Junpei 東大和

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Junpei 東大和

地域のポータルサイト・東大和どっとネット(https://higashiyamato.net/) をつくり、仲間と一緒に「ネット時代のまちおこし」に取り組んでいます。主にはWordPressとFC2、FB、X(Twitter)とLINEでした。note を知り衝動買いしました。

マガジン

  • カワセミレポート

    空堀川の上流域をカワセミのメス(マザー)が縄張りとしています。ここには、水があり、餌となる魚がいて、何よりも巣穴を確保できます。カワセミにとって、産卵して雛を安全に育てるためには巣穴が必要です。空堀川には巣穴をつくるのに適した土壁がほとんどありませんが、巣穴をつくることができます。空堀川のこの場所は両岸の南北が高い擁壁となっており、その擁壁に雨水排水管が配置されています。カワセミは産卵期にこの雨水排水管のいくつかを巣穴にします。そのままでは巣穴にすることはできず、長い排水管の奥の土壁を掘って巣穴用にします。産卵して卵が孵化するのに約3週間、その雛が育ち巣立ちを迎えるまでに約3週間、最低でも子育てにはこの約6週間が必要です。カワセミは年に2〜3回の産卵を繰り返します。そんな様子をこのマガジンでお届けできたらと思います。

  • だべりサロン&カフェ

    • 7本

    「読み書きスマホ」の時代です。東大和市の5公民館でスマホの相談会(だべりサロン)を月一開催しています。シニアを対象の「スマホを通じた身近でできる支え合い」、東大和市の最前線です。

最近の記事

【カワセミレポート 24/10/29】縄張り争い 秋の決着

ブログ記事( 縄張り争い 嵐の前の静けさ )のその後の報告となる。空堀川上流域の縄張りの外れで続いていた雄鳥と若い雌鳥の縄張り争いは決着がついたようだ。 時折紹介する空堀川の上流域は、元々、カワセミの母鳥(マザー)が守ってきた場所で、東西の大きな橋と橋の間の500メートルほどの距離。今はその縄張りの上流側①を母鳥が、縄張りの外れとなる下流側③の大きな橋の辺りを若い雌鳥(雄鳥から縄張りを奪った)が、縄張りとしている。 そして、縄張りを奪われた形の雄鳥はその中間あたり②を拠点

    • 【カワセミレポート 24/10/22】縄張り争い 嵐の前の静けさ

      先日のブログ記事( 上流域の外れで縄張り争い )の続き。雄鳥と若い雌鳥が縄張りを争うこの場所は、縄張りの主・母鳥の棲み処から東へ350mほどの距離。上流域の外れとしたが、この距離、本来ならばひとつの縄張りなのだろう。 連日の睨み合いと争い(バトル)が繰り返されており、お仲間からの情報によると、今は、若い雌鳥が争い優位にあるという。今朝(10/22)もこの縄張りの中心となる大きな橋の辺りで、若い雌鳥が悠々と餌取りに励んでいた。 縄張りを奪われた形の雄鳥は、50m程離れた梯子

      • 【カワセミレポート 24/10/14】上流域の外れで縄張り争い

        空堀川上流域で久々の母鳥を確認。今朝の6時前、ジッと橋の下の標識板に佇んでいた母鳥は、イソヒヨドリに追い立てられて、いつもの梯子と河原に戻っていった。 母鳥を追ってきたイソヒヨドリ、近くの柿の木には何羽かのヒヨドリが賑やかにさえずっていた。この縄張りのいつもの落ち着きを見届け、中流域に向かった。途中の大きな橋の袂で、そこを縄張りとする雄鳥と幼鳥のメスが睨み合いをしているシーンに遭遇。 観察を続けるうちに、2羽のバトルに発展した。この時期、空堀川のそこここでカワセミの縄張り

        • 【カワセミレポート 24/10/11】決まった主は未だいない

          久々の晴れ!ほぼ1週間ぶりのカワセミ報告かな。三番子の子育てが終わってほぼひと月、空堀川上流域は静かな朝が続いている。お目当ては縄張りの主の母鳥だが、残念ながら朝の食餌タイムが終わると最近は直ぐに隠れ家(橋の下)に入ってしまう。(お仲間からの報告)今朝は雄鳥が1羽、静かに佇んでいました。 ということで、母鳥には会えずじまいで、中流域に足を伸ばしてみました。こちらで今朝はメスの1羽を確認。先日この場所の報告をした2羽の雄鳥は、この場所にやってきて毎日、睨み合い(縄張り争い)を

