作品は、作家の魂が住む場所『千と千尋の神隠し』

とある朝。Facebookでお友達から、こんなご指名があったんですね。

一日一本×10日間、自分がインスパイアされた映画を紹介、誰かを指名して同じようにやっていただきましょう！のコーナー。要は一時期流行ったバトンです。ルールは、
１．インスパイアされた映画の画像を貼ること。
２．特に説明はいらない
３．指名された人は同じようにやってね。
の３つ。
まあでも、指名されても興味なかったらやらなくても、そこはご自由に♪ご指名は木星さ～ん♪

その後、10本アップしたのですが、思いのほか、実りの多い時間だったので、こちらでも抜粋し、ご紹介したいと思います。

いつもと語り口が違うのは、Facebookのコピー＆ペーストだから。

その場でぱーっと携帯に打ち込んだものって結構、内容に無駄が無くて、エネルギーも溢れてるのであえてほとんど修正しませんでした。

占星術にからめた話もあれば、セラピスト目線のものもあります。よかったらご覧くださいな(*´▽｀*)

『千と千尋の神隠し』
〜作品は、作家の魂が住む場所〜
10本目／10

ラストを飾るのは、やっぱりスタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』。

この映画を観て、わたしはとてもとても強く「宮崎駿さんとご一緒に、仕事が出来たら…」と感じたんだよね。

何故なら、あまりに千尋の住む世界が美しかったから。

マンガでもアニメでも音楽でも絵画でも。アートが面白いのは、その作者の魂が、いったいどんな世界に住んでいるのかが、せきららに分かってしまうところ。全くごまかしがきかないの。

宮崎駿さんの魂は、こんなに美しい世界を見つめ、こんなに美しい処に住んでいるのかと、強い憧れを抱いた。そして「わたしも魂を磨いたら、こんな世界に住めるだろうか…」そう感じた。

拙筆『モッくまくんの星のレッスン』は、単なる西洋占星術のテキストとしてだけじゃなく、一つの物語としても愛している。

読者の中には「物語に感動しました」と言ってくださる方もいる。

そう。わたしの魂は、しょう太や三沢先生、木野さんが住む、あの素朴で美しい町に住んでいる。

例え、日常のわたしが親の介護にくたびれきっていても。仕事でミスをして大いに焦っていても。元オット君と、怒鳴り声をあげてケンカしていても（笑）。

わたしの魂は、あの星降る小さな町に住む。

幼少期、わたしは叩かれて育つと言う経験をした。子どもにとってそれは絶望で、その絶望を越えてたどり着いたあの町は、わたしの魂が憩う場所。

実を言うと、物語の登場人物、三沢先生の気づきは、わたし自身が星を使って生きる中で得たものだ。

いかに雑多な日常にのまれても、魂だけは宇宙の愛を信頼し、全ては学びであること知っている。

そのささやかな真理を手にしたのは、やはり『千と千尋の神隠し』の影響が、大きいと思うのだ。

物語を描くなら、魂を磨こう。
わたしの魂が暮らす世界を、胸を張って人々に届けられるほどに、魂を磨こう。

この映画を観、心の深い処で、そんな風に誓った気がするのだ。わたしのバイブル。憧れの世界。作家として、忘れることの出来ない作品だ。

「モッくまくんの宇宙レッスン」line@リリースまで、

あと5日

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