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「リベラルアーツ」の必要性

リベラルアーツとは、古代ギリシャ・ローマ時代に誕生した「自由七科」に起源を持つ学問です。

自由七科とは、文法、修辞、弁証、算術、幾何、天文、音楽を指し、ギリシャ・ローマ時代に自由人として生きるための学問とされていました。

現代においては、リベラルアーツは人文科学、社会科学、自然科学の基礎知識を横断的に学ぶプログラムとして捉えられています。具体的には、外国語、文学、哲学、倫理、宗教、心理、教育、政治、経済、社会、歴史、国際関係、コミュニケーション、数学、物理、地学、生物、化学、情報、環境、メディアなど、さまざまな分野の学びに必要な科目が網羅されています。


リベラルアーツの目的は、単に知識を習得することではなく、思考力や判断力、コミュニケーション能力、問題解決能力などの「生きる力」を身につけることです。これらの力を身につけることで、社会で活躍するための幅広い視野と柔軟な対応力を養うことができます。

近年、リベラルアーツの重要性が再認識されています。その理由としては、以下が挙げられます。

  • 社会の変化が激しくなっているため、専門分野の知識だけでは対応が難しい。

  • 多様な価値観が存在する社会において、幅広い視野と柔軟な思考力が求められている。

  • グローバル化が進展し、異なる文化や価値観を理解する力が求められている。

リベラルアーツは、このような変化に対応できる人材を育成するために、今後もますます重要になっていくと考えられます。

リベラルアーツを学ぶ方法としては、大学や専門学校でリベラルアーツ教育を提供する学部や学科に進学する、または、社会人向けのリベラルアーツ講座を受講するなどが挙げられます。
リベラルアーツを学ぶことで、社会で活躍するための基礎力を身につけ、より豊かな人生を送ることができるでしょう。

こういった、学問がこれからの時代に必要ではないかと思っています。

そして、一度、社会人経験をしてこられた方々も実は、もっともっと学びの場で経験してきたことの視点を広げていく必要性があるのではないのでしょうか。


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