優等生作家より、パンク作家の叫びを聞きたい夜もある
世には、
ワイルドな文学がありますね。
日本なら、無頼派。
太宰治や坂口安吾、織田作之助らを
無類派と呼びました。
何も頼ることなく生きる、
無頼派作家。
最近なら、色川武大や中上健次。
今なら、町田康も、
当てはまりそう。
彼らは余りにシャイ過ぎて、
正しいことや
誠実なことを
そのまんま語るなんて、
恥ずかし過ぎてできない。
だから、つい悪ぶってしまう。
そうした人と対照的なのが
優等生作家だ。
大江健三郎や三島由紀夫は
余りに世間しらずだからか、
正義や真実を高ら