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2024年裏テーマ/「自分にがっかりする」をやりきる

年明けそうそう、
冥王星がみずがめ座に
リーチする。

2024年1月21日
冥王星がみずがめ座0度へ。

このホロスコープから分かるのは、
人類みんなが持つ2024年の
潜在的なテーマ。

つまり、今年の裏テーマ
なんだよね。

(既に昨年2023年から
じわじわ受け取ってる人もいるはず)

今年の裏テーマを
一言で表すなら。

「自分にがっかりする」
をやりきる。
これ。

冥王星は太陽と合で、
他の天体とのアスペクトが
希薄。

よって、
自らの太陽を覆い隠す
〝何か〟に気づく年になる。
これは、大飛躍の前兆でも
あるんだけど。

冥王星:闇・底力
太陽:個性・輝き



自分の大好きなことや
才能に、
「あれ…
こんなもんだったのかな…」
と言ったがっかり感が
芽生えたり。

かと思えば、
「わたし、こんなにすごいのに、
なんでこんな評価なの?」
といったうっぷんに
モヤモヤしたり。

だけど、
こうした揺れの原因の多くは、

その人自身が
自分の在り方や魅力に、
心底、Yesと言えないでいるから。

自らの本領が発揮されたときの
途方もない爆発力に、
他でもないあなた自身が
恐れをなしているから
なんだよね。

わたし達は
自分の才能や
「大好き」の延長線上の行動が
大爆発したときの
巨大な影響力に、おびえている。

こうした恐れの感情を
緩和するために、
わざと自分にがっかりして、
やる気をそいで見せたり。

一見、それとは真逆に思える
「わたし、こんなにもすごいから!」
みたいな
世間への威かくで、
才能への恐れを
マヒさせるんだよね。

スピリチュアルな業界に
いると、たまに
「メソッドを盗まれた」
「ブログや商品の文言を
コピペして使われた」
と言った苦情を耳にするんだけれど。

私見だけれど、
こうした「パクられ体験」をする
人って、
「自分は別格だ」と
いった意識を、
無意識に抱いていることが多いの。

自分の特別性を
強く求めるがゆえに
そこを、軽んじる人が現れる。

軽んじた相手に対する怒り。
強烈な批判的感情を
味わうことで、
「わたしは別格なのに!」という
自分でもイヤんなるような
感情に気づけるわけなんだけど。

そう。
すべての人生の不具合は、
自らの信念(強い決め事)に
気づくために起きているのよね。

でもわたしは、
彼らの気持ちが痛いほど
分かって。

「特別」でなければ
自分の存在価値が失われる
と、感じてしまう。

「才能」がなければ、
誰も自分を必要としてくれないと
泣けてしまう。

そんな強固な思いが
あまりに大きくなりすぎて、
「別格」であろうと
自分にムチ打ち続けた結果なんだよね。


つまり2024年は
「パクられ」体験をしたり、
そこに巻き込まれたり、
なんてことも起こりやすくなる。

また、〝大ファン〟だった人
に対して、急速に冷めたり。
あるいは冷められたり。

そんな経験もするかもしれない。


だけど、このすべては。


あなたの魂の中心で
くすぶっている
「他でもないわたしの〝大好き〟」に
火がともる予兆。


自分の輝きに、誰かの輝きに
がっかりしたなら。
それは、自分で自分に仕掛けた、
才能を発揮しないための
トラップなんだよね。

マウント意識が芽生えたなら

自分の存在価値 = 才能

と、無意識にヒモづけした
この窮屈な方程式に
気づいて、そこを
切り離すとき。

そして、
才能があろうがなかろうが、
何かを成そうが、成さなかろうが、
自らの存在の尊さに、
まずはあなた自身が〇を出す
タイミングなのだ。

こうした星の流れを
頭の片隅にひっかけておいたなら。
あなたはもう、思う存分、
自分にがっかりできる。

感情におぼれ切り、
味わい尽くせる。


大丈夫。
あなたはあなた自身の
タイミングで
必ず、自分を愛することができる。

あなただけの〝大好き〟を
見つけられるし、
無条件で没頭できる。



心配せずとも、そんな日は
必ずやってくるから。
今年は思う存分、
溢れる感情とともにいてほしい。

2024年の11月には冥王星が、
完全にみずがめ座へ移行する。

「個人のユニークさは
社会の財産である」と、
根本から世界の認識が
変わっていく。

「ちっぽけと思っていたものが
偉大だった」
みたいな、
逆転現象も起こるかもしれない。

そんな、新たな世界の幕開けを
楽しみに、
今年は心深くで、いそいそと、
準備を進めていこう。

最後になったけど、
新年のご挨拶。

2024年も、月(心と身体)に
一等寄り添いながら、
「今、一番やりたいこと」
真摯に向き合って、歩んで
行きたいと思います。

どうぞ、本年も
よろしくお願い申し上げます。


木星



*他天体、小天体などの細かい読みは、あえて詳しく載せていませんが、「自分にがっかりするをやりきる」に帰結する星配置となっています。


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