        【カワセミレポート 24/10/29】縄張り争い 秋の決着

        マガジン

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        記事

          中山道 奈良井宿を歩く

          立川から八王子経由中央自動車道、そして、諏訪湖SAで釜飯弁当の昼食。カミさんに誘われ参加した一泊二日のミステリーツアー、バスの2台仕立てで64組が参加した。そこから向かった先は塩尻市の奈良井宿だった。 江戸時代に整備された五街道のひとつの中山道、その街道の木曽谷を通る街道部分(木曽路)に11の宿場町、そのひとつが塩尻市にある奈良井宿。江戸っぽい面影を色濃く残し、奈良井川に沿って約1キロメートルの距離のまち並みが形成されていた。 江戸時代と現代の文化が融合した情緒あるスポッ

          中山道 奈良井宿を歩く

          【カワセミレポート 24/10/03】縄張り争い 並んで睨み合い

          記事 ( 個で縄張りを持つカワセミの秋 )から2週間ぶりのカワセミ報告。今夏3回の子育てが繰り広げられたいつもの空堀川上流域だが今は静か。縄張り主のマザーも、短い朝の餌タイムを終えるとなかなか姿を見せなくなる。 昨日(3日)の朝、下流の中流域に足を伸ばした。普段はカキタロウと呼ばれるカワセミ雄の縄張り(支流)に1羽のメスを確認。さらに、そこから少し離れた本流側の河原では2羽のオスが並んで睨み合いを続けていた、縄張り争いだ。 この睨み合い、ここ数日間続いているとのこと。並ん

          【カワセミレポート 24/10/03】縄張り争い 並んで睨み合い

          【カワセミレポート 24/09/20】個で縄張りを持つカワセミ

          先週の報告( 静けさが戻った )に続くカワセミ情報。今朝の空堀川上流域の様子をお届けしよう。一番子(5羽)を6月2日に、二番子(4羽)を7月24日、そして三番子(4羽)を8月30日に、それぞれ巣立ちした幼鳥たちが無事に縄張りから飛びった。 カワセミは個で縄張りを持つ、自分の子といえども縄張りを共にしない。母鳥の生活に静けさが戻った。3回の子育てを終えた母鳥は、縄張りを守るだけの静かな生活に戻り、監視を続け、たまに侵入者の気配を感じると、その追立に向かう。 一緒に過ごした雄

          【カワセミレポート 24/09/20】個で縄張りを持つカワセミ

          【カワセミレポート 24/09/12】静けさが戻った

          「暑さが止む」季節に。「微笑ましい三番子の今」に続くカワセミ報告。8月末の巣立ちから2週間が過ぎ、火曜日(10日)からこの縄張りに三番子の姿がない。とうとう今夏の子育てが終わり、この縄張りに静けさが戻った。 三番子の幼鳥(多分4羽)はどこかへ旅立ち、今はまた、残った成鳥の雌(母鳥)がこの縄張りを静かに守る。三番子の子育て期間中に姿を見せなかった雄鳥がこの縄張りに戻ってきたが、あまり母鳥に相手にされていない。 縄張りを守る母鳥の様子を今朝(12日)の観察画像でお届けしよう。

          【カワセミレポート 24/09/12】静けさが戻った

          【カワセミレポート 24/09/08】微笑ましい子育て

          空堀川上流域の7日(土)朝、巣立ちして9日目、微笑ましい三番子の子育て風景が繰り広げられている。6月2日の一番子(5羽)、7月24日の二番子(4羽)の巣立ちに続く、三番子の子育て風景。 カワセミはひと夏に3回産卵する。今、母鳥も4回目の産卵はないためか、子育てにも余裕の時間を持つようだ。幼鳥たちも縄張りの比較的近くに留まっていて、縄張りのそこここで微笑ましい風景をみることが出来る。特に、早朝の食事タイムには..。 母鳥に餌をねだったり、自分で小エビを獲ったり、ジッと母鳥が

          【カワセミレポート 24/09/08】微笑ましい子育て

          【カワセミレポート24/09/02】三番子の今

          8月29日(木)の朝、三番子2羽の巣立ちを報告した。一度は顔を覗かせていた3羽目とそれに続く幼鳥の巣立ちは翌日以降(?)に持ち越されていた。そして、翌日は終日の雨。三番子の巣立ちが4羽だったのか5羽だったのかは、しかと確認が出来ていない。 今回巣立ちした幼鳥たちは縄張りの比較的近くにいて、土曜(31日)も観察を続けたお仲間からの報告によると、少なくとも4羽の幼鳥が確認できているとのこと。昨日(1日)の朝、東大和市の日の出タイムは5時15分、小雨の合間を縫って観察に向かった。

