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ZUMBAを教育の現場へ!大阪市立中学校体育授業で3年生がZUMBA体験!

―2024年3月1日、大阪市立天下茶屋中学校で3年生の拡大体育授業として、ZUMBA体験レッスンが行われました。

ZUMBAを教育の現場へ!大阪市立中学校体育授業で3年生がZUMBA体験!

―2024年3月1日、大阪市立天下茶屋中学校で3年生の拡大体育授業として、ZUMBA体験レッスンが行われました。

天下茶屋中学校ブログより https://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=j762750

 講師は比嘉邦彦ZUMBA Jammer。同中学前英語教諭で、このシリーズにも登場していただいた西山由美子さんにご協力をいただきました。当日の模様について、お二人にお話をうかがいました。

《西山さん》
 ZUMBAを教育の現場へ!プロジェクトを通じて、比嘉先生と実際の学校現場にZUMBAを取り入れていくにはどのような方法があるのか、というお話をしていた中で、中学校の体育でダンスが必修ということもあり「良かったら私の職場で生徒たちにZUMBAを体験させてください」と提案しました。

 生徒たちへのZUMBAについての説明は、口頭では伝わりにくいと思ったことと、3年生の卒業間際のサプライズも兼ねて、詳細は内緒にしていました。「沖縄から講師の先生が来る」とだけ伝えると、生徒の間ではなぜか「沖縄のダンスをするらしい」ということになっていました(笑)

《比嘉ZJ》
 生徒82名のうち、ZUMBAを知っている生徒は3名でした。授業では最初にプログラム内容について簡単な説明を行いました。

 最初に「ダンスに正解はありません。自分が楽しいと思ったら、それが一番です」と言いました。3年生は日々受験勉強で、問題の正解を導こうと頑張っているので、この時間だけは少し忘れてほしいなと思ったからです。

 ウォームアップは動きの状況を見つつ、即興で行いました。中学生はパワーがあるので、動けるという自信、勢いをつけることが重要だと思い、横や前後左右のステップなどでレップ数を増やし、一体感を出すために音を出すアクションを頻繁に入れました。

 メインパートでは、なじみのあるポップスやヒップホップなどを入れ、カッコいい、セクシー、おもしろい、かわいいなど、さまざまな音楽、スタイルで表現するようにプレイリストを作りました。恥ずかしがったり嫌がったりするかなと思いましたが、生徒の皆さんノリも良く思い切って踊ってくれました。

 バックダンサーとして入ってもらった西山さんを見て、生徒たちは身近な先生がステージで踊っていることに驚きながらも、とても喜んでいました。生徒をステージに上げたり、バトル形式で隊形を変えたり、いろいろとチャレンジしました。バトル形式では、テレビや映画でも見たことがあるのか、とても盛り上がっていました。

《西山さん》
 終了後にお願いした生徒・先生方へのアンケートでは「楽しかった」という回答が多数でした。感想の一部をご紹介します。特に「ダンスは苦手」、ダンス授業に高いハードルを感じていた生徒たちの変化が印象に残りました。

◎生徒の感想
・難しそうだったが参加したら難しさよりも楽しさが勝った。踊りは得意じゃないけど苦手な人でも楽しめると思いました。

・説明を聞いたときは絶対できないと思ってしまったけれど、やってみたら意外とノリで楽しくできたし、動きに慣れていけました。3年生の大きな行事はもうないと思っていたけど、他のと同じくらい思い出に残ると思うし、受験前の最後の楽しみとなりました。

・受験生になってからなかなか運動をする機会がなかったのですごく体が楽になったし楽しめました。またしたいなと思いました!

◎先生方の感想
・ZUMBAは内容は知らず存在だけ知っていました。ダンスを習うと思うと「うまくいかなかったらどうしよう」と思うが、インストラクターさんの陽気さや、テンポの良い音楽でどんどん楽しくなり、自然体で楽しめました。「解放」できた、そのような感じでした。

・生徒たちがものすごく楽しめていたのが良かったです。楽しい振り付けや音楽でダンスに抵抗なく入れ、「間違えてもいい」という所で全員が取り組めるようになって、学年が一体となっている雰囲気がよかったです。

・「正解がない、楽しんで踊ることができたらそれが正解」とのこと、上手に踊らなくていいんだと気持ちが楽になりました。生徒の皆も楽しそうに踊れていたし、笑顔だったのがとても良かったと思います。

《比嘉ZJ》
 初めての中学校での体験レッスンで不安もありましたが、最初は緊張していた生徒さんも徐々に楽しそうに踊りはじめたり、水分補給した後走って戻ってきてくれたり、横に座っていた生徒が立って踊り始めたりしていました。

 アンケート見ると、生徒82名中62名が「楽しかった」と答えた一方で、「とても難しくてついて行くことができなかった」「45分動きっぱなしはしんどかった」という回答がありました。ダンスに対するハードル感が以前より高くなったと感じた生徒もいました。学校の授業で行う場合、コリオをもっとシンプルにすること、強度設定の見直しなどが今後の課題と思っています。

全体的に、学校だけど、授業だけど、みんなで楽しむ空間、授業の新しい形を見ることができた気がしました。僕自身も楽しかったし、今までと違った喜び、充実感がありました。ZUMBAの可能性を改めて実感しました。

《西山さん》
 学校側の手続きは、数ヶ月前からの計画、提案が必要です。いくつかの会議を経て、問題なく通れば実施となります。環境さえ整えば、参加者側は間違いなくみんな楽しんでくれることと思います。

 最初に「上手い下手とか、合っている・間違っているではなく、自分自身楽しむことが正解」と伝えることが大事だと思います。ダンスや体育が苦手な子はそれでかなり安心したようです。基本的なことですが、とにかくZUMBAとは何かをいろいろな人に伝えることが一番だと思います。

 これからもZUMBAを教育の現場へ!プロジェクトに何らかの形で貢献できればと思っています。

※ZUMBAを教育の現場へ!関連記事はこちら
~小・中学校、特別支援学級の子どもたちとともに
https://note.com/jwi/n/n5be00fb789e3
~高校の健康づくり基礎講座授業を担当
https://note.com/jwi/n/n690598c5626b
◆フィットネスのちから◆ZUMBAを特別支援学校の授業に!
https://note.com/jwi/n/na37aaeace66d

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※ZUMBAは商標登録されたプログラムです。

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