これを訴えなければ、私は20歳になれないのです。これを知らせなければ、お酒に酔えたものではありません!)。


浅い経験を豊かな感情、よく効く嗅覚とぎりぎりのバランス感覚、つまりは子供特有の殊更鋭敏な感覚でもって表現することで、飲めないアルコールではなく自分に酔って、前後不覚、ある者は音楽に勤しみ、またある者は恋人と浮世をランデブー、わたくしといえば厚顔無恥、軽薄軽率、楽観的、夢見がちに生きている、これが10代の性質であります。これをまさか大人がやったら、目も当てられない、と(辛辣に!!)思う私は今、10代を終えるところでありますから、この専売特許を今のうちに出し切る所であります(編者注:筆者は昨年12月にポとスポンジの落ちる音を立てて思いついて発作的に書き殴っていますが、編集をする者(つまり私)は残念ながらもう20代に悠々突入しておりますから、非常に非常に恥ずかしい思いをして、たとえるなら幼い弟が公共機関で大声で「うんち!!!!」とかなんとか、恥ずかしいことを嬉しそうに大声で、言い出した時のような、そしてそれを制するのが自分しかいないような、そんな恥ずかしさ、なんなら頼りなさ、心細ささえ抱えている、というような気持であります。これでは筆者の訴えんところがまるで「うんち!!!!」同等であると言っているように見えますが、それとはまた違うのです、えっと、こう、なんというか、また蛇足を書いてしまったのでしょうか。(←あとでうまいこと編集する……代替案無し:12月18日記)蛇足でしょうか、いいえ誰でも、まあ、このようにまごつき、しかしどうにもできず耐えているのです、こいつ、なんてことを言い出しやがる、です、ます)。別に20代になったからといって急に、「この」性質を出してはならぬ、という法律も道徳観も探したってないのですが、専売特許を年下から奪うのはそれこそ恥を知らない大人になるのだ、と私の美学と、そして、やはり切り離せない、まだ大人も辛酸も知らない子供なこの性質をもった私の心が、こう、訴えるのです。経験は、浅いのです。大人はこれを微笑んで見守ってほしいのです(全然全く1ミリも共感も理解も納得もできなくていいのです、というかできるわけない、とも思います。人には人の乳酸菌、へえ、ほお、なるほど、いろいろ考えて賢いね、偉いね、ご褒美におかしやろうね、など(編集注:一部画像の乱れた個所がございます。多分に筆者の理想・甘えが混ざりました、お詫びいたします。筆者によりますと、「マアさらさら直す気はありませぬ笑。」とヘラヘラ笑ったムカっ腹の立つ顔でお詫びを申しております、謝るのは大人のお仕事なのでしょうか、申し訳ございません。)適当に話を合わせてまるっきり「子ども扱い」して下されば、こちらは大満足して鼻息荒く、獲物を捕らえてほめてもらった犬コロのようになります。あ、もちろん、うまくやっていただかなくてはいけませんよ。本当にまるきり子ども扱い、たとえば赤ちゃん言葉でテキトー言われてはこちらが困ります。ああ、この大人の方は、大人の世界で疲れ切っておかしくなってしまわれたのだ、と、見当違いなジャッジを下すことになってしまいます。それは大人の方々の沽券におおいに関わると思われますので、もう少し、親切な言葉をかけてほしいのです、そうですね、たとえば、具体的にいっこだけいいところをチラと見せてくだされば;ニヤ、と笑って「ふーん、なかなかやるじゃないか(ニヤ)」で、大喜びです。こちらにもプライドがございますから、大人の方々の前ではカッコつけて「そう?マアなんかうまくいったかも?全然本気じゃなかったんだけどね?イヤ運がよかったわ(ヘラと笑う)」で終わりますが、一人になった瞬間、「ッッシャアアアア!!!」という具合であります。断っておきますが、大人の皆さま、子供の、経験は、浅いのです。


(ここになにかワンフレーズ;唐突感防止)また10代はしかし、この恥を恥とも思わず、のびのびやるべきだったのです。モラトリアム人間。青年期は伸びました。絶対善も絶対悪も、そんなものは神様と一緒に滅んだのです(←表現変更?)。一体何百年昔のことを悩んでいるのやら!変に悟った気持ちになって、慣れないのに、ホントは違うのに、恥じて大人びた顔をするから下手になる。恥じるのは大人の仕事。10代はまだ子供。こう、単純に思考できれば、今までの「あやめ」がこれほど恥じていたのは、ある種の大間違いでありました。学校で、複雑で難しい、奥の深い世界を覗かせてもらうことが多いから、肝心なところで、単純に、さわやかに思考ができなくなった、ということでしょうか。遅かった!気が付いたころにはもう、大人です。大人は恥を知らなければならない。大人になってまで恥を知らないのは、恥ずかしい。ほら、あの偉い人も、いつも恥がどうのって、言ってましたでしょう?あなたも必ず知っている、あの偉人ですよ?


