Junpei 東大和

地域のポータルサイト・東大和どっとネット(https://higashiyamato.…

Junpei 東大和

地域のポータルサイト・東大和どっとネット(https://higashiyamato.net/) をつくり、仲間と一緒に「ネット時代のまちおこし」に取り組んでいます。主にはWordPressとFC2、FB、X(Twitter)とLINEでした。note を知り衝動買いしました。

マガジン

  • カワセミレポート

    空堀川の上流域をカワセミのメス(マザー)が縄張りとしています。ここには、水があり、餌となる魚がおり、何よりも巣穴を確保できます。カワセミにとって、産卵して雛を安全に育てるためには巣穴が必要です。空堀川には巣穴をつくるのに適した土壁がほとんどありませんが、巣穴をつくることができます。空堀川のこの場所は両岸の南北が高い擁壁となっており、その擁壁に雨水排水管が配置されています。カワセミは産卵期にこの雨水排水管のいくつかを巣穴にします。そのままでは巣穴にすることはできず、長い排水管の奥の土壁を掘って巣穴用にします。産卵して卵が孵化するのに約3週間、その雛が育ち巣立ちを迎えるまでに約3週間、最低でも子育てにはこの約6週間が必要です。カワセミは年に2〜3回の産卵を繰り返します。そんな様子をこのマガジンでお届けできたらと思います。

最近の記事

【カワセミレポート 240529】カワセミの瞬膜

先日のブログの記事( 間もなくドラマが! )に続いてのカワセミ報告となる。巣穴の中で雛が孵ったのが5月10日(多分)、未だ巣立ちには数日かかるようだ。が、流石にこの時期、エッ、と思うような大きな魚を雛たちに運ぶ姿があった。 巣立ちを迎える直前には雛たちを空腹にさせて、外に出ることを誘導する餌断ち(エサダチ)が意図的に行われる。未だ、その動きはない。今朝は、カワセミペアの何回かの餌やりシーンを観察していて、カワセミの眼の瞬膜を捉えた。トップ画像がそれ。 水に潜った時などに、

    • 【カワセミレポート 240525】間もなくドラマが!

      空堀川・上流域での早朝、巣穴の中で孵った雛たちへの頻繁な餌やり、雌雄交替で繰り返されています。ピークの餌やりタイムには10分おきくらいの間隔で。何羽の雛が育っているのか、未だ定かではありませんが楽しみです。 雛たちが巣穴から順に顔を覗かせるその時が刻一刻と迫って来ました。巣穴に餌を届けるのは、卵が孵ってから3週間が目安。巣立ちを迎えるその日まで、もう暫くこんな状態が続きます。 巣立ちの時を迎えると、親子が一緒に過ごすのは1週間から10日、雛たちは育った縄張りを追われて巣立

      • 集音マイク付きスピーカー 性能に感動

        地域のボランティア活動・東大和どっとネットの会が定例会時に利用するZoom(オンライン会議システム)、コロナ禍を過ぎた今、会の活動の牽引役となっている。この会議システムの利用を開始してから、既に4年が経過した。 毎月2回の定例会は、会場(公民館)参加者ほぼ6~7割、リモート参加者3~4割の状況が続く。その会議用に今回、より高性能な Anker PowerConf S500を購入。会場参加者の声の集音とリモート参加者の声のスピーカーとして、その威力に期待したもの。 早速、水

        • 【カワセミレポート 240519】包雛期のカワセミペア

          ブログ記事( 殻出し確認!)から1週間、空堀川の上流域、その後のカワセミペアの様子をお届けしよう。巣穴で孵った卵の殻を運び出す「殻出し」が10日に確認され、その後は抱雛(ほうすう)が続いている。 早朝の餌やりタイムには、10~15分おきに雛に小さなエビや魚を与えるカワセミペアの姿がある。この縄張りは餌が豊富、カワセミが「食う」に困らぬ場所となっている。母鳥が雄鳥に媚びを売るシーンも見せ始めた。次の産卵の備えも始まったようだ。 昨日の母鳥と今朝の雄鳥の餌を運ぶシーンをお届け

