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転職と天職

先日、朝渋でYouTuberのUtsuさん(youtubeはこちら)のお話を聞いた。
「適職の結論」という本が発売になったばかりのところでイベントに来てくださったのだ。

とても活舌のいい方で、どれどれ、と話の内容をじっくり聞きたくなるような方だった。

そんなUtsuさんが今回朝渋メンバーに語ってくれたのは、「自分の方向性は自分で見据えろ」ということ。

■自分の弱点で落ちるな。

そもそも弱点のない人間なんていない。
弱点はだれでも持っているもの。一見マイナスイメージな話でも、
「それはそういうものだ。そういう人間なんだ。」
と受け入れればよい。

転職を考え始めるタイミングってそれぞれだとは思いますが、人間関係(職場環境)、仕事の内容、今後のキャリア、自分の資質との乖離、などが主な理由かな、と思います。
じゃあ次の仕事はどういう仕事がいいのか。
今の職場、じゃなくて、もっと何かが叶えられる職場・・・まず初めに向き合うのは、「自分の資質」「スキル」そして、「将来の展望」などがあげられると思いますが、その「自分の資質」って、どうやって見つけていますか?
私はストレングスファインダーなど、客観的な意見をまず求めがち。
でも必要なのは、「自分の今まで大切にしてきた、自分が仕事をするうえで大事だと思うことを自分で考える」ということ。
これぞまさに「向き合い」だと思いました。
じゃあそれはどうやって見つけるのか。

それは自分が「成功した」ときのスキル

往々にして人って「失敗したとき」の自分を振り返り、「ここが足りなかった、次はしないように頑張るぞ」と反省をすることが多いと思うんですよ。でもそれは違う、とUtsuさんは言います。
成功したときに使ったスキルが、自分が一番得意とするスキルである、と。
そこを伸ばすのが、資質を生かして生きたいように生きる一番の近道だ、という考え方なんですね。
なるほど、と思いました。それがまさに、自分の資質をすぐに活用できる要素であり、成功へ導く積み上げるべき要素が詰まっていますよね。
「弱点なんて誰しも持っているんだから、それはそれとして受け入れるだけでいい」と、講義の中でUtsuさんがおっしゃっていました。
私は「失敗や弱点をいかに克服して、穴を減らす努力をすることこそが前に進むことだ」と考えていたので、目からうろこでした。
うん、それなら私にもできるかもしれない。

■自分の資質を六角形で考える

成功スキルがだんだん見えてきた人は、その資質を六角形の頂点にあてはめます。どのスキルがどれぐらい得意なのか、またその中で伸ばすべき部分はどこだろうか。客観的に図示化するとより資質が見えやすくなります。

成功体験をたくさん思い出し、資質を洗い出して、自分に合った「天職」をみんなが見つけられるといいですね。

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