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ケアンズの引き潮とペリカン

ケアンズの引き潮とペリカン

今日、ありがたいことに、また写真が売れました。

嬉しい。

今回売れたのはエスプラのペリカンの写真。

これはケアンズに初めて来た時、インパクトがあった風景のひとつ。

エスプラの潮が引いた広大な背景に、集まったペリカン達がゆったりとのびのびしている様に癒されたのです。

後で知ったのですが、この場所は生態系的に重要で、何度もあった埋め立てを阻止したくらい。

日本からも来る渡り鳥達の憩いの場な

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「ミーと僕はそのことについて話した(3)(完)」

「ミーと僕はそのことについて話した(3)(完)」

「どう見たってキミは宇宙人じゃないか!」

その瞬間に目が覚めた。

ミーはいなかった。いつもの光景が広がっている。
ケータイがブブっと鳴った。つけっぱなしPCからインターネットニュースが流れ始めた。
そこで演説をしているのは「宇宙人」と言われ批判されている人だった。彼はこう言った。

「まだ地球は救えます!」

すぐに、
そんなことできない、
どうせ世の中変わらない、
何やっても無駄、
ばーか

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「ミーと僕はそのことについて話した (2) 」

「ミーと僕はそのことについて話した (2) 」

地球が悲鳴を通り過ぎて瀕死状態なこと、
原因はどうせダメという無気力波動であること、
たくさんのメッセージを発してきたのに伝わってこなかったこと、

そして何より、

一刻も「もう、待ったなし!」な時が来たということ。

興奮
矛盾
無関心

「とても、とてもラストナイトなんだ」と悲しい顔で言いました。
僕は勇気を持って質問しました。
「ラストナイトって言われても…そもそも、どうして宇宙人が心配す

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ミーと僕はそのことについて話した (1)

ミーと僕はそのことについて話した (1)

(1)ある大きな国の大きな街に、
タロウという青年がいました。

彼は会社以外は外に出ずに暮らしていました。

あれだけ好きだった仕事にさえ情熱を失っていました。
本当に言いたいことを言うと仕事をなくしてしまうからです。

そんなある夜のことでした。
目が覚めると、宇宙人がベッドの脇に立っていました。
「初めまして、タロウ。僕の名前はミー」
タロウは驚きのあまり絶句してしまいました。
「怖がらない

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心が未来で浮いている時

心が未来で浮いている時

はっとしました。
そして、納得。

今後、この病気がもっと悪くなったらどうしよう、もっとお金が少なくなったらどうしよう、子どもがもっとひどくなったらどうしよう、と考え始めると、先の時間に生き始めるわけです。先の時間に生き始めると、不安と恐れに心がおののきます。
もし自分の心の中に、不安や自分を責める気持ち、恐れ、あるいは、暗いもやもやした気持ちが起こってきたら、今この瞬間に帰りなさい。徹底的に現実

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涙の成分はWhat

涙の成分はWhat

ひとつ言えることは、今の状況は学びの多い時間ですよね。

これも誰かが言ったこと。
「当たり前」と思うと、そこに学びは途絶えてしまう。
「ありがたい」と思った瞬間から、謙虚さがうまれ、学びがはじまり、感謝となる。
そんなことを、(感覚的に)10分単位で感じる今日この頃。

よく思い出すのは、亡き父とのエピソード。
父は、長い間、肝臓を患っており、医者からお酒を控えるように言われていました。
しかし

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泣き方を忘れた

泣き方を忘れた

子供の頃は、気がついたら泣いていたことが多かった。
それが、1994年東京でサラリーマンをやっていた頃、初めて経験したのが「泣き方を忘れた」なんです。
それは裏返すと、「泣いちゃいけない」って強く思っていたから。でも、この状態が続くと無感動になり、更に続くと重度のうつになります。
あれから、何度か「泣き方を忘れた」時期がありました。
その経験で身をもって学んだことは、
「泣く自分を愛しいと思うこと

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太陽のようであり月でもあり

太陽のようであり月でもあり

太陽のようであり
月でもあり
陽であり、陰であり
山であり、海であり
何でもありというわけでなく
何でもありであり
見える世界と見えない世界であり
蘇生型微生物と腐敗型微生物
統合した混乱
矛盾の共存
メッセージは
「そのまま」と「うけいれること」?
たくさんの存在を感じていたいだけ

~微生物の世界からの気づき

It's like the sun.
It's also like a moon.

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混沌の中のラブ

混沌の中のラブ

最初、今回の画風はずいぶん変わった、と思いました。
でも、よく見るとやっぱり自分でした。
絵を再開してから、とにかく優しくて、癒しのイメージを表現してきました。
再開したばかりは、するっと自然にできていたのですが、昨日はどうもその気持ちがのってきませんでした。
きっと、「ねばならない」になってきたかも。
それは危険信号です。
これ続けると、もれなくモチベーション枯渇しますから。
「これは正直に描こ

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意識の旅

意識の旅

これから、ちょっとしばらく(と願う)自由に外出できないようになるなら、意識だけ飛ばす能力を高めようと思いました。

今回の旅行先は、去年、日本に行った時、河野 修一さんに連れて行ってもらった南阿蘇。

精霊があちこちに感じた産山村の水源。

縄文以前の巨石群のある南小国町の押戸石。

TAO塾の波多野 毅さんとの出会い。

あの時感じた、
言葉にならない想いを、
意識を飛ばし、
あの場にもう一度行

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その存在

その存在

発酵を調べていくと、この世界は「見えるもの」だけでなく、「見えない」生命にあふれていることに気づかされます。

見えないわけですから、それを感じるには、理屈を超えた体感が大切ですよね。

最近のお気に入りは、朝の日光浴です。

朝の日光は優しい。
たくさんの生命の喜びが伝わってくるようです。

特に光合成菌などの蘇生型微生物の喜びが、声になって聞こえてくるようなのです。

Its existenc

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絵を再開します

絵を再開します

よく考えたら、また絵を描きたいな〜と思っていたんです。
あ、今じゃんと思いまして。
それも、今回はポジティブな想いを込めようと。
加えて、微生物の素晴しさをテーマにしていきたいなと。
久しぶりに、無心になって、描き、色鉛筆で塗りました。
今、心が穏やかです。

Resume painting.

Wait. I was thinking that I want to paint again.
Th

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フォトグラファーのかつての自分(2000~2004年)

フォトグラファーのかつての自分(2000~2004年)

2020年という(おそらく自分にとって)きりの良い年に、丁度20年前の自分をふり返ってみたいと思います。

(1)MU Magazine

ある意味で、この雑誌掲載からが写真をアートと捉えだしたかもしれません。この頃はアートブック&マガジンがとにかく大好きで、日本に帰っては「スタジオボイス」「アイデア」「H」「CUT」「RELAX」とかはもちろん、青山ブックセンターやインディペンダントのアート系に

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Coincident or inevitable?~なんて偶然的な再会

Coincident or inevitable?~なんて偶然的な再会

いっきに、あの時に引き戻られた感覚。

時は2002年、シドニー。

「ウォーキング・オン・ウォーター」という 劇場映画のスチール撮影をしていた。

そこで、同じくスチールをしていたウィリアム・ヤングに会った。

僕は彼のことをすでに知っていた。

シドニーではかなりの有名人だったのだ。

ゲイシーンが華やかだった70年代頃から、ゲイたちの写真を客観的だけど、深い愛情を持って撮り続けていた。

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