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オールジャンルという武器で武装

オールジャンルっていう言葉が嫌いだった。
若い頃はオールジャンルっていう言葉がなにか拘りが無さげに聞こえたり好きな物が定まってない感じがしたからだ。

前回の記事でも触れましたがぼくはヒップホップが好きでまがいながらもDJを趣味として楽しんでた時期がありました。

25歳くらいの時、DJをさせていただけるとのことで紹介されたお店でそこの店主と話をする機会がありました。

「どんなジャンルの音かけるの?」

「ヒップホップが好きですが、最近色んなジャンルの音楽聞くようになってきました。」

「それって拘りが無くなってきたってことじゃないの?」

なんか急にアホくさくなって話の途中で店を後にしました。

ヒップホップじゃない音楽を聞くだけで拘りがなくなったんじゃなくて、他の音楽の良い所に興味を持ち始めた自分自身を否定された感じがしたからだ。

初対面で人の事を決めつけたり判断されるのはとても気分が悪かった。

今思えば「若気の至り」だったのかななんて思える思い出話。

いつものことながら前置きが長くなってしまいました。
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最近初めてランチを食べに行ったお店のMelons Tailさんに仲良くしていただいています。
タイミングというかなんというかぼくにとっては大きな出来事でした。

ランチで食べたお料理を自身のインスタグラムにアップしたところMelons TailさんからDMがあり、ぼくにお料理の写真を撮っていただきたいとの依頼がありました。

ぼくの返答はもちのろんで、

ハイ!

でした。

風景や観光地ばかり撮っていたらこのご縁はなかったのかなと思っています。
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幸いなことに写真に関してはオールジャンルという武器で武装しているのでこの先もぼくの写真が必要だと思っていただけたらいつでも援護射撃していきたいと勝手に思っている次第です。

ジャンルレスは拘りがなくなるのではなく自分の世界が広がることだと自分に言い聞かせて楽しいカメラライフを過ごせたらなと。

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