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兼任オタクが二兎を追う話

仕事のときには一切頑張れないことが趣味だと頑張れるのはなんででしょうね
私は今この記事を大阪から帰る電車の中で書いています。汗が吹き出す終電、思い思いに皆様が遊んで帰る土曜の夜ですが、紛れもなくこの車両の中で最も本日の移動距離が長い自信があります。マジで他人がやるって言ってたら止めるやつな

7/29(土)、まさかの現場日程重複
しかも名阪
やられました。いや誰も悪くない、勝手に2つのグループを愛したこっちが悪い
BOTのチケットは解禁間もないくらいに早々に取ってたんですよ。運良くFCチケットで平和に当たりましたので…
さらにもともと7月23日は地元で夜に用事があった関係で埼玉公演は頭から諦めておりまして、結果として先週の記事が物語るようにウルフの関西2daysに行くことにしたわけですが、それもあって今回のBOTは大阪に全賭けでした。
そしたら情報解禁されるじゃないすか。
名古屋CBCまつり…いや名古屋は個人的には行動圏なわけですよ。休みさえ被ればしれっと行ける場所。そうやって今まで何度も名古屋公演に足を運んできた。
しかも外部イベントなんですよね。シンプルに夢者修行なら先週行ったし思い残すことないかなってくらい満喫したし今回はどうしようかなって思えたかもしれませんが、外部イベントでぶちかますウルフは正直めちゃくちゃ見たい。推しグループが知らない人たちの前でハイクオリティなパフォーマンスを遺憾無く発揮して「あの子たち上手いね〜」と言われることからしか摂取できない栄養があります。奇しくもGENERATIONSの今年の「夢者修行」ことフェス行脚から知ってしまったこのカタルシス、味わいたい…! 行きてえ!
結論は見えてましたね。

ということで限界レース名古屋大阪、実行してきました。しんどかった…でも楽しかった!
地元駅から新大阪まで移動して新大阪から名古屋まで2駅、11時半着! 東山線で栄まで移動し、栄から久屋大通方面へ歩いて移動。この時点で汗だく。名古屋暑ない? 大阪も大概やけど名古屋もまあまあやべーな! そして天気が良い! 青空の下の狼たちに期待が高まるが同時に命の危険も感じる! 死!
ひとつ良かったのは現地着いた瞬間に会場がどこかめっちゃわかりやすかったことですね 地上出た瞬間JIM BEAMのフェス会場にぶち当たってうお!? ってなった 行きたい! しかし今日は行けない! 無念!
しばらく歩くと出店が並んでる横に派手な歩道橋があって、高いところが好きなアホなのでそっちを通って行ったわけですが、そこがドンピシャでCD販売待機列であのときの私はちょっと持ってました。ラッキーでした。クソ暑い中歩き回るだけでステータス異常くらうから手軽なのが一番助かる
待機列私が行ったときは結構短くて本当にすんなり買えました。はじめは外部イベントだからかなーと思ったけど後から結構列ってたのでシンプルに場所がわかりにくかった説ありますね
さくっとCD予約して開演までは時間があったので先に腹ごしらえをしました。早速真昼からレモンサワーを入れる暴挙。体温上昇による熱中症リスクが高まるので真似しないように…

優先エリアのチケットは華麗に外れていたので柵の外から待機していましたが、そこそこ人もおり通行人も視界に入り、という雰囲気。
まずはEXPG生のステージ。今日がBOTだと知ってか知らずか(絶対知ってる)、一曲目がSUPERSONICでびっくり。超難易度ダンスに挑んでいました。
オープニングアクトとは言いながら流石のPGクオリティでした。
ラジオパーソナリティも務めるSTELLAθさんもEXPG生で結成されたグループだそうで、全然知らんかったけどあそこのコーナー実質EXPGコーナーだったんですね…??? 文字通りのくっく凱旋公演だったわけだ。おかえり!!!
というわけでウルフの外部イベントフリーライブが開催と相なったわけですが、今回の公演いつもと違ってイヤモニが導入されててアガりました。夢者では基本的にないからな! 何だか音源に対しての声の載せ方や出力の加減など、とりわけ「Sweet Rain」のパフォーマンスがめちゃくちゃ良かったように感じました。普段が150だとすると今回170みたいな。いつも100超えててガバガバで何の参考にもならないあれですが聴けて幸せでした。そうあとは歌詞が頭に入った状態でこちらも聴いているので、それがなおさら感動を募らせたっていう説もある。とにかく素晴らしかったです。周りの人も足止めてました! 私の後ろにいたおばちゃんが「すっご…」「うまいなあ」とお隣のおっちゃんに話しかけていました。道理! 道理です! 然り! 私はこれを聴くためだけに遠路はるばる東海まで来たんですよ(ニチャア)
MCでは暑さもあってか結構みんな危うかったけど、シメの亮司くんの壮絶な噛みに最大瞬間風速で情緒が持っていかれて言葉がなかったです。やっちまったって顔をするのがまたかわいい。
やっちまった案件といえば他にもまあまあなやつがあったんですが、それはもう武士の情けということで駿河湾に沈めておきます。

