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「ポジティブ信仰者」の厄介と、とんでもなく全開になること

※このブログはわたしと友との往復書簡ブログです。

サン。そして小静へ。

先日、これまでのわたしの見解を、大きくくつがえす出来事があった。それを共有したくて今書いてる。

わたしは「常にポジティブであろうとする人」が苦手なんだけど。

良く似たタイプで「自称・常に感情のコントロールができてる人」「自称・高波動を保ててる人」もだいぶ苦手。(「自称」に小さな悪意感じるよねw)

と言うのも、今まで出会ったそう言う人たちと、いい思い出がぜんぜんないから。

「ポジティブであろうとする人」は、わたしの小さなかげりを目ざとく見つけて、すぐ励ましてくるし。悩んでいる人に「寄り添う」のを億劫がって、まともに話を聞かないか、即座に前を向かそうとする。要するに「ポジティブ」の押し売りが過ぎる。

たぶん自分の中にある「ネガティブ」を無視し過ぎて、(自分に)寄り添う筋力が0になり、他人に寄り添うなんてことは、はげしく重量オーバーなんだろう。

個人的には「自称・常に感情のコントロールができてる人」「自称・高波動を保ててる人」は、もっと苦手である。

このタイプの人たちはスピリチュアルや自己啓発を好む人に多い。なんで苦手かって言うと、言葉と肚(ハラ)のかけ離れ感がすさまじいから。

「わたし、感情のコントロールができるんで…」と言ってる人の身体の力の入り方。過緊張。下腹部にたまった、嘆き、怒り、恨みが強すぎて、そこにアンテナが触れるとギョッとしてしまう。

彼らの多くは、案に「自分はエネルギーが軽い」ことを主張するけど、「高波動」、あるいは「感情のコントロールができてる」と言ってる人で、文字通り「ライトな人」を、未だかつて見たことがない。

誤解のないように言っとくと、わたしは別に、エネルギーの軽さを価値だと思ってない。

自分も、内側から闇が溢れ出て来たタイミングは、すさまじく「重く」なるし、闇など誰もにあるのだから、高いとか低いとかをジャッジし続ける方が疲れる。

重かろうが軽かろうが「今、ただそう言う状態」なだけである。

わたしが敬遠してしまうのは、肚(ハラ)と言葉の乖離(カイリ)感だ。

「いつも全能感の中にいて、心は凪(ナギ)です…」と言ってる人の肚(ハラ)に封じこめられた、すさまじい怒り。「前向きな言葉、使おうね。そうすれば常に高波動でいられるよ」と言ってる人の、肚(ハラ)の中のドロドログチャグチャ。

言葉と肚(ハラ)の、どちらの情報をキャッチして良いのか、脳、ハート、五感が混乱する。

ちょうど通信環境の悪い場所で、スマホがめちゃくちゃ消耗するのと似ていて、どの情報をキャッチして良いのか分からなくなり、身体もアタマもクタクタになってしまうのだ。

彼らが苦手な理由は他にもある。

それは、「(たまたま今)重い人」に自分の闇を、ちょいちょい投影してくることだ。

一カ月くらい前に、こんなことがあった。

権威的な立場のスピリチュアリストから、複数の人の前で「あなたの隣にいたら、脇腹が痛くなった。これだけ重い人の家族は大変だと思います」と発言されて、はらわたが煮えくり返ったのだ。(実際、その時のわたしは家族への怒りでいっぱいだった)

まあ、ここまで腹が立つってことは、わたしのトラウマも関係していて、おかげで無自覚だった痛みの感情を、たくさんレスキューできたから結果オーライではあるんだけど。

「これだから、自称・高波動タイプって嫌いだよ。そもそもエネルギーなんて、同質のもの持ってなきゃ共鳴しないしw 己の闇を無視してるもんだから、闇を受け入れてるわたしに投影してくる。そんで、ジャッジしてくる。こう言うの、ほんっと迷惑w」と、ボヤいたものだ。

