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【本屋】本屋さんに人がたくさん来ますように!

本屋さんに入る時に、
気にしてることがあります。

入ってすぐの場所は
その本屋さんには大切な場所です。
そこに、雑誌があるか?
単行本、文芸が来るか?
または、マンガが来るか?
はたまた、ビジネス書が来るか?

つまり、入口からの導線に
その本屋さんが一番大事と考える
ジャンルが置かれていますね。

従来は、文芸の単行本でした。
マンガを入口付近に置くなど
もっての他!という本屋さんも。

でも、時代を考えると、
入口付近に
マンガやビジネス書を置いて
お客さんをつかむのが
より現実的ではありますね。

また、雑誌を最優先する本屋も
あります。
これは、本の問屋である取次が
もともとは雑誌の全国配送を
目的に作られた機関だからです。

雑誌が売れなくては
取次は困るんですね。
そんな取次さんのために、
とおもんぱかってる本屋さんは
雑誌棚を入口付近に
据えている、という事情がある。

でも私なら、
雑誌は店内の一番奥ですね。 
モンスター級に売れる号の時だけ
入口付近にします。
アンアンのセックス特集や、
人気連載が終わるマンガの最終号や。

今は、あちこち見る限り、
映画化、ドラマ化が決まった
文芸や文庫を
入口付近でアピールするのが
いちばん定番ですね。

今の時期は、
夏の文庫祭りが賑やかですが、
これは店内であれば
どこでもありでしょう。

ところで、
ひとつ、作戦を思いつきました。
オリコンランキングの
1位から30位までの
週間ランキングに入ってる本を
店頭で展開するんです。

本当は独自の価値基準で
選んだ本を並べたいのですが、
それでお客さんがすぐに
食いついてくれるか、微妙なら
まずはオリコンのランキングを
頼ってみるのも、
リアル書店の在り方の
ひとつかもしれません。

オリコンチャートを見ると、
こんな風にジャンル分けされてます。

コミック、
ライトノベル、
文庫、
写真集、
文芸書、
ファッション、
美容・ダイエット、
料理・グルメ、
自己啓発書、
ゲーム本、
こうした10項目で、
それぞれ30位まで、
ランキングが紹介されている。

出版社は、
オリコン一位とかを
新刊の本のオビにつけて、
売れてますアピールに
利用してきましたが、
リアル本屋さんも、
これを武器にして、
実際に売れてる本を
お客さんにすすめることができます。

ランキングに
偏り過ぎるのは良いかどうか?
問題もありますが、
一つのフックになることは
間違いありません。

それに、
ライバルのamazonのランキングに
頼るのはシャクじゃないですか?
それなら、ここは
まずはオリコンチャートで、
どうかしら?

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