マガジンのカバー画像

10の天体の使い方

114
占星術の10天体は、ヒューマンの中に眠る10人の専門家。日常での彼らの使い方、暮らしへの影響を書いていきます。
運営しているクリエイター

#東京占星術講座

プロに「最凶」と言われた私のホロスコープ。それは最高のギフトだった

プロに「最凶」と言われた私のホロスコープ。それは最高のギフトだった

わたし個人のホロスコープには、最凶と言われる星の角度が存在します。古典的な占星術家の視点で見ると「ザ・凶」(笑)。それは、活動宮のグランドクロスです。

これがあるからこそ、わたくし木星は、自分のホロスコープを「知る」だけにとどまらず、「使う」ことにコミットしたのですが…。この角度について、専門書の記述をサクッと抜きあげると。

「常に(中略)負担が増加し、危機に陥ることも多くなる」
「果てしなく

もっとみる
自分の星を「あきらめの道具」に使っていませんか?

自分の星を「あきらめの道具」に使っていませんか?

占星術を少し知ると「わたしの月は〇〇座で、太陽は〇〇座。じゃあ、行動できないのは仕方ないんだなーと諦めがつきました」とか
「土星と火星がここにあって、こんなアスペクトなら、仕事で結果だすのが難しいわけですね。諦めがつきました」とか、よく耳にします。
でもどうか…。

・・・星を、「諦めの道具」に使わないで欲しい・・・そう感じるんですね。
確かに、「諦める」というプロセスは大切です。「諦める」とは、

もっとみる
星の使い方を盗め!月・乙女座編

星の使い方を盗め!月・乙女座編

前回の記事の続きです。奏(かな)さんが名古屋に居た数年前。わたしは彼女のセッションルームを、時々お仕事で使わせてもらっていました。彼女に対する印象は、「よく泣く方だな…」。セッションルームに伺っても、「ずっと自室で眠っているな…」と言ったものでした。

占星術家・セラピストの立場で言えば、「月を癒すといいのにな…」と言うのが率直な意見。けれど何となく伝えるタイミングを逃してしまい、そうこうするうち

もっとみる
「休息を取らない」はエゴ

「休息を取らない」はエゴ

20代~30代の10年ほど、虚弱体質で悩まされていた時期がある。一日4時間ほど働くと、疲労と眠気で立って折れず、正社員として働くこともできなかった。

精密検査をしても異常は無く、そのため家族の理解を得られなかった。アルバイトから戻り、咳と発熱で苦しくても、家事をしなくちゃいけなかった。

父は若い頃から人一倍健康で、フルマラソンが趣味だった人。病弱は言い訳にしか感じられないタイプで、「水に触ると

もっとみる
「好き」でさえあれば本当に仕事になるの?土星山羊座時代のリアル

「好き」でさえあれば本当に仕事になるの?土星山羊座時代のリアル

2020年の3月まで、山羊座に滞在する土星。ここでのテーマは「得意なこと、二番目に好きなことじゃなく、一番好きなことを仕事にせよ」です。

「嫌いだけれど、お金のためにやる仕事」はもうお金を生まない。そんなに世界は甘くない。それが牡牛座天王星時代のテーマだと、以前の記事でお伝えしました。

天王星 : 個性
牡牛座 : 才能

と捉えるとき、わたし達は、本当に大好きなことをとことんやることで、個性

もっとみる
「好き」を仕事にしなきゃ、生き残れない!!天王星牡牛座時代

「好き」を仕事にしなきゃ、生き残れない!!天王星牡牛座時代

数年後には、個性の不要な仕事はすべてAIに奪われると言われる現代。
AIは、機械が人工知能と化し、カタチを成したもので、天王星牡牛座時代の象徴です。

天王星 : 電子機器
牡牛座 : ボディ・形あるもの

そして、このAIが勢いを増す中で、少し前なら
「好きなことを仕事にしたい!」「そんなに甘くないでしょ?」
が当たり前だったのが、今や
「嫌いだけど、お金のためにこの仕事やってく…」「そんなに甘

もっとみる