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【4/9日食】「欲しいのに手に入らない」の幻想を手放す

2024年4月9日03:19 
おひつじ座で日食

食は月と太陽が地球をはさんで
一列に並ぶため、
個人的には春分や夏至よりも
パワフルと感じます。

ホロスコープを見てみると
おひつじ座で
月と太陽とキロンが合。

飛び出すことへの恐怖。
ワガママさ
(我・ワレのままでいること)
が引き起こした、痛みの記憶。
トラウマ。
そんなテーマが読み取れるんだよね。

月:心・幼少体験
太陽:社会での自己表現
キロン:コンプレックス


この3つの天体がぴったり
同じ位置に重なっているだけでも
ヒリヒリしますが、
ここに
おうし座の木星も
タイトに影響している。

さらに
感受点リリスも加わって、
「喉から手が出るほど欲しい。
でも手に入らない」

と言ったテーマが浮かび上がって
くるんですよね。

リリス:猛烈に欲したもの・執着
木 星:テーマの増幅


リリスは一般的に
「ものすごく欲しいけど、
手に入らないもの」
を象徴すると言われるんだけど、
これは西洋占星術の古びた
見解だな、と感じます。

リリスは月の遠地点。
月のテーマでもある「心」の底に
沈む欲望を象徴するわけですが…。

これってつまり、
過去世や子供時代に
「ものすごく欲したけれど、
手に入らず、いつしか〝執着〟に
変わったもの」なんだよね。

そこには苦しい体験があって、
手に入らなかったことへの
痛みがある。
つまりトラウマがある。


そのトラウマを癒す術を知らない
西洋占星術家が
「リリスは『欲するけど決して
手に入らないもの』を示す」
と定めたのでしょう。


でもトラウマって癒せるから。
鍵は木星とピッタリ一緒に
いる、おうし座の天王星。

まったく別の視点で世界を
見渡すきっかけさえあれば、
あれほど狂おしく欲していたものが
スッと抜けるように手放せる。


天王星:視座が上がる・アハ体験


その結果、
「あってもなくても
どっちでも幸せ。
でも、あった方が嬉しいから
手に入りますように」


みたいな、軽やかな欲求へと
変化していく。


そしてこの状態になったとき
初めて、人の願いは
「当たり前に叶う」段階へ
と昇華されていくんだよね。


ポイントは、
普段接点のないユニークな
人と話してみる。
旅行に行ってみる。
飛行機や新幹線など
速い乗り物に乗ってみる。



日常とは違う言葉、景色、
速度感に身を置くことで
大きな気づきを得られるかも
しれません。
試してみて。



魔法の占星術テキスト『モッくまくんの星のレッスン』の著者。書籍での独学は難しいと言われる西洋占星術を、知識0の状態から読み始め、「即日使える」レベルにまで習得できるマスター本です。moccuma.net では、第一章からすべてを試し読みいただけます。