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【ウツが来た2】ウツ警報が鳴り出したなら?

ウツがやってきた。 
久しぶりに大きな波でやってきた。

先日、危ないと思った私は、 
会社で、毎日降り積もるストレスから
逃げることにした。

朝の出勤途中。
もうすぐ新宿だった電車をおり、
私は紀伊國屋書店に向かった。
会社には、休むと連絡を入れた。

連日のストレスのうずまきから、
ちょっと距離を取ることにした。
ストレスがピークだったし、
不眠症にもなっていた。
判断力も忍耐力もなくなっていた。
典型的なウツ症状だ。

だから、私は避難した。
災害時に当てはめると、
注意報がついに警報になった辺りで
ダッシュで避難をしなくては、と
ストレス台風の渦中から逃げたのです。

以前の私には、
これができなかった。
ストレスの渦中に
どんどん自ら近づいたり、
逃げたら負けだと思ったりして、
じっとガマンしたり。
いつまでもネチネチと
同じことを何時間でも考えた。
逃げられなかった。

でも、もうウツ病歴15年!(汗)。
そこはやっぱり、
逃げるべき時は逃げ、
不眠症気味なら、
睡眠導入剤を飲んだり、
仕事のこと、会社のことは
一切、切考えない、
思い出さないことに徹してみた。

昔なら、
ずっと会社の事を考え、
対立する上司の顔を頭に浮かべ、
頭から煙を出してばかりいた。

ジリジリジリジリと
念がこびりついてしまうと、
ウツがますます進む。
悪循環でした。

でも、今回は、
連休4日間、晴れが続いた。
ラッキーでした。
ゆったりとサイクリングをして、
太陽を浴び、汗もかきました。
睡眠もしっかりとりました。
お腹が減るから、よく食べた。

すると、だんだん
傍にいた、ウツが
小さくなっていった。

ウツとがっぷり四つに組んでは
まだまだ勝てはしないだろう。
ヤバい時は逃げるに限る!
それから、
寝よう!
食べよう!
汗をかこう!

こうしたことをしていったら、
ウツも自然と小さくなった。
チカラも弱くなっていった。

これで、
毎日、雨だったら、
また違うカタチになっていたろう。
ゴールデンウィークで
まるまる4日も連続で休めた。
ラッキーでした。

以前なら、こうは
できなかったろう。

まず、ウツが接近中なことを
キャッチするチカラがなかった。

また、ウツの気配をキャッチしたなら、
そこから避難するべきだ!
ということを身をもって知った。

ウツ歴、15年(笑)。
多少、この病気との付き合い方を
身につけたのかしら?(笑)。

…なんて、
ウツを手なづけたような
ドヤ顔をしていると、
必ずや、ウツは
また近づいてきては
私を罠に陥れるに違いない。

ウツはまだ私のすぐそばに
ついている気配だ。
「ウツ警報」はまだ小さく鳴っている。
まだまだ、気をつけねば。

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