でさ。このときにわたし、気づいてしまったんだよね。

(て言うか、多くないか?自称・高波動の人に出会う数…)と。

自称・常にポジティブ、
自称・心が凪(ナギ)、
自称・高波動…。

このタイプとの出会いが多すぎる。
出会うたびにその人の「裏腹感」にひきながら、内心、思うわけだ。

「常に平常心なんて、目指すもんちゃうなー。
腹が立ったら怒り、楽しかったら笑い、悲しかったら泣く。
むしろ、心のアップダウンを受け入れた方が、あなたがお望みの『エネルギーの軽さ』を、手にできますよー」
とね。

が、しかし。
振り返って数えてみると、このスピリチュアル権威の老人を含めて8人。しかも出会うたびに破壊力が増している。より、やっかいで、よりうんざりするトラブルに巻き込まれているのだ。
ここから分かるのは、二つに一つ。

その❶.
わたし自身が無意識に自分に「ポジティブであること、高波動であること」を強いていて、「あんた今、この人みたいな状態よ。ゆるんで、ゆるんで!」と言うお知らせ。

その❷.
彼らの価値観である「常にポジティブ、常に高波動を保とうとすること」からも、習うことがあるよ。あんたが思ってるより、真理なのよ、と言うお知らせ。

わたしの場合、❶の可能性は極めて低い。と、言うことは、❷なのか?そうなのか?となって、愕然(ガクゼン)としてしまった。

そんな時、わたしが信頼する共感ワーカーのF氏から、1曲の音楽が送られてきた。

F氏は、ひかえめに言って素晴らしいセッショニストだ。

クライアントの中のどれほど巨大な怒りも、呪ってやりたいくらいの恨みも、殺意すら「YES!」と言って力強く受け止め、引いたり、戒めたりせず、深く共にいることで、癒しと気づきをもたらしてくれる。

プロセスワーク、ファミリーコンステーレーション、神経生理学などをかけあわせたこの人のセッションは、わたしに「闇に寄り添うこと」の美しさとパワーを教えてくれた。

そのF氏が、わたし宛に曲を送ってきてくれたのだ。

アプリをダウンロードし、聴いてみる。歌詞のない音だけの曲。ぼんやりと聴くうち、わたしはゾクリとした。

F氏に意図はなかったろうが…。その曲に耳を澄ますと「心のアップダウンのない世界があるよ。全能感一色の世界があるよ。そこに戻って」ということを、非言語で語っていたのである。(もちろん、わたしの主観だけど)

これがどこかの高波動マニア(言い方w)から送られてきたものなら「あなたの好きそうな音楽ですねw」と一蹴したかもしれない。

闇を受け止める胆力を、誰よりも持つF氏が送ってきたこと。
また、メッセージが非言語であったこと。

この両者からわたしは、やっと
「心のアップダウンのない世界があるよ。全能感一色の世界があるよ」と言うことを、受け入れたのである。

そして、このとき、自分のなかのひらめきなのか、ガイドの囁きなのか、とあることに思い当たった。

「高波動とは、とんでもなく全開になること。
だけど皆、そのやり方の逆をやってる。
高波動を『保とう』としないこと。
心の『アップダウン』を受け入れること。

逆説的だけれど、その先には、アップダウンのない世界、穏やかで感謝に満ちた、とんでもなく全開な状態がある。
その状態になったら…願いはすべてが叶っていく」

わたしはこの気づきに本当に驚いて、感動したんだけど。
同時に高波動をいかに「保つか」に尽力するポジティブ信仰者、高波動マニアたちの危険も、改めて感じたんだよね。

長くなったね。
本当は、最近ドハマりしたお祈りのことや、ガイドから度々届く「魚座の土星を使ってください」という知らせについても書きたかったけど…。今日はここまで。

心のこと、スピリチュアル、非暴力コミュニケーションなどに精通した2人の意見を聞いてみたい。

お返事待ってます。

モク

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