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エピソード大喜利#71 お題:イランとイスラエルの報復合戦、最後はどうなる?

あっちが先だ、いや向こうが先だ。
泥沼化している両国のやり取り。現在は両国ともミサイルの弾が切れ、口げんかに発展している。
 
『バーカ、バーカ!』
『バカって言う方がバカなんだ、バーカ、バーカ!』
 
両国の首脳同士が繰り広げる低レベルの罵り合いに国民たちも呆れていて、もはや関心は無い。
それでも口げんかは収まらず相手国の非を主張し合っている。
 
一体どうなってしまうのか。
そこで両国トップの共通の友人である某国の首相が「あっち向いてホイ」での決着を提案した。
 
絶賛戦争中の両国の首脳もいつまでもこんな事を続けていられないと結構前から思っていたので、この提案には渡りに船とばかりに飛びつき実際に「あっち向いてホイ」で決着を付けることになった。
 
イランとイスラエルの首脳陣が集められたのは第三国。緊張感が漂う中で「あっち向いてホイ!」が始まった。
 
『さいしょはグー、ジャンケンホイ、あっち向いてホイ!』
『あっち向いてホイ!』
『あっち向いてホイ!』
 
共通の友人である某国の首相が立会人となって絶対に負けられない『あっち向いてホイ!』は一進一退の攻防が続いている。
 
スタートから6時間が経過した今も、意地と意地がぶつかり合い、決着は付いていない。
リズム良くゲームは続く、テンポも合ってきて、2人の関係性も良くなってきている。
もしかしたらこのまま仲良しになれるかもしれない。
 
『あっち向いてホイ!』
『あっち向いてホイ!』
 
後に親友になるイランとイスラエルのトップ2人。
この時から「あっち向いてホイ!外交」は世界の主流になっていく。
 
 

ひとり~の小さな手~♬なにもできないけど~♬それでもみんなの手と手を合わせれば♬何かできる♪何かできる♪