遅かった!もう目前に20の数字が迫っている今になってやっとようやく「恥」から解放され、それなのに20になればまたすぐに、恥の呪縛に襲われる手筈になっています。なんと不幸な、我が人生、これにて頓挫、もうなすすべなし、四面楚歌、おじゃん、がっくり、しょんぼり。


◆◆◆


さて、如何ですか。「撮る」に足らない日常でこうやって遊ぶのは。靴下が両足揃わなかったフラストレーション「如き」で、ここまで壮大に語るというのも、また面白いものと、信じています。厨二心燻る(??)文体でもってつまらぬことをコネコネすることが、私の生きがいであり、生き様でありんす。申し遅れました、あたくしが麒麟児、あやめでござんす。どうしてこんな、綿毛のフワフワを純粋にふーーーーと飛ばすような話し方が、考え方が、つまらないだろうか(いやつまらなくない)。


草々、いや、女性は「かしこ」でしたか。


(2023年11月1日分のブログで打ち明けましたが、文の始め方も締め方も分かりませんでした、が、分からなければ逃げればよかったのです。前略、早々、これで万事解決でした。私の言いたいことなんて、前略、早々、こういう急を要する、気が変わらないうちにかき込むように読み下していただく、そんな話ばかりですので。…同じことを繰り返すのは〈芸がない〉ので、私のポリシーに反し、もう使えないのですが。私の発見は、いつも遅れて、大遅刻でやってきます。だから大器晩成とか、哀れんだ顔で言われちゃうんです。あーあ)


あやめの靴下事情[要約編(編者による)]

はしがき


ここまで読んでくださった親愛なる読者の皆様。ごきげんよう、真っ青な顔をしているあやめです。


あれだけ気を付けたのに、草稿段階でアップロードしてしまいました。ところどころ編集すべき点を記したマークやらなにやらもつけっぱなし、変更していないところも散見、漢字の変換ミスまであります。おおやらかしです。ほんとうにごめんなさい。恥ずかしいとか、恥ずかしくないとか、それどころではありません。やらかした。ただこのひとこと。


しかも、皆さんには読めないであろう【外国語】でしたためてしまったために、意味も分からない文字の羅列を見せられた、と皆さまお怒りであると思われます。心の底からお詫び申し上げます。ただ、もし有識者の方がいらっしゃったとしたら、この文を読むと、なんというか、その内容の、大変にムワッと、こう……なんというか、芳しい香、いや、この際はっきり申し上げますが、「「「「臭い」」」」のにお気づきでしょうと思われます。しかし、なんたることか、ウチの新人(佐伯くんと申します)が、うっかり間違えてそのボツ、というか草稿段階の物をアップロードしてしまったので(彼にはキツく言っておきます、このことが発覚した際、佐伯くんは泣きそうな顔で/人一人あの世にお送りしちまったかと見えるほどの最悪の顔で、地獄の底からちいちゃな声で、「あの……ほんとすいませn……」と言っていました)、お詫びして以下に[要約編]をあげさせていただくことで訂正をいたします。全く、やっと大人の仲間入りをしたというのに、しょっぱなから、いけないことです。申し訳ございません。


【要約編】


二十歳になってしまった。完


【あとがき】


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蛇足編

こんにちは、ごきげんよう、上記の人物群とは全く関係のない、中の人・あやめです。


無粋ではありますが、ちゃんと断っておきますと、上記のお話は”フィクション”であります。決して「佐伯くん」を雇ってゴーストライターさせてるわけではないですし、断じて「私が」あンなむっさくるしいヤなことをネチネチ考えたりしているのではないのですからね。かっ、勘違いしないでくれる?べべ、べつに、あんたのためにやってるわけじゃないんだからねっ!


マ冗談はさておき(冗談しか言えない病気とかにかかってしまったのでしょうか)(しかもネタが古い)、そういうわけで、1か月ぶりの更新となっております、皆さまお元気でいらっしゃいますか。私の方は(誕生日にコロナになったりそのせいで予定が大崩れしたりしましたが)おおむね元気であります。1か月も空いてしまったせいか、大いに意気込み、大作が出来上がってしまった気がします。大したことは言っていないのですがね……ハハハ……


さて、久しぶりなのにご挨拶もなく始めてしまい、失礼いたしました。唐突感が要るものを書いてみたかったのでこのようになりました。……おもえば私の記事の多くは唐突に始まり、言い訳をごたごた並べ(言い訳するくらいならやらなきゃいいのですが。)、そしてブツリと終わるものばかりではありませんか。こんな形式が好きだなんて、これだから「変わり者」と言われるのです。


今回は要するに、ぴちぴちの二十歳になったことをお伝えすべく話し始めました。二十歳なんて随分大人だと思っていたのにな。二十歳のあやめもどうぞよろしくごひいきに。


あやめ