        【カワセミレポート 240529】カワセミの瞬膜

        マガジン

        • カワセミレポート
          18本

        記事

          GWの神戸元町中華街を歩く

          先日のGW2泊3日のツアー記事( 圧巻 大塚国際美術館を歩く )のその帰路、宿泊先ホテル(ポートアイランド)には直行せず、神戸元町南京街での自由行動となった。周回遅れの記事ではある。 何回目かの中華街ではあったが、夕食場所に選んだのはネットの情報で評判のよい広東料理店の『民生』。南京町の老舗人気店らしく、営業開始の17時直後だったにも関わらず50分ほどの行列待ちとなった。ビールに評判のイカの天ぷらとチャーハンを注文、カミさんはワンタン。 落ち着ける家族的な雰囲気、気を遣わ

          GWの神戸元町中華街を歩く

          【カワセミレポート 240511】殻だし確認!

          空堀川の上流域、雛が孵り、その卵の殻を親鳥が運び出す「殻だし」が、確認されました(5/10、5時29分)。幾つの卵が孵っているのかは未だわかりません。抱卵期から抱雛期(ホウスウキ)。 以降、10〜15分おきくらいの間隔で、カワセミペアが交代で小さなエビや魚を巣穴に運ぶ「餌やり」が観察されています。巣穴から雛が姿をみせるのは5月末以降になるでしょう。 この時の巣穴の中には母鳥がいて、雄鳥と交代して直ぐに飛び出てきました。それがこれです。↓ 暫くして戻ってきた母鳥も嘴に小さ

          【カワセミレポート 240511】殻だし確認!

          圧巻 大塚国際美術館を歩く

          GW、2泊3日のツアー2日目(28日)は大塚国際美術館。この美術館を観るまで、何がすごいのか、他の美術館と何が違うのか、よく理解していなかった。が、世界26か国の西洋名画を中心に1,000点を超える名画の展示に、とにかく圧倒され、そして最高だった。 展示作品は、オリジナル作品を特殊技術によって陶器の大きな板に、原画に忠実な色彩・大きさで複製した、陶板名画。これが凄い!細かくいえば、原画権利所有者の許諾、原画撮影、印刷、陶板転写、レタッチ、焼成などの工程を経る。作品を遮るガラ

          圧巻 大塚国際美術館を歩く

          【カワセミレポート 240503】抱卵を継続中!

          空堀川上流域のカワセミペア、交代での抱卵が続いています。メスの巣穴に籠る時間は長く(1時間を超えます)、オスも30分を超えています。 巣穴下にやって来たオスがしびれを切らして巣穴に入り、巣穴の中で抱卵を交代してメスがやっと巣穴から出る。そんなシーンが繰り返されています。 今朝(3日)、ペアが抱卵を交代するシーンを動画を含めて撮りました。卵の孵った証となる殻出しまで、もう少しかかります。

          【カワセミレポート 240503】抱卵を継続中!

          兵庫県朝来市 竹田城跡を歩く

          今年のGWは、4/27~5/6までの10日間。合わせたつもりはなかったものの、旅行会社の宣伝文句に釣られて2泊3日のツアー(4/27〜)に参加。順に天空の城「竹田城跡」、大塚国際美術館、最終日に世界遺産の「姫路城」と周る、運よく天候には恵まれた。 竹田城は、播州・丹波・但馬の交通上の要地(今の兵庫県朝来市)に、嘉吉元年(1441)、山名氏により築城された。縄張りの規模は南北約400m、東西約100mを測る、あの雲海に浮かぶシーンを頭に描きつつ、現地ガイドさんの案内でこの地の

          兵庫県朝来市 竹田城跡を歩く

          ネット時代のまちおこし 2024

          地域の様々な活動の総会シーズン。どっとネットの会も年度の区切りとなる定期総会(第8回)を上北台公民館で開催(4/24)。コロナ禍以降、会の活動(定例会やプロジェクト活動)の変化もあって、今総会もZoomによるリモート参加を取り入れて開催。 「ネット時代のまちおこし」に取組む会の主な活動は、地域の情報発信と地域のシニアへのデジタル化支援。そのための4つの大きな枠組み(❶.どっとネットの情報発信、❷ 地域のデジタル化支援、❸ DX 元気に楽しく技磨き、❹ すそ野活動)が決まった

          ネット時代のまちおこし 2024

          【カワセミレポート 240420】いよいよ抱卵が始まった!