特典会はいつもよりややゆっくりでした!
解禁前の情報は流石に教えてくれませんでしたが笑、好きな表情のボードを作って行ったらみんなその顔してくれて私が速やかに召されました。みんな可愛すぎたよ! 並びがギー→すー→くく→りょじだったので最後の亮司くんのところで思わず「カワイイッ」って蛙亭のイワクラさんがパン屋のお姉さんやってる時みたいな声が出た。流石に懺悔。おまわりさんわたしです
ちなみに来週家族旅行と称してナガシマ行きを捩じ込んだんですが、ナガシマ行くことにしたよ〜というボードを作っていったところ、ギーちゃんとくっくに心底羨ましそうに「いいなぁ〜」というリアクションをされたので彼らも行けばいいと思います。ていうか公的にコラボしたらいいと思います。それYouTubeとかに載せたらもう俺によしお前によしアイツによしだよ。三方よしです。関係各位はご検討いただけたら幸いです。

で!
特典会もそうのんびりしてられん、時刻は15時15分頃。
久屋大通をダッシュしJIMBEAMのステージを横目に地下鉄へ駆け込む私。悪いけどウルフはここまで! 残りも楽しんで! 断腸の思いで会場を後にする。
念入りにシミュレーションを重ねた乗り換えフローを丹念に実行し、なんとか15:30頃の新幹線に飛び乗る。BGMは完全に「VIVA SUMMER!!!!!!」である。スケブもボードもグッズもいぬも持ってたけど手ぶらと言い張ります!(手ぶらとは)
東海道新幹線が当日やや遅延していた関係で本来乗る便ではなかったのですが、そこは自由席のフレキシビリティ、ことなきを得ました。そわそわしながら到着時間を計算、あらゆるルートの探索。結論として御堂筋線→長堀鶴見緑地線が最適解とし、新大阪降りてまたダッシュ! しぬ! 16:20頃の電車目指して走る! 乗ったら次は心斎橋! 乗り換え!
この模様はちなみにほぼリアルタイムでインスタのストーリーに更新していましたが、リア友を含むまあまあな数の人に見られていて軽く気が遠くなりました。良い子は絶対やらんように。

開演約5分前に会場着! 自分ひとりがバカやってるかと思いきや割と同じ時間に来る人がたくさんいた。さすがにドーム級ともなるといろんな客がいます。私がいえた義理ではないけどライブの時は余裕を持って行動しましょう(本当に言えたことじゃなくて引いてる)
開演は5分押しくらいでスタート。BOT初参加なのでブチ上がりました! やはり今まで単独公演はGENERATIONSしか行ったことがなかったので、他グループのパフォーマンスを見て新たな発見や感動がたくさん得られました。とりわけTHE RAMPAGEのRIKUさんは元々好感度高かったですが、あんだけ歌って踊る姿を見せられたら彼にはもう2人分くらいの褒賞があって欲しい。素晴らしかったです。あとBALLISTIK BOYZのライブにめっちゃ行きたい。絶対たのしい。多分時間の問題。そう遠くないうちに行きたい…
印象的だったのはGENERATIONSの全アクトと各グループのコラボ楽曲、それからパフォーマーズバトル。これはもうBOTならではの醍醐味という他ない。ありがたい…ブッかましてる中務さんが最高でした。あとやましょーさんとさのさん! トップバッターの隼くんも最高やった。見応えありました。多分あれを見にいってる側面もある。バリは全曲アガれてめっちゃ楽しかったな〜 多分音楽的に好みが合うんよね

天井までを効果的に使った光の演出、なんかUSJでも来てるみたいでテンション上がった。あれはJr. EXILEをキャスティングした総合エンタメ芸術なんだと理解した
そういう意味でやはりEXILE TRIBEもといジュニエグのエンタメスキルってめちゃくちゃ高いなと。歌とダンスだけでパフォーマンスするのではなく、それらをメインに据えつつ損ねることなく更に「楽しませる」ところまで及んだものを出そうとしている、そんなふうに感じました。
4時間近くに及ぶライブは本当に体力勝負でしたが、ものは試しといってよかったです。推しグルも推してないところも全部良かった。そうそう、タイのグループは楽曲が全部すごく良かったですね。印象的なフレーズのリフレインだったりコールだったりがすごくキャッチーで楽しかった。ビジュアルも絶妙に超東京(超バンコク)にいそうな感じに寄せてたのか元々あんな感じなのか、世界観に合致していてめちゃくちゃかっこよかったです。海外からの招聘まじで価値がある。
ほんとにあのストーリー準拠のアニメ見たいな。どハマりするのが目に見えてるのに…

ということで名阪珍道中いかがだったでしょうか?
疲れが溜まりすぎたせいでいま実はまあまあ体調を崩していますが、楽しかった思い出があるのでよしとします!
これからも元気に落ち着かない大人をやっていきます。ただ、何度も書きますが開演ギリギリの到着は関係各所に迷惑になりますので、叶うことならなるべく早めに着くように余裕を持って行動しましょう!
私ももう二度とやらない!

なるべくなら今後、両者の現場が近いもしくは日程が重複しないことを心の底から願うオタクでした。

頂いたサポートは映画、文学、芸能、またはそれに類する業界に正規の手法で支払います。より良い未来を、クリエイターの幸福を、未だ見ぬ素敵な作品を祈って。