谷口の愛季「たにあい」

谷口の愛季「たにあい」

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君の好きなところ

ある日の朝 学校に着き下駄箱を開け靴を取ると 1枚の手紙が落ちた 見覚えはあるが実物で見たことのないもの レターの蓋の部分はハートのシールで止められている ○ : もしやこれは… 手紙の中身を確認しようとシールを剥がした時 ? : おーはよ 何者かに耳元で囁かれる ○ : ひゃっ!! ○ : お,おい,やめろよ村山 ○ : 俺が耳弱いの知ってるだろ こいつは村山美羽 中学校から同じクラスで委員会で同じになりそこから少しずつ話すようになって今に至る

    • お通し

      『いらっしゃいませー』 ○:いらっしゃいませ〜 ○:奥のテーブルの席にどうぞ〜 ・・・・ ○:生ビール2つです〜!どうぞ〜 ○:こちら焼き鳥2つと枝豆です〜! "すみませーん" ○:は〜い! 華金なのか今日は飲み屋街がすごく混雑しており、自分がバイトしている居酒屋にも17時を過ぎたあたりからサラリーマンやら酔っ払いのおじちゃんやらが大量に入ってきた だがしばらくするとピークは過ぎ、客も少なくなってくる 自分は後30分でバイトを上がる 実は、今日のシフトは

      • 謎で怖くて可愛い隣の子

        『○○○○ 高校2年生 ばか   サッカー部 顔は整っている』 ピピピピッピピピピッ カチッ ○: …へいSiri、今日の気温は〜? 「今日の気温は最高摂取1℃最低摂取−5℃です」 ・・・暖冬ってなんだろう まだ完全に起ききってない脳みそを起こそうと窓を開ける ○: …さむっ 3秒で閉めた ゴンッ! ○: うおっ!!! 閉めてすぐに雪玉が飛んできた え?、、、本当にどういうこと、、、、? いきなりの出来事に一瞬本心状態になっ

        • 学校のマドンナは僕にだけ甘い?

          はぁー "朝から教室の暖房つけとけよ“ 白い息を吐きながらお腹に貼ったホッカイロで暖をとり、心の中で愚痴る 高校3年の冬 特に容姿が優れているわけでもなく勉強だけが取り柄な僕は高校3年間恋愛なんてものとは全くの無縁だった 何人かの女子とはちょこちょこ話したりもするが、あちらからしても友達という感じだろう 僕からの片想いは何回かあるが、異性から想われる事なんてこれまでなかった けど最近、1人だけ異常に話しかけてくる子がいる ?:おはよー! 女:おはよー! ?:〇〇くん!おはよう

          うちの姉ちゃんはぶりうざい?

          僕は谷口〇〇 高校2年生 僕には1つ悩みがある、その悩みの原因が1つ上の姉なのだが。僕は常々考えるんです  それは、 一般的な姉弟の距離感ってどんな感じなんだろう?ということだ。 ん?なんでそんな事を考えてるんだって? その答えは僕の日常生活を見れば分かるよ… ピリリピリリピリリッ 📱ポチッ ○: ふあぁ〜〜〜🥱 はぁ…、憂鬱な朝だ 起きたくないし学校なんて行きたくない  だけど今日は金曜日だ 明日は土曜日 今日いけば休めるんだ そう。今日いけば、今日さえ乗り

          うちの姉ちゃんはぶりうざい?