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【文学】トリハダ誘う名文コレクション(1)

今月読んで一番、心に刺さった名文は…
「どれだけ賢ければ
波風立てずに生きて行けるのだろう。
どれだけ美しければ
世間にだいじにされるのだろう。
どれだけまっすぐに育てば
すこやかな性欲か宿るのだろう。
どれだけ性格がよければ
今のわたしが全く愛せない人たちを
愛せるのだろう。」

『最愛の子ども』松浦理英子(文春文庫)
より引用しました。

こんなに、自分がふだん
モヤモヤと感じたり考えてる事を
形にしてくれて、
書店で鳥肌が立ちました。

今年いちばんの
キラーフレーズでした。
松浦さん、ありがとうございました。
もちろん衝動買いしました。


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