          空堀川上流域のカワセミペア、いよいよ抱卵!産卵を終えメスの巣穴に籠る時間が長くなり(1時間を超えます)、オスも30分を超えるようになっています。 今朝(20日)、交代で巣穴に入るメスのシーンを動画で撮りました(1/2倍速)。交尾の画像は数日前(17日)のものです。 卵の孵った証となる殻出しまで、3週間ほど変化の少ない時間が過ぎます。

          【カワセミレポート 240420】いよいよ抱卵が始まった!

          【カワセミレポート 240416】繁殖期の主導権はメス

          ブログ記事( カワセミの求愛給餌が続く )から1週間、空堀川上流域のカワセミペアのその後を報告しよう。早朝、ペアの縄張りで給餌や交尾が繰り返されている。巣穴を出入りするペアの嘴に土は見られない。産卵期に入っている。 月曜(15日)の朝、巣穴の対岸から給餌のシーンと交尾失敗のシーン(GIF画像)が撮れたので、それを紹介しよう。観察の時間帯にメスの巣穴に籠る時間が30~40分、巣穴から出たメスが待っていると、オスが餌を運んでくる。相変わらず、メスの身体は重いようだ。 給餌の後

          【カワセミレポート 240416】繁殖期の主導権はメス

          【カワセミレポート 240408】カワセミの求愛給餌が続く

          カワセミペアの間でみられる求愛給餌。空堀川上流域を縄張りとするカワセミペア、昨日(8日)の朝、その求愛給餌のシーンをいくつか撮った。オスが餌を差し出し、それをメスが受け取ることで、互いの信頼関係や協力関係を深めるという。 また、繁殖期における求愛給餌はペアの絆を深めるだけでなく、繁殖成功のための信頼関係や情報伝達の手段なのか、求愛給餌から直ぐに交尾にいたることも多い。この日の縄張り待機は5時40分、待つこと十数分で餌を咥えたオスが現れた。 何度か給餌が繰り返されたが交尾に

          【カワセミレポート 240408】カワセミの求愛給餌が続く

          【カワセミレポート 4月7日2024】産卵はまだと見た!

          空堀川上流域のカワセミペア、いつもの縄張りで早朝に給餌や交尾のシーンがしばしば目撃されている。(残念ながらよいショットが撮れていない) 巣穴に籠るメスの時間も長くなってきています。そのメスが巣穴から顔を見せるメスの嘴には未だ土が見えます。 カワセミは産卵期に卵を5〜7個を、多分、数日をかけて産むとみられている。卵を温め始めるのは全ての卵を産んでからではないのか? だから、既に幾つかの卵を産んでいるのではないだろうか。そんな意見も仲間内では飛び交っています。 確かに、数日か

          【カワセミレポート 4月7日2024】産卵はまだと見た!

          【カワセミレポート 240401】東大和の夏日 メスも巣穴を掘る

          昨日(31日)は朝から晴天、各地(関東甲信越)で気温が上がり、25度以上の夏日となった。東京都心などでは統計開始以来、3月では最も高い気温になったとか。そして、予報では今日から木曜日まで傘マークが見える。 それを見越した訳ではないが、昨日は日曜、早朝からカワセミペアの観察、午前中に紫木蓮(シモクレン)のその後を確認、そして午後には③農園の点検、とそれぞれ回ってきた。まずは前回記事に続くカワセミ報告となる。 産卵に間に合わないと読んだのか、いよいよ、メス(マザー)自身による

          【カワセミレポート 240401】東大和の夏日 メスも巣穴を掘る

          【カワセミレポート 240330】巣づくり佳境!カワセミペア

          空堀川上流域のカワセミペア、そのオスによる巣づくりが続いている。今朝も巣穴下でしばらく待機していたオスはメス(マザー)が近くにやってくると促されて巣穴に飛び込む。メスが去って、また戻って来ると、再びオスは巣穴から姿を見せて巣穴に戻る。 巣穴から出て来るオスの嘴には土がついており、メスが巣穴に籠るシーンは少ないので、メスの産卵にはもう少し時が必要なのだろう。そんなシーンが繰り返されていた。小1時間の観察を続けていると...、 今朝は急に北の方からやって来た霧に包まれた。大和

          【カワセミレポート 240330】巣づくり佳境!カワセミペア