          【カワセミレポート24/09/02】三番子の今

          【カワセミレポート24/08/29】三番子の巣立ち

          8月29日(木)朝、空堀川の上流域、待望のカワセミ幼鳥の巣立ちを確認した。6月2日の一番子(5羽)、7月24日の二番子(4羽)に続く、今夏三番子の巣立ちとなった。 5時過ぎから、餌断ちなど、母鳥による雛たちに巣立ちを促す行動が繰り返されていた。見守りのお仲間8人ほどが待機していた対岸の巣穴から1羽目が5時30分頃、2羽目が5時50分頃、元気よく(?)飛び出していった。 ここ暫く、雛たちへの餌運びなど、シングルマザーの如く頑張っていた母鳥の活躍のお陰だ。 今朝は母鳥による

          【カワセミレポート24/08/29】三番子の巣立ち

          【カワセミレポート 24/08/27】縄張りで異変

          空堀川上流域のカワセミペア、今夏三番子の巣立ちが秒読みとなって来た。そこで今、異変が。三番子の雛たちへの餌やりが母鳥のみで、シングルマザー状態となっている。 そして、三番子の巣穴近くで縄張り争いが起こった。それも争っている母鳥の相手は、ここで生まれた幼鳥らしい、親子での争いのようだ。幼鳥は母鳥に追われるだけでなく、時折母鳥に向かっていくこともある。雄鳥がいれば、幼鳥を追い払うのだろうか。 親子での争い、この縄張りの世代交代につながっていく動きなのかも知れない。 今は餌と

          【カワセミレポート 24/08/27】縄張りで異変

          初心者のスマホ講座を毎月開催!

          どっとネットの会が進める「スマホを通じた身近でできる支え合い」の活動、①5公民館で毎月開催のサロン・スマホ相談会と②初心者向けのスマホ講座、2つの公開型活動を今月も開催している。 市内の公民館のどこかで月1回開催の初心者のスマホ講座、先週(15日)は上北台公民館で開催、参加者は11名。講師は携帯キャリア会社と連携したスマホアドバイザー。初心者にも分かりやすく、やさしい言葉でスマホの基本を「自分のスマホ」で学ぶ。 講座の後半は「LINEの基礎編」、何人かのLINE未経験者も

          初心者のスマホ講座を毎月開催!

          【カワセミレポート 24/08/18】母鳥の奮闘

          台風の去った土曜(17日)の早朝、空堀川の上空には大きな雲が。雲に陽射しが遮られ気温はそれほど高くない!カワセミ観察に向かう。この縄張りでは、給餌タイムになると巣穴で育つ三番子の雛たちへの餌運びが20~30分毎に続けられている。 今、三番子への餌運びは母鳥中心に行われていて、雄鳥は下流の方で行動し、時折、この上流域にやってくる。餌を咥えて巣穴に飛び込む母鳥の様子を動画で、また、母鳥の水浴びを終えて飛んでいく姿を連写で捉えたので紹介しよう。 お仲間によると、7月25日に巣立

          【カワセミレポート 24/08/18】母鳥の奮闘

          【カワセミレポート 24/08/07】三番子 卵が孵った

          先日のブログ記事( 二番子の今 )で、7月24日、25日に巣立ちしたカワセミ二番子の頑張っている様子をお伝えしてきた。そして、火曜(6日)の朝、3つ目の巣穴で卵が孵った。そう、カワセミペアの今夏三番子だ。 卵が孵った証となる親鳥による卵の殻だしが確認された。(熱心に観察を続けるお仲間からの報告) それ以降、孵った雛たちへの頻繁な餌遣りが始まっている。翌水曜(7日)の朝、雄鳥と母鳥が交代で巣穴に餌を運ぶ姿が見られた。 カワセミペアによる餌やりタイムの回数からすると、孵った雛

          【カワセミレポート 24/08/07】三番子 卵が孵った

          【カワセミレポート 24/07/30】二番子の今

          先日の記事( 二番子の巣立ち )で、観察を続けるカワセミペアのこの夏二番子の巣立ちを報告した。7月24日、25日の二日間にわたって計4羽の巣立ちが確認されている。 今回の二番子、今は未だ縄張りのそこここで、あるいは縄張りから少し外れた場所で、親鳥から給餌を受ける姿がみられる。時折は、餌獲りの特訓をしている姿も。カワセミの習性では親と子の生活は1週間から10日。 間もなく親鳥からそれぞれに独り立ちを迫られ、この縄張りから追われることになる。 母鳥の様子もお伝えしよう。母鳥

          【カワセミレポート 24/07/30】二番子の今